GIROからリニューアルされたフラットペダル用シューズ「TRACKER(トラッカー)」が登場しました。

このモデルは、単に下りを重視したシューズではありません。
登りや押し歩き、徒歩移動まで含めた“トレイル全体”を快適にする設計です。
ゲレンデやパークのような限定された環境ではなく、里山のローカルトレイルのように、路面状況が刻々と変化するフィールドに対応する一足です。
・クッション性/地面グリップ重視
トレッキングシューズは、岩場や泥道での走破性、クッション性、足裏保護を重視しています。

ソールは厚めで柔らかく、地面でのグリップを高めるため凹凸の大きい形状です。
そのため、ペダルと足裏との接地感が薄くなりやすく、ペダル上での安定性に欠ける場合があります。

また、足を置いたときにソールがたわみやすく、長時間ペダリングを続けると疲労の蓄積につながることがあります。
・ペダル接地感/グリップ力重視
MTBシューズは、ペダルから伝わる路面の衝撃を吸収するため、ソールは比較的厚くなりがちです。

ソールはペダルピンがしっかり噛むよう、反りかえりの少ないフラットな形状を採用。
さらに、岩などに爪先がヒットしてもダメージを受けにくいよう、トゥ部分からアッパーにかけて硬めの補強が施されています。

そのため、ライディング中の安定性は高い反面、
ソールの硬さやアッパーの曲がりにくさから、押し歩きが増えると疲労を感じやすくなる傾向があります。
TRACKERは、MTBシューズのペダリング時の安定感やコントロール性能を維持しながら、歩きやすさも兼ね備えたモデルです。

ペダルとの接触面はフラット形状。
ピンがしっかり噛み、踏み込んだ際にペダルの感覚を感じることができます。

そのため、下りだけでなく登りでも安定し、ペダルを通じてバイクと一体感を感じられるでライドができる設計です。

一方で、つま先にはわずかなカーブを持たせています。
これにより、押し歩き時の蹴り出しが自然になり、歩行時のストレスを軽減します。


ローカルトレイルでは、登り返しや担ぎ上げなど、バイクを降りる場面も多くなります。
TRACKERは、岩などへのヒットに備えた補強を備えながらも、
歩行時に曲がる部分には適度な柔軟性を持たせています。



そのため、爪先が自然に曲がりやすく、踏み場の狭い急坂でもしっかり踏み込めます。
結果として、歩行時の疲労を抑えることにつながります。

アッパーは通気性の高い薄手メッシュと耐摩耗素材を組み合わせた構造です。

これにより、蒸れを抑えつつ耐久性も確保。
長時間履き続けても不快感が出にくい設計です。
乗る、歩く、担ぐ。
あらゆる状況で足を保護しながら、1日を通して快適さを維持します。
ゲレンデやパーク中心ではなく、バイクを降りて歩くシチュエーションが多いなら、TRACKERは非常に相性の良いモデルです。

ラインナップは、
・自然な締め心地の「FAST RACE(シューレース)」モデル
・確実に締め込める「BOA」モデル
の2タイプ。


どちらも、週末のトレイルライドを快適にする一足です。
2026年モデルカラー↓



