2021.07.07

MADURO! グラベルレースイベント参加レポート(前編)

みなさん、こんにちは!
Giro Studio Tokyo 内田です。

6月最終週末、25〜27日に長野県信越エリアの斑尾高原にて開催されたグラベルレースイベント「MADURO!」へ参加してきましたので、その様子を写真とともに報告させていただきます。
(*📸 :ロード、グラベル、CX、そしてトレラン、アウトドアキャンプなど、さまざまなアクティビティへの楽しみを追い求め、Grinduro! Japanアンバサダーも務める 宮下洋輔 さん)

MADURO! とは?

MADURO!(マッデューロ)は、” produced by GRINDURO! SHIN’ETSU JAPAN ” と銘打ち、
GRINDURO!(グラインデューロ)イベントの前座イベントとして、
さらには、このイベントのロケーション:斑尾高原エリアにおいて、GIROがプロデュースする日本初の常設グラベルバイクパーク:GIRO Gravel Bike Park Madarao(今年 7月3日にオープン)の封切りイベントとして日本オリジナルで立ち上げたグラベルイベント。

当初、6月5日に開催を予定していた、GIROがメイン協賛を務めるグラベルレースイベント GRINDURO! JAPAN(グラインデューロ ジャパン)。
これは、アメリカを始め世界各国(今では全6ヵ国)で開催するグローバルイベントへと、ここ数年で急成長を遂げている世界中のライダーが注目するグラベルイベント。
*GRINDURO! イベントの詳細については、下記の特集記事に、アメリカ、イギリスへのイベント参加レポート含め掲載していますのでぜひご覧ください。
👉「 GRINDURO! とは

現在この世界情勢(コロナ禍)の中で、各国のイベントが延期を余儀なくされており、GRINDURO! JAPANも今秋の11月6日へと延期決定。。
世界各地のライダーも自由に参加し、皆で楽しめるグローバルイベントの開催へ向け、今秋へと望みを託します。

そこでこのタイミングを機に、国内のグラベル好きなライダーたちへ向けた、新たなオリジナルイベントを立ち上げようと、長野県飯山市観光局の方々や、国内イベントオーガナイザーの方々との協力のもと、
この開催の地:斑尾にて、MADURO! グラベルレースイベントの開催が決定しました!
そう、MADURO! は、斑尾=MADARAO と、ENDURO レースとを掛け合わせた造語です。

MADURO! には、レースだけではない楽しみがある

このグラベルレースイベントは、レースイベントにとどまらず、山の中での魅力あふれるアウトドアでの ”遊び” を盛り込む。
テントを張ってのキャンプに始まり、地元の食材を生かした食事や、野外ミュージック、各種出展ブースでのバイク談義などで盛り上がり、土曜のレース当日へ向け英気を養う。

驚きとワクワクの詰め込まれたレースはもちろん、レース後も、疲れを癒す温泉での寛ぎも日本ならではのもの。
そしてローカルバンドの演奏や、表彰式、バイクや好きなものを囲んでの家族や仲間たちとの話は尽きることがない。

今回の MADURO! へは、本場アメリカの GRINDURO! California イベントへも複数回参加した豊富な経験を持つ、
ABOVE BIKE STORE
須崎さんご家族と、共通のお客さまの中山ご夫妻、そして、一昨年前の GRINDURO! JAPAN でもアンバサダーを務めている宮下さんと今回もご一緒させていただきました。
そんな彼らとの写真にてイベントの様子をお届けします。

早朝6時過ぎよりレジストレーション(受付)とブリーフィング。
モーニング(地元の食材を使ったサンドイッチ)も受け取り、ライド準備をしつつ、美味しいコーヒーと共に目を覚まし、仲間たちとレースへ向けた談笑。
ロードレースにあるような緊張と闘争心の張り詰めた空気とは全く異なるこうした時間は、
このイベント(MADURO! & GRINDURO!)特有のとても穏やかなゆったりとした時間で、気持ちをほぐし、シンプルにレースを楽しめます。

MADURO! グラベルレース スタート!

