2023.05.26

RANGERで自転車を楽しみつくす!

シーズン入って本格的にイベント増えてきましたね。

ここ1ヶ月でも毎週のようにイベント出展に出ている気がする、お買い物系もあればヒルクライム、泥んこイベント、ロングライドとジャンルも様々。

一昨年ころからお客様にも常に言われ、そのニーズを感じていた「ビンディングシューズで歩きたい」問題。

そんな声を目の当たりにしてきた私から、おすすめシューズのご紹介です。


  • ① Synchwire メッシュアッパー
  • ② ナイロン+ラバー アウトソール
  • ③ クラシック 3-ストラップ
  • ④ おまけ

Synchwire メッシュアッパー

この超軽量・高剛性なアッパー素材 “Synchwire”メッシュアッパー は、日本のTeijin社との共同開発により生み出されています。

”SL モノフィラメント メッシュ”(超極薄で軽量、かつ強度の高い単繊維メッシュ)と呼ばれるカスタム モノフィラメント ファイバーと、強度の必要な適所にTPU(熱可塑性ポリウレタン)フィルムによって溶接補強を施した特殊合成素材。

なんだか難しそうな素材解説になっていますが、

・薄く、しなやかさが素材の特徴

・引っ張りや摩擦、裂傷に非常に強く、経年劣化も起こしにくい

という強い複合素材なのです。

ですので、サイクリングにおける、瞬発的な動きや、長時間に及ぶ着用にも、強度・耐久性が高く、効率良く的確なサポートが得られ、まるで着用していることを忘れてしまうくらい快適なフィット感を提供してくれます。

ロードシューズに比べTPUフィルムで保護する部分を増やし、ジャリや枯れ枝など悪路で起こりうるダメージから最大限素材を守ってくれます。


「ナイロン+ラバー アウトソール」

ナイロンコンポジットプレート+デュアルインジェクションラバー製アウトソール を装備。

適度なしなやかさを持つナイロンソールと、頑丈でグリップの良いデュアルインジェクションラバーの組み合わせは、いかなる路面でもグリップし足元をサポートします。

ナイロンの持ち味であるしなやかさを活かし、バイクを降りた歩行の際にも足への負担を和らげますので、シティサイクリングや、カフェライドなども気軽に、そして快適に楽しむことができます!

爪先部分にはトースパイクのホルダーも装備されており、シクロクロスへ挑戦するならオプションのスパイクピンを装着することも可能です。

ただし、街でのライディングが主体という方はスパイクピンは付けないでください、、非常に歩きづらくなります。

クリート装着部分の深さは約8mm

シマノ製のクリートが厚み7mmほどでしたので、しっかりとソールの内側にクリートを納めることができます。

店頭でもよく聞かれるのが、

「歩く時にカチャカチャ言いたくないからもっと深いシューズはないですか?」

残念ながら、あまりに深いとソール部分がペダルと干渉して、クリートが固定できなくなります。

歩くには十分問題なく使えるバランスで作られていますので、気にすること無く存分に歩いちゃってください。


クラシック 3-ストラップ

昨今のクロージャーシステムは多様化されており、ベルクロはついにクラシックとの呼称が付けられてしまった。

でも、何だかんだで使いやすく気軽に使えるのはやっぱりベルクロ。

少年時代の憧れのスニーカーに始まり、ベルクロシューズはいつでも使いにくいと思ったことはない。

そんな3本ベルクロがしっかりと足を固定してくれます。

ベルクロをめくると、オスメスの境目がおおよそ足の甲の中心あたりに。

オスが小さすぎると固定力に不安が出てくるし、大きすぎるとストラップの折返し部分のしなやかさを殺してしまうし。

しっかりとこの辺りもバランスよく考えられた配置で作られています。

甲の高い人だと、ベルクロの端までストラップが届かないんですよね。

このような場合も、ベルクロのオス部分が広く取られているおかげでしっかりと固定力を保持してくれます。


おまけ

インソールにはGIROで一番シンプルなSPORT INSOLEが採用されています。

EVAフォームを使用したフラット型のインソール、十分なクッション性を持ち合わせ快適なライディングをサポートしてくれます。

足裏に癖がある形でうまくホールドされない、走り込むうちにより高いフィット感を欲しくなった。

そんな方はぜひ土踏まずの高さ調整可能なインソールなどもトライされてみてください。

こんなインソールもオプション設定されています。


シンプルに ”Ride Bike” を楽しむ。


自転車の楽しみをさらに豊かなものに。

ビンディングシューズで歩ける、走れる、何処へ行くにも制限を設けない。

そんな自由なスタイルで今年のバイクライドを楽しんでいきましょう!



NakazatoKei
NakazatoKei
中学からロードに乗り、20代で自転車を生業とする生活がスタート。 その頃からダウンヒルにハマり当時は毎週岩岳か富士見にいる生活を送っていた、いまはのんびりマイペースに漕ぐのが楽しい。 収集癖があり3拠点に16台の自転車を隠し持っている。