2026.06.15

佐野 淳哉の GIRO ECLIPSE PRO SPHERICAL インプレッション

デザイン、空力、そして極上のフィット感。

GIROのヘルメットは以前 被ったことがあったが、当時はエアロヘルメットの先駆けだった気がします。(Air Attack)
当時も性能はもちろんですが、何より他メーカーとは違ったデザインがGIROらしさを一層際立たせいていました。今回使用したECLIPSE PRO SPHERICALは、そんな当時の衝撃を遥かに超える驚きを与えてくれるヘルメットでした。

外観はマットなカラーリングでデザイン的にも丸みを帯びていてファッション性を重視したヘルメット感じました。
ただ、被ってみた瞬間にこの考えは大きく変わりました。

被った瞬間に驚く、頭全体を包み込む「極上のフィット感」

とにかく、驚くほど被りやすいヘルメットです。
もちろんアジアンフィットではないのですが、これほどまで頭が包み込まれる感触のあるヘルメットは今までになかったと思います。

特に最近のヘルメットは空気の流れを重視して意図的に隙間を作ったりすることで浮いているような感触になるヘルメットもありますが、このヘルメットもエアロを取り入れながらもとてつもないフィット感を感じます。

重さはMIPSの機構が入っていることもあり、決して軽い部類のヘルメットではないのですが、この抜群のフィット感の影響で乗車中も全く重さを感じません。

安全性と美しさを両立する、完璧なシルエット

横からのシルエットを見ても、ヘルメットが頭の低い位置まできちんと収まっており、「浮き感」が一切ありません。額の上までしっかりとカバーしてくれる安心感があります。
額の上までしっかりと覆ってくれています。
ロード乗りとして嬉しいのが、サングラス(アイウェア)との相性の良さです。サングラスの上端とヘルメットの縁がピタッと隙間なく収まるため、見た目のスタイリッシュさはもちろん、前面からの飛来物や風の巻き込みを防ぐという意味でも非常に高い安全性を感じます。

これはある日の登坂で使用した時のものです。
サングラスに大量の汗がついてしまい見えにくくなってしまったのでエアインテークに差しました。
このサングラスだとしっかり嵌めることは難しかったですが、この状態でもホールドはしっかりしてくれていたのでずり落ちることはなかったです。

まとめ:エアロヘルメットが目指す、ひとつの完成形

安全性の話に戻りますが、このヘルメットの特徴の一つでもあるMIPS機構は素晴らしく感じました。
ヘルメットが2層になっていて、上の層が転倒時に下層のヘルメット上で滑ることにより衝撃を緩和させてくれる仕組みです。過去に私も転倒によって脳震盪を起こしましたが、このヘルメットであればもう少し被害を小さくできたかも知れません。
エアロ性能や、被り心地を失うことをなく、安全性もハイレベルで両立させているこのヘルメットは現代ヘルメットの目指す一つの答えなのではないかと思います。


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