GIROがヘルメットをサポートするVISMA LEASE A BIKEのサイモン・イェーツが第20ステージで総合順位をひっくり返し見事マリアローザを獲得!
続く第21ステージでは、レースをコントロールしワウト・ファンアールトの強力な引きから発射されたオラフ・コーイがステージ優勝。
チームにとって最高の締めくくりとなりました。
レースには落車が付き物。特にハイスピードになるプロの世界ではより危険が高まります。
チームが使用するGIROのヘルメットはクーリング性能、エアロ性能を高めるのはもちろんのこと、安全性も高められています。
現在チームは4種類のヘルメットを使い分けています。
エアロ性能よりも涼しさを重視するステージや選手は、世界一安全なヘルメットにも選ばれたARIES SPHERICAL(アリーズ スフェリカル)を使用します。
このスフェリカルテクノロジーはヘルメットを二重にした進化したMIPSテクノロジーです。
今回マリアローザを獲得したサイモン・イェーツはこのARIESをよく使用しています。
平坦ステージや、エアロ性能を重視する選手はECLIPCE(エクリプス)を使用します。
このヘルメットにもスフェリカルテクノロジーが搭載されています。
どんなステージでも圧倒的なアシストを行いスプリントで勝利も狙えるワウト・ファンアールとはこECLIPCEを使用しています。
さらに一部の選手はエアロヘッド1のバイザーを外し、レースで使用しています。
TTステージで使用される、エアロヘッドIIが今回国内に入荷しました。
エアロヘッドIIはGIROとVISMA LEASE A BIKEと共同開発して作られたTTヘルメットです。
かなり奇抜な形をしており、登場当時は、大きな話題になりましたが、手が高く、頭を体の中に入れるような近年のタイムトライアルポジションに合わせられた形状となっており、手と顔の隙間を埋め風を綺麗に肩や背中に流れるようになっています。
奇抜な形状に注目されますが、ヘルメットの本来の目的である頭を守るということも忘れられていません。