2020.02.12

サイクリングヘルメットの重要性・安全性について ~GIRO AETHER SPHERICAL AF(アジアンフィット)~

みなさん、こんにちは。
Giro Studio Tokyo 内田です。

今回は、ヘルメットのお話。
みなさん、自転車に乗る時、ヘルメット着用していますか?

一般的な実用車などでは、なかなか着用している方も少ないのが日本の現状ですが、自転車の走行が許可された広い歩道などをゆっくりと走る分には大きな問題にはなりにくいと思われますが、
ロードバイクやマウンテンバイク、そしてクロスバイクといったいわゆるスポーツバイクで車道の左端を走行する場合には、できるだけ(義務と言っても良いとぼくは考えていますが)ヘルメットの着用をお勧めしたいです。

「ちょっとそこまで行くだけだし、」
「めんどくさいし、かっこ悪いし、」
「髪型バッチリ決めたし、煩わしいし、荷物になるし、」
「着用すると、夏は暑いし、冬は寒いし、」
「本格的すぎるのも嫌だし、街乗りだし、」

などなど。。。
こんな理由をよく耳にしてしまいますが、
これらの理由って、不意な隙により、転倒したり、人や車、物との接触や、事故に遭ったり、
怪我をしてしまうなど、多くのリスクを考えると、本当にたいした問題ではなく、
ヘルメットの着用は、自身の身を守るために必要であり、自転車を乗る人のマナーでもあるとぼくは考えています。

ちょっと偉そうな書き出しとなりましたが、
ここで少し辛いお話にはなりますが、統計的なお話も参考データとともに付け加えておきたいと思います。

下記は、GIROの国内代理店よりいただいた、自転車による死傷者の損傷部位の統計データ(警視庁が発表している資料の一部抜粋になります。)を転載させていただいております。

ご覧いただいた通り、自転車による事故の際、頭部損傷が重症に至るリスクが非常に高く、
改めて、頭部を守るということが、非常に大切であることもおわかりいただけると思います。
さらに、死亡してしまっている方の多くの人が、ヘルメット非着用。
しかしながら、ヘルメットを着用していたとしても、なお、頭部の損傷リスクが非常に高い、ということも理解しておきたい事実なのです。

 

そんな背景も抑えつつ、
安全のため、そして身を守るために、安心でき、フィット感の良いヘルメット、そして何より、せっかく身につけるならば、カッコイイ、クールなヘルメットを着用いただきたい😎

GIROは、常に革新的アイデアを、そしてアツイ熱意を持って思考を巡らせています。
より安全に、より快適に、そして、クールなデザイン!
その一つの答えが、こちら

GIRO AETHER SPHERICAL AF(アジアンフィット)

いやいや、これ、めっちゃ高いヤツでしょ。。😭ww

そんなことを言う方にも、まずはご説明させていただきますね😉
確かに、高価なヘルメットに違いありませんが、そこには然るべき要因もあります。

全てのGIROヘルメットは、衝撃があった際に、破損(破壊)することで、衝撃を和らげるように作られていますが、さらなる安全性について考えた時に、より効果的に衝撃が和らげられるように取り入れられたのが、
MIPS(ミップス)です。
*MIPSについての詳細は、こちらのリンク「MIPS IS MOVEMENT」よりご覧いただけます。

そしてGIROは、独自のテストラボ ”DOME” にて、MIPS社との協力・研究と、世界中どこよりも厳しい安全基準によるテスト環境(アメリカ:CPSC、ヨーロッパ:CE、これらの基準を上回る)により、
このMIPSをさらに進化させました。

AETHER SPHERICAL AF には、サイクリングヘルメットとして世界初となる衝撃保護システム
MIPS SPHERICAL(ミップス・スフェリカル)という構造を採用しているのです。

これは、従来の内部ライナーと外部シェルとを独立させるのではなく、
上の画像のように、異なる密度の外部シェル(EPSフォーム)を2分割することで成形され、それらを独立して動くようにすることで、ヘルメット内部をすっきりとシンプルに、快適な状態を保ったまま、安全性をさらに高めることができています。

こちら👇の動画で、その2分割シェルの動く様子がご覧いただけます。

もちろん、転倒や事故などによって、このような衝撃を緩和する構造による恩恵は、身をもって受けたくありませんが、「備えあれば憂いなし」。

実は、私の身近にも、ロードレースでの集団の中で落車(つんのめるように前転)により、回転しながら頭部を地面に打ちつけるという経験をしたものもいます。
ですが、このAETHERの構造によって、頭部損傷から免れ無傷!(身体の擦過傷のみ)という事例もありました。
(この時のAETHERは、見事にズルリと2分割してました。。)
もちろん、そんな彼も「もう AETHER 以外被れない。」という言葉と共に、2つ目購入。

*すでにサイクリングヘルメットを大切にご愛用中の方へ
ご参考までに、ヘルメットの寿命についても言及しておきますが、
基本的には、寿命は2年(〜3年)とお考えください。
GIRO製品の国内販売品の保証も2年間となります。
どのようなサイクリングヘルメットも、3年以内での買い替えを推奨しています。
これは、ヘルメットの構造的な問題で、2年以上経過したものにおいては、
EPSフォームの劣化により、衝撃を吸収しきれず、ちょっとしたことでも脆くボロボロと割れてしまう。
という現象に陥ってしまいますので、頭部保護という本来の役割が保てなくなってしまいます。

 

そんなコワイ話ばかりもなんですので、、カッコイイ新色のご紹介!
しかも、どちらのAETHERもアジアンフィットですので、奥行き幅が広く、たくさんのみなさんにとって被りやすい、優しい着用感も好評です。

こちらは、2020シーズンのKeyカラーをまとったシックなダークトーン
AETHER SPHERICAL AF Matte True Spruce Black Fade

グローブやソックスとのコーデや、そして今後春には、2020SS ジャージの登場も!

 

さらに、こちらの新色は、華やかなアクセントが鮮やか!
AETHER SPHERICAL AF Matte Midnight Bars

こうした、キャップ、ソックス、グローブ、そしてシューズといった、トータルコーデができるのも、幅広いコレクションのあるGIROならでは。

お店でのサイズフィッティングはもちろん、さまざまなアイテムとのカラー合わせや、カラーコーデのご相談も喜んでお受けいたします!😎

 

全てはサイクリングを安全に快適に楽しむために!

GIRO  Love the Ride!

#GIRO  #LovetheRide 

#GiroAether  #GiroSpherical 

#GiroStudioTokyo 

 

内田 雅樹
内田 雅樹
学生の頃よりMTB(当時はATB)に乗って長旅や、冬はスキーで山籠り… そんな日々を経て、自転車販売にも長く携わってきた経験も活かし、現在はGIROブランドとともにライドスタイルを提案。 休日には、好みのスタイルで、お気に入りのバイクを連れてご機嫌なライドへ出たり、アート鑑賞や読書にふける。 ロード、グラベル、MTB、CX、さらにキャンプへと、ますます多方面へ遊びフィールドを拡大中。