ちょっと怪我してコンテンツ更新がおそくなりました…
一言で言うなら、世界最大の自転車イベント!
アメリカ・カリフォルニア州のモントレーという街にあるラグナセカサーキットを会場にロードレースからMTBダウンヒル等様々なレースが分刻みでどこかで行われており、レース参加者10,000人超え、延べ60,000人を超える人々がブースエリアに訪れる(4日なのでもっといる印象)。正に世界最大級の草レース&エキスポ。
サンフランシスコから車で2時間弱、モントレーという街まで向かいます。モントレー湾にはラッコ(シーオッター)がたくさんいて、イベント名の由来に。
GOOGLEマップではこのルートが出るけど、時間に余裕があるなら海沿いのルート1で行くのもオススメ。途中でサンタクルーズでのトレイルライドもできます(別コンテンツにてご紹介)し、1日そこで時間が取れるともっと満喫できること間違いなし。
こんな大きいイベントで、プロライダーが本当に多くエントリーするし、同じコースでレースもできる。
以前はプロクラスはUCIライセンスがないと出られなかったが、今はオープンクラスとなって、腕に自信があれば本当に同じ土俵で走ることもできます。もちろん自分の年齢とレベルに合わせたクラスもあるのでご安心を。空きがあれば2日前くらいまでエントリーが可能、ただし2-3週間前からはエントリーフィーが上がるのでご注意を。
木曜の朝から各イベントのコースインスペクションが始まるので、スケジュールを見ながら前日に入れるならそれがベスト。
年々レジストレーション(受付)がシステマティック&オーガナイズされており、時間帯によってはそれほどストレスなくゼッケンが受け取れます。
以前までのUSサイクリングの1day登録もどうやら必要無くなっており、よりお手軽にエントリーが可能。
ブース出展のあるエキスポエリア内は有料ですが、エントリーすればいつでもアクセス可能。(エントリーしなくても、エキスポエリアのアクセスパスだけで購入も可能)
そして、色々なブランドが時間を設定してファンサービスをやっている(プレゼントや、ショー、サイン会などなど)ほんとこれだけでも行く価値あるんじゃないかというくらい。さらにここ近年はシーオッタークラッシックで新モデル発表するような製品やチームもあったりして、4日間いても飽きないし、逆に時間が足りないですね。
ブースの様子は各メディアで紹介してくれているので、ここでは写真数枚で雰囲気を感じてください。
というのを書こうと楽しみにしていたのだが、お伝えしたとおり病院療養中で観戦できず、本当に心残りであります。
今年のコースはカイル・ストレート(第一線は退いてコースビルドの会社運営。とはいえ今回も2位!コース作ったから有利とかなく、純粋にすごい)がコースデザインしており、基本的なレイアウトは変わっていないが、ヤバいセクションがたくさん。
赤コースと青コースを同じ対戦相手でそれぞれ走って合計タイムで競うトーナメント方式。ライダー同士の接触がないから、走っても楽しいし、見ていてもめちゃくちゃ盛り上がるレースフォーマット。
ラグナセカのあるエリアは丘陵地帯、ゆるやかな丘が連なっており、普段はトレイルライドができる。アスファルトに並走していて色々なルートが取れるし、バイクも選ばない。でもイベント期間中はほぼクローズなので、会場から車で15分くらいのところにあるToroRegionalParkへ移動。ここにナイスなトレイルがあるということで、夕方から行ってみる。
ちなみに位置関係はこんな感じです。
この時期は19時を過ぎても明るく、会場を16時に出ても余裕である。(とはいえ、こういった所のパーキングは18時か19時でゲートが閉まるので時間だけは確認が必要。)
実は有名なトレイルのようで、翌日にENVEのメンバーと話していたら「あそこ行ったのか!?今日終わったら俺たちも行くんだ!」と言っていた。
登りの最初は気持ちいいダブルトラックが続いていくが最後の1/5が一気に斜度があがり押そうか迷ってしまうくらいの斜度に。…って思ってたら横をE-MTBのおばちゃん2人組に抜かれていく「ここキツイよねー頑張って」って一声かけてくれて。
さて、ようやくたどり着いたトレイルは谷間にあって、右に左に右に上左下右左…最高じゃないか!
何本かトレイルがあるのだが、このパイプライントレイルだけはBIKESonlyになっている。狭くて、斜度もあり、ブラインド部分も多くあってハイカーとの離合困難なので、そういったところはここのようにBIKES onlyとなっている。
確かに日本国内の移動が少し大変ですが、アメリカに着いたら基本車なので、やっぱり自分のバイクで走れるというのは喜びも大きいですね、自分の好きなバイクで海外のトレイル走れるのは本当にテンション上がります。
国内の移動の手間を省くために、空港までバイクを送るという手段もありますが、現在コロナの影響で運送業者さんが減っている状況で、辺の合計が160cmを超える超大型荷物を受け付けてくれる所が減っている(空港によっては無いかも)ので事前に電話でご確認を。空港まで送れても、空港から発送できない場合もあるようです。
自分のバイクを持っていかない場合のオススメな方法としては、サンタクルーズのお店でバイクを借りるように手配(事前にネットで手配)しておけば、トレイルも楽しめて、シーオッターにもそのままいけますよ。注意点としては右レバーが後ろブレーキということ。
続く…