2022.07.23

今話題のフラットペダル用シューズを使ってみた。【 GIRO TRACKER シューズ インプレ 】

みなさん、こんにちは!
Giro Studio Tokyo 内田です。

今回は、ここ最近で特にGIROシューズのラインナップの中で、層の厚みを増した「フラットペダル用シューズ」について。

新製品【 TRACKER 】トラッカーシューズの登場により、これまでの、LATCH(ラッチ)、DEED(ディード)、に加えて、TRACKER(トラッカー)というラインナップは、さらなる用途、遊び方、趣向によるバリエーションで、3種類へと選びやすく増強されています。

・LATCH
・DEED
・TRACKER

フラットペダル用のサイクリングシューズは、ガッツリとMTBトレイル、ダートジャンプなどの用途以外にも、
GIROならではのラインナップにより、街中での気軽なカフェライドや、日常的なシティサイクリング、
さらにはグラベルライド+キャンプといった週末をまるまる楽しむといったアウトドアシーンなどなど、用途は趣味趣向に合わせて、かなり広がってくると思います。

さらに、TRACKERには、BOAダイアルFASTLACE といったクロージャーシステムが2タイプあり、カラーバリエーションも豊富に展開してきているので、選び方も自在に。

では、好みで色々選べるのも良いけれど、
「どう違うの?」
「どれを選ぶと良い?」
といったところにも焦点を当てつつも、今回入荷した新商品「TRACKER」シューズを実際に使ってみた、僕なりのレビューをしてみますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

「ゆったりとした リラックスフィット」GIRO TRACKER

はじめに、足入れした瞬間に感じた印象が、シューズ内が広く、足がとてもであること。
僕の足型は、一般的な形状と比較しますと、やや幅広で甲も高い。
やや異形な足型をしていますが、それでも、かなり快適と言えるほどにゆったりとしたフィット感です。
これなら足幅が広く、甲の高い方にもストレスなく快適にフィットできると思います。

これは、薄く軽量な、ファストドライ(速乾)テキスタイルのメッシュアッパーで、余分な縫い目などもなく、シューズ内スペースが広く取られていることも大きな要因です。

この素材だと、土・泥汚れや摩擦などにも強く、汚れも洗い落としやすい上に、乾きやすいので、グラベルライドやMTB、キャンプなどのアウトドアシーンにおいて、1日中履いた後の汚れも、さっと簡単に洗い落とし、風通しの良いところで乾かしておけば、翌日には快適に着用できますね。

しっかりとしたグリップ力と柔らかいクッション性で歩きやすい

自転車を降りて、歩いてみた時に感じられますが、普段履いているスニーカーと同じような感覚で歩けてしまうので、サイクリング時以外でも楽に履いていられます。
むしろ、スニーカーよりもグリップ良く歩きやすいくらいです。

よく、サイクリングの終了時や、休憩時などには、ヘルメットやグローブを脱ぐのと同様に、シューズも脱いで解放感に浸りたくなりますが、このシューズの場合、ずっと履いていてもストレスがほぼ無く疲れ難いので、ライド後でも「早く脱ぎたい」という感覚にはならなかったですね。

これ、実はGIROが新開発したアウトソールに、快適性の秘密がありました。
広い接地面積と、安心感のある強いグリップ。 そして、アウトソール全体が適度な柔らかさによって反発が少なく歩きやすい。

さらに、TRACKERシューズのミッドソールは、LATCH、DEED、といったバイクコントロール+ペダルコンタクトを重視する嗜好にあるもの(MUTEフォーム)から、
もう少しソール全体を適度に柔軟性良く、ハリ感を抑えたものデュアルレイヤーEVAフォーム)を採用しています。

これは、簡単にいうと、同様のEVAフォームを採用している RUMBLE VR シューズのクッション性にもかなり近いのですが、RUMBLE VRはビンディングシューズになっているために、しっかりとしたハリ・硬さがあるのですが、これよりももっとソール全体が柔らかくなっているので、さらに「歩きやすい」というわけです。

さらなる商品の詳細については、こちら→「TRACKER」シューズの商品ページにも詳しく記載していますのでご参照ください。

街でもトレイルでも楽しみ方は自由自在

僕の場合の主な使い方としては、日常的な街での使用(通勤など)から、休日でのグラベル遊び。
バイクがグラベルバイクなので、ペダルはコンパクトなフラットペダル、またはビンディングペダル(枠付き)どちらでもこのTRACKERシューズのソールなら、柔軟に食い付いてくれます。

ただ、やはりこのシューズを使う上でのオススメとしては、コンパクトなフラットペダル。
薄めのフラットでピン付きであれば、かなり安定しますね。

簡単・クイックに締め上げる FASTLACE(ファストレース)

TRACKERシューズには、しっかりとしたホールド力のあるBOAダイアル以外にも、
コードを引っ張るだけで簡単に締め上げることができる「FASTLACE」ファストレースもあります。
(余ったコードは、シュータン上部に収納できるネットが付属。)

こちらは、シューレースのように足全体を均一に、そして柔軟に締め上げることができるので、足の形状に関わらず、変な圧迫感も感じにくく快適にフィットできます。

今回僕が実際にライドで着用し試したのは、BOAダイアルタイプでしたが、着用感の好みでいうならば、僕の好みはこっち。(もっぱらEMPIRE好きの内田です😅)

「オマケの補足」

今回僕が使用しているソックスのお話。
こちら、GIROのレースソックスHRC TEAMが、今季リニューアルを果たしデザインを一新した HRC TEAM ソックス の新色。

GIRO HRCソックス

このソックスには、コンプレッション(血流促進)機能や、アーチサポートといった足の疲労や攣り、痺れなどを軽減する働きがある他にも、母指球部分にクッションがついており、これがシューズ内で足を安定させてくれる役割も担っているのです。

そこで、特に今回取り上げているTRACKERシューズや、DEEDなど、アウトソールが薄く、さらにインソールも薄いもの(SPORT INSOLE)を採用しているものの場合、このHRC TEAMソックスが、要所のクッション性含め、かなり良い仕事をしてくれるので、快適でオススメ!

 

色々と書いてきましたが、迷ったら、まずはぜひ店頭でご試着を!
今なら、LATCH、DEED、TRACKER(BOA、FASTLACE)どれも各種、各カラー・サイズ共に、ほぼ揃って在庫しております。

店舗へのご来店が難しい場合には、お電話(03-6809-3998)またはメールにて、お気軽にご相談ください。

 

GIRO  Love the Ride!

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#GiroStudioTokyo 

内田 雅樹
内田 雅樹
学生の頃よりMTB(当時はATB)に乗って長旅や、冬はスキーで山籠り… そんな日々を経て、自転車販売にも長く携わってきた経験も活かし、現在はGIROブランドとともにライドスタイルを提案。 休日には、好みのスタイルで、お気に入りのバイクを連れてご機嫌なライドへ出たり、アート鑑賞や読書にふける。 ロード、グラベル、MTB、CX、さらにキャンプへと、ますます多方面へ遊びフィールドを拡大中。