GIROのフルフィンガーグローブにおいて、圧倒的な人気を誇る2大巨頭「DND」と「TRIXTER」。
どちらもブランドを代表する名作ですが、「実際どっちを選べばいいの?」と迷う方も多いはず。今回は、数年以上どちらのモデルもガチで使い続けているスタッフが、リアルに感じる使い分けとそれぞれの魅力を徹底比較してご紹介します!
まずはGIROの不動の定番、DNDです。

DNDのアイキャッチ「Down n’ Dirty(なりふり構わず、泥臭く)」のように、
ハードなマウンテンバイク(MTB)からグラベルまでアグレッシブに扱えるのがこのグローブです。

手のひらが3つのパーツで構成(3ピース構造)されており、手の複雑な動きにしなやかに追従します。特に人差し指と中指の関節部分でパネルが分かれているため、ブレーキレバーを引いたときに「突っ張り感」がほとんどありません。

手の腹部分に2mmの薄型EVAパッドを搭載。長時間のダート走行でも路面からの突き上げを抑え、手の疲れを軽減してくれます。2mmという絶妙な薄さなので、ハンドルを握ったときの違和感やモタつきが一切ないのが見事です。

トレイルで枝に擦ったり、万が一転倒したりしても破れに くいタフさを持っています。
手首の仕様: 手首部分に「引き手(耳)」がついているため、装着しやすくカッチリ感があります。

さらに、手首が広がりやすいように加工されているので、グローブの着脱がしやすいのが特徴です。

【おすすめのシチュエーション】
・ハードなMTBトレイルライド、荒れた路面のグラベル、耐久性を最優先したい方
・グローブをさっと脱ぎたい方
続いて、これまでのグローブの常識を覆す軽さを誇るのがTRIXTER(トリクスター)です。

手のひらはわずか1.2mm。
パッドを完全に排除しているため、振動吸収性はDNDに劣りますが、「元々は素手派」という方にはこれ以上ない最高の握り心地を提供してくれます。

アッパーの生地はDNDと比べても明らかに伸びが違います。どれだけ指を激しく動かしても突っ張るどころか、動きを全く妨げません。
さらに通気性も抜群で、長時間使用しても驚くほど蒸れにくいのが特徴です。
TRIXTERの指の間(横側)には、通気性に優れたメッシュ素材が配置されています。TRIXTERの指の間(横側)には、通気性に優れたメッシュ素材が配置されています。
これは、「Insta Chill」という素材で、
ライド中に指を動かしたり、走行中に風を受けるたびに、隙間から心地よい涼しい風がスーッと入ってくる構造です。

これは、「Insta Chill」という素材で、
ライド中に指を動かしたり、走行中に風を受けるたびに、隙間から心地よい涼しい風がスーッと入ってくる構造です。
水分に反応し、湿気を利用して手のひらをクールダウンさせてくれるため、真夏の過酷なトレイルでも手元を常に快適に保ちます。
グローブの構造: TRIXTERは手のひらが1ピース構造(折り目がついている仕様)です。
そのため、手を動かしたときの「手のひらのダボっと感(生地の余り)」は、3ピース構造のDNDの方が少なく、DNDに軍配が上がります。

手首の仕様: 手首の「耳(引き手)」がなく、代わりにスパンデックス素材を採用しています。すっきりしていて着脱はラクですが、ドロップハンドルを握る際はDNDの手首処理の方がスッキリ感じることも。

【おすすめのシチュエーション】 真夏のライド、手のひらのダイレクト感を重視するグラベル・XC、圧倒的な涼しさと軽さを求める方
両方を使い込んできたスタッフが出した結論がこちらです!
DNDがおすすめな人:
「ハードなMTBもガンガンこなせるタフさが欲しい」「手の疲れを抑えたい」「手のひらのフィット感にこだわりたい」という方。

TRIXTERがおすすめな人:
「グラベルメインで軽快に走りたい」「とにかく蒸れないグローブがいい」「フィット感最強の素手感覚を味わいたい」という方。

ライドスタイルや好みの握り心地に合わせて、ぜひ最適な相棒を選んでみてください!