イベント当日の26日(土)は、前日までの雷雨をまるで感じさせないほど、打って変わっての素晴らしい快晴に恵まれ、8:00 レーススタート!
午前と午後、2つのループ構成となった MADURO!
午前ループは、斑尾山から東方向の飯山市街へと下りて行き、飯山城址につくられた、まるでCXのようなSS区間を激走!!? し戻ってくるループ。
SSとは、タイム計測を行うスペシャルステージ区間。
今回のMADURO!では、午前と午後のそれぞれに個性的なSSが1つずつ用意されており、その合計タイムで順位が競われます。
逆に言うと、それ以外のコースでは自由なペースで走れるわけだが、フルコースを走り切る時間配分から考えると、11時には午後ループをスタートしなければならず、ランチも考慮すると午前ループはおおよそ2時間半で戻ってこなければならない。
実は後で思い知らされるが、今回はそこに落とし穴がありました。。。汗

前回(GRINDURO! JAPAN)の時とスタートが逆方向!!?
そんなことを考えているうち、スタート直後の唐突なゲレンデ直登・・・ マジか!!!

さらに、ゲレンデでのアップダウンのあとは、ダブル〜シングル〜ダブルといった、もちろんアップダウンの続くトレイルが待ち構え、前日の雨によるドロ泥の急勾配となった乗車不可な区間も. . .

気持ちの良いシングルトラックトレイル、、かと思いきや、木の根を覆い隠す泥と、さらに先には倒木なども行手を遮る。

泥のトレイルを抜けると、日が当たりひらけたドライなグラベルでご機嫌!

グラベルを抜け、飯山市街が眼下に。

飯山城址にて、大きく高い石段をいくつも越えさせる入り組んだ最初のSS区間のコースは、まさにCXさながら!
(みなマジで走り切ったため、コース内の写真無し😅 )

SSの後は、ベースポイントへのグラベルの上り。
グラベル区間へ入るまでは、街中や千曲川沿いをクルージング。
快晴に恵まれ、飯山市街から少し斑尾山方面へ入るとすぐに周囲を緑に囲まれ、辺りの景色は青空と山々の緑とのコントラストが素晴らしく、本当に気持ちよかった!

のんびり気持ちの良いクルージングばかりもしていられず、グラベルの上りへ突入!
綺麗なロンググラベルの上りが6~8%で淡々と続く。
これが、じわじわ脚を削ってくる。

たまらず、、いや実はこのなんとも言えない途轍もない雰囲気に圧倒され、写真撮影という名の小休止。

このひたすら長く続くロンググラベル(7~8km)を超え、さらに舗装路の上りも経て、ようやく午前ループが終了。

登り終えた直後は、暑さもあり朦朧として食欲もへったくれもなし。。といった具合だったが、少し曇ってきたこともあり気温も下がり涼しくなったことで、体調もなんとか回復。

とてもとても美味しい地元の食事に囲まれ、幸せいっぱい😊 のランチ休憩を挟み、午後ループへ突入!

しかし、実はここですでに時間は11時を回っており、午後ループのスタート時には、ほぼ12時に。
フルコース完走の目安時間は過ぎている!!!
もうこうなったら、とにかくとことん楽しむべく、走り出すのみ!

午後ループ詳細、後半は次回ブログ(後編)へ続く。

#Maduro  #GiroGravel  #GiroGravelBikePark  

#Grinduro  #GrinduroJapan 

 

内田 雅樹
内田 雅樹
学生の頃よりMTB(当時はATB)に乗って長旅や、冬はスキーで山籠り… そんな日々を経て、自転車販売にも長く携わってきた経験も活かし、現在はGIROブランドとともにライドスタイルを提案。 休日には、好みのスタイルで、お気に入りのバイクを連れてご機嫌なライドへ出たり、アート鑑賞や読書にふける。 ロード、グラベル、MTB、CX、さらにキャンプへと、ますます多方面へ遊びフィールドを拡大中。