ブレーキは命を守る最重要パーツ。
汚れをそのままにしておくとこんな音が鳴るように…。
走行していくと徐々にブレーキ周りに汚れが付着、制動力が落ちていきます。
今回は、汚れ具合に合わせて2種類のディスクブレーキ洗浄方法をご紹介します。
ディスクブレーキの洗浄方法2つ
・パッドを付けたままクイック洗浄
・パッドを外して漬け込みしっかり洗浄
ブレーキの効き具合、音鳴り具合をみて洗浄しましょう。
①パッドを付けたままクイック洗浄
一番簡単にできる洗浄方法です。
少し汚れが気になるときや、ライド後の洗車と一緒にやるのがおすすめです。
洗浄方法
キャリパー→ローターの順に洗浄します。
上から下へ流すようにスプレーした後、しばらく放置、最後に油分のついていないキレイなウエス(ペーパーウエス可)で浮いてきた汚れを拭き取ります。
②パッドを外して漬け込みしっかり洗浄
「パッドが滑るような感覚がある」というときや、ブレーキダストがこびりついている場合は、パッドを外してしっかり洗浄しましょう。
洗浄方法
①パッドを外す
②パッドをディスクブレーキクリーナーに漬け込む
この時、クリーナーのキャップを使用すると便利です。
③漬け込んでいる間に、ローター、キャリパーの順に洗浄
いずれのパーツを吹く時も油分が付着していないキレイなウエスで拭きましょう。
④パッドをキレイなウエスで拭き取る
パッドを漬け込む理由は?
汚れがそんなに酷くない場合はパッドをつけたままでも十分洗浄できますが、
「雨の日のライド」「長期メンテナンスをしていない場合」にはパッドを外さないと汚れを落としきれない場合があります。
マックオフのディスクブレーキクリーナーには、洗浄剤の他にコンディショナーが含まれており、
汚れを脱脂するとともにカサカサになったパッドに適度にうるおいを持たせてグリップ力を復活させる力があります。
脱脂するだけでは、パッドに使用されているレジン(樹脂)もカサカサになってしまいます。
適度に潤いをもたせることで、効果的にパッドを洗浄することが出来ます。
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油分が付着しないように対策を
ディスクブレーキはゆぶんが点滴です。
コーティングやエアゾールタイプのルブをスプレーする時はもちろん、石油系溶剤の入ったディグリーザーがパッドやローターに付着してしまうと、著しく制動力が落ち、音鳴りの原因となります。
油分が付着しないためにもDISC BRAKE COVERSでしっかりと保護しましょう。
今回使用したアイテム
ブラシ・洗車アイテム