2025年のツール・ド・フランス・ファムは、GIROヘルメットを着用するチーム・ヴィスマ所属のポーリーン・フェランド=プレヴォが見事な走りを見せ、総合優勝を飾りました。
フランス人レーサーがツールドフランスファムで総合優勝するのは、1989年以降なく実に36年ぶりのこと。
男子では1985年のベルナール・イノーが最後となり、母国では大きな盛り上がりを魅せています。
レース期間中、フェランド=プレヴォ選手はGIROのエアロ型ヘルメットと、エアロ効果の高いAEROHEADの2種類のヘルメットを使用。
コースや選手の特性に合わせて使い分けられています。
レース序盤から安定した走りを見せ、難関とされた第8ステージ(ラ・マドレーヌ峠)では力強いアタックを成功させライバルを大きく引き離しました。最終ステージのジュ・プラン峠では激しい追撃を受けましたが、冷静な走りでマイヨジョーヌを守り切りました。
また、同じくGIROヘルメットを使用した男子チームもチーム総合優勝を達成しており、男女ともに勝利を手にするとともに、大会を通じて数々の危険な落車から選手を守る役割も果たしました。