2023.06.23

MTB・グラベルレースのスペシャリストが愛用するヘルメット ECLIPSE SPHERICAL その実力とは!?

みなさん、こんにちは!
Giro Studio Tokyo 内田です。

ロードレースのみならず、今じわじわと注目を集めている長距離ダートを走るグラベルレース。

アメリカを中心にたくさんのレースイベントが盛んに開催され、日本でも近年各地でたくさんのイベントがスケジュールされ始めています。

オフロードでの走行は、河川敷や森林の中のさまざまな林道、トレイルなど、フィールドは自在に広がります。

アトラクション的に、探検・冒険というようなアドベンチャー要素も高く、キャンプなど含めアウトドアアクティビティとしてもたくさんの魅力、ドキドキやワクワクが詰まっていて、楽しみ方も自由で幅広い。

そんなFUN要素モリモリのグラベルイベントや、本格的なグラベルレースを語る上で欠かせない、私個人的に俄然注目しているライダーがいる。

Keegan Swenson(キーガン・スウェンソン)

元々は、MTB XCレースを好み得意としているKeeganは、ジュニア、U23、エリートレースと数々のUSチャンピオンタイトルを獲得してきているアメリカを代表するXCレースのスペシャリスト。

そして、ここ数年の活躍もまさにハンパない。

“I love waking up and just riding my bike all day.” – Keegan Swenson

レースがあろうがなかろうが、朝起きればバイクトレーニングに出かけることが日課となっているキーガンにとって、それは日常でありながらも、とてもエキサイティングなことだという。

2020年にBelgian Waffle Rideという200kmを越える過酷なグラベルレースに勝利したあたりから、ライドスタイルにも少し変化(アレンジ)を加えているんです。

キーガンの主戦場はMTBのXCO(クロスカントリー・オリンピック)。
これは大半がダートの起伏の多いテクニカルなサーキットコース(1周:4〜10kmほど)を周回。
激しいアップダウンの森林トレイルもあれば、ロックガーデンと言われる岩場も。
時間にして1時間半前後を全力疾走!
(これって、CXのエリートクラスと同等? いや、それより長くシンドイか??)

そう、
これまでは、短くて厳しい要求の多いXCOレースに特化・集中して過ごしてきたのに対して、ここ数年の彼の焦点はグラベル・エンデュランスMTBレースへと守備範囲を大きく広げてきているんです。

そして昨年(2022)は、キーガンにとって更なるモチベーション爆上がりで臨んでいるチャレンジングイヤー。
XC USナショナルチャンピオン 獲得はもちろん、
グラベルムーブメントを牽引した世界で最も過酷とされるグラベルレース:UNBOUND Gravel(アンバウンド グラベル)へ出場。
しかし、204マイル(320km over)にも及ぶグラベルレースで惜しくも2位。。
この惜敗が、後の奮起に。

さらに、世界でも最も権威のある2つのオフロードレースを週末立て続けに制覇!

Leadville Trail 100 MTB (土曜)
100マイル(約160km)マラソンMTBレース

STB GRAVEL (日曜)
こちらは142マイル(約230km)グラベルレース

しかもこれが同じ週末だというからさらに驚き!

彼は、こうした性格の異なるレースをこなすには、これまでやってきた事だけではなく、メニューやボリュームの変更に加え、インターバルの変更の必要性を感じ、さらに多くの時間をサドルの上で過ごすことにも慣れていくことが必要だと話しています。

また、特に余分な重量(必要な補給や装備品)を背負っていることで、首、肩、背中、手足などの全てに負担がかかり、これまでになく著しく消耗することを想定していくことも重要だと。

キーガン独自の日々のトレーニングの、ほとんどの日に、友人でありライバルでもあるプロライダー:Russell Finsterwaldも一緒にいる。

互いに正直に、時に競り合い、励まし合い、同じように苦しみ、耐える。
こうしたことこそが、刺激であり、お互いにとってとても良いことで、嬉しいことだと話す。

そんな彼 – Keegan Swenson が、

今季、つい先日開催された UNBOUND Gravel 2023 をついに制覇!

3月、4月には、過酷を極めるCape Epic(南アフリカ)や、Sea Otter Classicなど多くのMTBレースにも参加。

ここでようやく、ヘルメットの話(笑)

昨年のECLIPSE SPHERICALのデビュー以降、MTB、グラベルと一貫してどのレースにも、ECLIPSEを好んで使い続けている。

ロードバイクにも趣味趣向によってたくさんの種類が増え、エアロ、エンデュランス、コンフォート、そしてダート・グラベルロードへと、サイクリングの楽しみ方のバリエーションもますます増えていく中で、安全性を司るサイクルヘルメットに求められる機能や性能もさらに高まっている昨今。

MTB XCレースを知り尽くし、グラベル、オフロードレースのスペシャリストが選ぶのは、間違いのないヘルメット。

空気抵抗の少なさ、通気性、そして軽さと、確固たる安全性。そこに、安心と信頼がある。

全てがバランス良く両立できている ECLIPSE SPHERICAL ヘルメット。

内田 雅樹
内田 雅樹
学生の頃よりMTB(当時はATB)に乗って長旅や、冬はスキーで山籠り… そんな日々を経て、自転車販売にも長く携わってきた経験も活かし、現在はGIROブランドとともにライドスタイルを提案。 休日には、好みのスタイルで、お気に入りのバイクを連れてご機嫌なライドへ出たり、アート鑑賞や読書にふける。 ロード、グラベル、MTB、CX、さらにキャンプへと、ますます多方面へ遊びフィールドを拡大中。