ソールを見なければサイクリングシューズとは思えないデザインは、スニーカーにこだわりの強いアメリカで育ったGIROのこだわりが詰まっています。
“ハイブリッドデザイン“とお伝えしても過言ではない、自転車ビンディングシューズの性能と、ウォーキングシューズの快適さを組み合わせており、サイクリングからそのまま街歩きにも対応できる作りになっています。
その理由を解明すべく‥
シューズを真っ二つに切ってみると(上がRUMBLE VR、下は同コンセプトの他社シューズ)「シャンク」と言われる、ペダルを踏み込む際シューズに剛性を持たせるためのプレートがつま先からかかとまで装備されていました。
下の靴にはクリート部分周辺にしか入っておらず、比較すると全面に装備されているRUMBLEはペダルを漕ぐという自転車にとって重要であり、当たり前の運動効率を引き上げてくれています。
そしてヒール部分の厚みが25mm、その厚みのうちミッドソールが16mm、トー部分の厚みは10mmとなっています。
ミッドソールのEVAフォームはしっかりとした弾力を持ちあわせており、かかとで着地する衝撃を吸収し、つま先で蹴るときにはソールの反りを妨げにくく、歩くという動作に忠実に作られ「快適さ」と「歩きやすさ」をを実現しています。
登山でシェアNo.1「Vibram」のソール、黄色いロゴが目印です。
数あるソールの種類の中で、歩くこととペダリングを兼ね備える「エコステップ」を採用。
登山シューズ用のソールブランドとしての歴史があり、さまざまな路面でのグリップを最大限確保してくれます。そんなヴィブラム社の歴史の中で、へー!っと思ったのがこちら。
・開発の始点は自身の体験した山岳事故から。
・ソール専門のメーカーであること。
・製品テストは必ず実地でのテストを繰り返すこと。
こういったストーリーがあると愛着湧きます!
イベントなどでRUMBLE VRを気にしているお客様にも伺ってみました。
1 ロードバイク
2 ミニベロ、フォールディングバイク
3 グラベルバイク
2番のミニベロ、フォールディングバイクは想像がついていました。
モールトンでのサイクリングに、ブロンプトンの輪行ライドに、ライド先での楽しみに美味しいご飯やきれいな景色。
誰もが行ってみたくなるような旅アイデアを伺っていると、「歩く」という目的と乗られているバイクから合わせるウェアは「より普段着に近いもの」。という選ぶ上での条件があるように見受けられます。
意外だったのが1番回答の多かったロードバイク
SLシューズからの履き替えという方、初のビンディングという方、フラットソールのTRACKERと悩んだ挙げ句にビンディングにしたくなったときのための保険という方
ロードバイクの楽しみ方がここ数年幅広くなっているな、と実感させられる回答。
トレーニングだけでなく自転車+α での楽しみ方がより浸透してきている感があります。
ロードにSPDペダルは邪道ですか?という質問を頂くこともあるのですが、ぜひもっと自由にシューズ選びをされてみてください。
ほんとRUMBLE良いシューズです。