2025.11.14

突き詰めた先にあるものは!!? 【 EMPIRE SRC 】とっておきのパフォーマンスを秘めたSPDシューズ

みなさん、こんにちは!
Giro Studio Tokyo 内田です。

秋から寒い冬へと季節が変わっても、各地ではアツい熱戦が繰り広げられる、シクロクロスレースのシーズンイン!
ここで、GIROダートシューズのとっておき!
前回ご紹介のSPDダートシューズ「PRIVATEER LACE」の兄貴分であり、
ここぞ!というレースで抜群のパフォーマンスを発揮してくれる、頼もしいSPDシューズを紹介しよう!

EMPIRE SRC(エンパイア SRC)

GIROシューズの名作と言える ”EMPIRE” エンパイアの名を冠したダートシューズが、このほどリニューアル・リデザインされ、EMPIRE SRC(エンパイア SRC) となって戻ってきました。

・より馴染みやすく柔らかくなったマイクロファイバーアッパー

シンプルかつ、クラシックなスタイルに定評があるEMPIREのクールなルックスはそのままに、
実は、大きく変更を加え改善されたのが、シューズを構成するメイン素材となるマイクロファイバーのアッパー。

ちょっと見た目には分かりにくいが、その素材をよ〜く見ていただくと、もしくは、実際に手にとって触っていただくと分かりやすいのだが、本革や人肌のような表面に、きめ細かなシワや凹凸があり、既に馴染んだかのような質感となっており、実際、全く新しい物なのにもう既に柔らかいのだ。

これは、日本の繊維メーカーであるTeijin社とGIROとの共同開発による賜物。
これまで培ってきたノウハウやフィードバックをもとに改良を重ねて、手に馴染んだグローブのようなしなやかさと、ピッタリしすぎない心地良いフィット感に仕上げられている。

そして、シューズアッパーのインサイド、土や汚れなども入りにくく、熱の篭りやすい内側にパンチングメッシュを広く配置することで、通気性を効率良く向上させ、シューズ内を常に快適に保つよう工夫を凝らしている。

・”シューレーススタイル” というGIROのこだわり・熱意

ランニングや、サッカーなど、シューレーススタイルを貫くスポーツに共通するもの、
それは、足へのフィーリング
フィット感、サポート力、ホールド感といった足の感性・感覚を大切にするスポーツにこそ、必要であり大切なものと言えます。

GIROシューズのシューレーススタイルは、足を足先から徐々に細かくレースアップしていくことで、足を自然な状態でホールドできるように導き出した7つのシューレースホールから成ります。

機能的であり直感的に信頼性が高く、破損しにくいというメリットと、日常的な使用にも耐えうるシンプルな設計がなされる、まさしく、これがGIROのこだわりであり熱意、そしてシンプルなクラシックスタイルが故の恩恵でもあります。

・GIRO独自開発、オリジナルラバー & カーボンソールには、こだわりが満載!

EMPIRE SRC シューズのアウトソールは、その「SRC」という名の通り、Sensor™ ラバー / カーボン
ラバーのコンパウンド(柔らかさ)や、トレッドパターンにもこだわりを見せ、シンプルなパターンながらも、土や泥への食い付き、グリップ、そしてクリートキャッチのし易さという細部にまでこだわり抜いたデザインを取り入れているのが見てとれる。

* チェックポイント!
アウトソール足先の反り(カーブ)を見直し、高めることで、足先がこれまでより少し上に上がった形状になり、バイクにまたがっている際の足つきや、降りた後の歩き易さダッシュのしやすさ、という点にも配慮する徹底ぶり。
もちろん、トゥースパイクを取り付けた時のことも考慮したデザインとなっている。

トゥースパイクピン、それと、スペアシューレース(GIROロゴと同色のリフレクトカラー)が付属してくるのも、嬉しいポイント!

内田 雅樹
内田 雅樹
学生の頃よりMTB(当時はATB)に乗って長旅や、冬はスキーで山籠り… そんな日々を経て、自転車販売にも長く携わってきた経験も活かし、現在はGIROブランドとともにライドスタイルを提案。 休日には、好みのスタイルで、お気に入りのバイクを連れてご機嫌なライドへ出たり、アート鑑賞や読書にふける。 ロード、グラベル、MTB、CX、さらにキャンプ、クライミングへと、ますます多方面へ遊びフィールドを拡大中。