みなさん、こんにちは!
Giro Studio Tokyo 内田です。
GIROのレクリエーションヘルメット、いわゆる街乗り・シティサイクリングに適したサイクリングヘルメットのラインナップは、CORMICK や、REGISTER II 、そしてFIXTURE II など、好みや趣向に合わせて幅広く展開しています。
これらのモデルには、ユニバーサルフィットという、調整範囲が通常よりも広く取られたフィット感を採用しています。
そもそも、この「ユニバーサルフィット」とは?
よくご質問もお受けしますので、CORMICK ヘルメットとあわせ、改めて詳しくご紹介します。
GIROのシティサイクリングヘルメット、CORMICK STANDARD(コーミック スタンダード)も、このユニバーサルフィットを採用。


ユニバーサルフィットは、様々な頭部形状や大きさにも合わせやすいように、通常のフィットモデル(グローバルフィット・アジアンフィット)のサイズ展開よりも、調整範囲を広く、大きくすることで、より多くの方にとって、どなたにも快適に着用できるようにと作られた、汎用性の高いフィットモデルです。
例えば、
アジアンフィットのサイズ間隔は
Sサイズ(51〜55cm) 横幅:17cmまで
Mサイズ(55〜59cm) 横幅:18cmまで
Lサイズ(59〜63cm) 横幅:19cmまで
となりますが、
ユニバーサルフィットの場合、
ユースサイズ(50〜57cm) 横幅:16.5cmまで
フリーサイズ(54〜61cm) 横幅:17.5cmまで
XLサイズ(58〜65cm) 横幅:18.5cmまで
このように、ユニバーサルフィットは、通常サイズの2つのサイズをカバーするような、中間的なサイズ感となってきています。
例えば、フリーサイズの場合には、おおよそ、通常サイズの Mサイズ と Lサイズ の中間ほどのサイズ感となります。
また、これらユニバーサルフィットは、グローバルフィットがベースとなっているので、横幅はやや狭めですが、通常のグローバルフィットよりは少し大きめのサイズ感となっています。
さらに、GIROのユニバーサルフィットには、独自のフィットシステム:ROC LOC SPORT が組み込まれており、これは、ヘルメット内部を一周、ぐるっと頭部を包み込むようにデザイン・設計されたもの。

フロントのソフトバイザーを外した上写真、よ〜くご覧いただくとわかるかと思いますが、ダイヤルのついたフィットシステムのライナーが、ヘルメット内側に一周、独立した形で取り付けられています。
これにより、ダイヤルを締め込む際に、頭部をただ一方向から押さえつけるのではなく、頭部全体を徐々に均一に締め込んでいくことができることで、ストレスのないフィット感が得られるという仕組みです。


写真左は、フィットシステムを一番小さく締め込んだ状態。
写真右が、一番大きく広げた状態。
こちらのフリーサイズは、54cm〜61cmまで、調整が可能です。

CORMICKヘルメットには、ソフトバイザーがインナーパッドと一体型となって付属していますが、ソフトバイザー無しのインナーパッドもこの度入荷してきています。
・HELMET PAD SET for FIXTURE MIPS / CORMICK MIPS

こちらのパッド、MIPS対応となっていますが、MIPS無しのモデルにも取付可能です。
これを取り付けていただくことで、好みの冬用インナーキャップを合わせて、この寒い冬にも暖かく快適なサイクリングを楽しめます!
写真上、暖かいインナーキャップは、PEdALED(ペダレッド)より。