2025.10.17

GIROグラベルシューズ【 GRITTER 】グリッターの本質に迫る!

みなさん、こんにちは!
Giro Studio Tokyo 内田です。

GIROのSPD(ダート)シューズラインナップの中でもトップグレードとなるモデルの
【 GRITTER 】グリッターシューズ
ロードシューズで例えるならば、IMPERIAL II に相当するGIROシューズのフラッグシップモデルだ。

GRITTERシューズが、どんな使い方・用途に優れた能力を発揮するのか、
どんな使い方が適しているのか、
性能・魅力、といった本質に迫ってみる。

【 GRITTER(グリッター)シューズ 】

荒れたダート、ガレた岩場、柔らかい土など、あらゆる路面を想定し、その性能を如何無く発揮してくれるグラベルシューズのGRITTER(グリッター)。
性能面で特筆すべき点は、3つ!

・柔らかく足にフィットする高耐久素材のメッシュアッパー

まず初めに、GRITTERシューズに足を入れた瞬間に感じられるのが、このアッパー素材の柔らかさ

GRITTERシューズに採用されているアッパーは、ロードのIMPERIALシューズ同様の、Synchwire(シンクワイヤ)と呼ばれるメッシュアッパー。
これは、日本でもよく知られる繊維メーカー:Teijin®社との共同開発によって生み出される特殊素材。

薄く柔らかいのに、デイリーユースにも耐えうる強度と耐久性、そして、ライドに不可欠な通気性・柔軟性といった快適性能を備えつつも、軽さと相反する堅牢性など、全てをバランス良く兼ね備えるべく専用設計された特殊なメッシュアッパーです。

しかも、このGRITTERシューズに採用されている Synchwire アッパー(上写真)をよ〜くご覧いただくとわかりますが、ロードシューズのものと比べ、これまでよりメッシュの密度を高めており、強度・耐久性ともに向上させ、TPU補強(Thermo-Bonded)と裏地の強化シートとの3層構造によってダートシューズ向けに適正化しグレードアップしたものを新たに採用しているんです。

なので、より過酷なシチュエーション(ダートやガレ場など)でも安心してガシガシ使える!
というわけです。

・細かく、的確な微調整を可能にする最新のBOAダイヤル

「ミニマルデザイン」
超快適なフィット感を得るべく新設計された、全く新しい BOA Li2 ダイヤル。

足へのストレス低減にも定評ある ”ソフトレースガイド”(ワイヤーを支える柔らかい筒状のガイド)を採用した デュアルゾーン BOA Li2 ダイヤルは、高耐久・軽量コンパクトなフォルムへと、ボディ形状・素材をアルミニウムへ変更しより薄型コンパクトにロープロファイル化。

ダイヤルの動きもスムーズになり、細かいノッチによるマイクロアジャストとマクロリリースを可能にしています。
(締める、緩める、どちらの方向にも1mmずつ調整可能)

これまで同様に甲の部分に対称的に効率良く配置されるシンプルかつユニークな ”ダブル-ダブル” レースルーティングは、ソフトレースガイドにより、足の甲への不要な痛みやストレスを軽減。
ダイヤルを締め込む際にも、的確に、そしてやさしく足をホールドします。

・レスポンス良く、ダイレクト感の高いGIROオリジナルカーボンソール

GIRO独自開発によるメリットを存分に活かした Sensor™ ラバーと、Co-moldedカーボンコンポジットソールは、一体成形・溶着できることで、さらなる軽量化と高い剛性の両立、そして長期にわたる耐久性をも保持しており、バイク、そしてペダルとのコンタクト、密接なグリップ力とペダリングパワーの伝達に大きく貢献しています。

Sensor™ ラバーは、剛性・耐久性のみならず、その適度な柔軟性により、バイクから降りた際のダート路面でのグリップ、かかりの良さと、そのトレッドパターンは歩きやすさにも貢献。

このシンプルなトレッドパターンは、特に、長距離・長時間のライドになるような時、
疲労や、道の暗さなど、足の動きや操作が雑になってしまう場合などにも、簡単・シンプルな着脱の操作がしやすいことも、大きなメリット。

グラベルロード、そしてMTBのテクニカルなXCOコースなど、さまざまなダートシーンで優れた性能を発揮します。

【 NEWS!】

先月の9月には、UCI Marathon MTB World Championship タイトルを獲得した、我らが Keegan

彼はさまざまなタフなレースで、このGRITTERシューズと、そして、ロードシューズのIMPERIAL IIEMPIRE SLX II も、グラベルレースやMTBレースの、コースやシチュエーションに合わせ適材適所で使い分けています!

GRITTER シューズのカラーラインナップは、全3カラー

内田 雅樹
内田 雅樹
学生の頃よりMTB(当時はATB)に乗って長旅や、冬はスキーで山籠り… そんな日々を経て、自転車販売にも長く携わってきた経験も活かし、現在はGIROブランドとともにライドスタイルを提案。 休日には、好みのスタイルで、お気に入りのバイクを連れてご機嫌なライドへ出たり、アート鑑賞や読書にふける。 ロード、グラベル、MTB、CX、さらにキャンプ、クライミングへと、ますます多方面へ遊びフィールドを拡大中。