2019.12.18

初めてのロードバイク、シューズの選び方(週末サイクリング編:10km〜30km)

みなさん、こんにちは。
Giro Studio Tokyo 内田です。

今回のお題は、ズバリ!「用途に合わせた最適なシューズの選び方」です。

ロードバイクは、その用途や使い方で、楽しみ方もみなさんの個性のように、
いろいろと広がってくると思います。
お店でみなさんのお話を聞いてみると、バイクの選び方にも個性がたくさんでてきますし、
ライフスタイルによってもバイクの乗り方も変わってきますよね。

そこで、今回はいくつかの用途をご提案しつつ、みなさんのライフスタイルや、
その用途別に合わせて、推奨できるシューズをご紹介していきたいと思います。
ご自身の使い方をイメージしながら、ご覧いただけたらわかりやすいかと思います。

シューズ選び:どんな用途?

ロードバイクは、軽快でスムーズ。風を身体で感じながら街中や、川沿いなどのサイクリングロード、
そして山中への峠越え、などなど。
都心から、大自然の中と、景色も様々、乗り始めると慣れるにしたがって、
行動範囲も自然とどんどん広げられるように、楽しみ方も広がっていきますよね。

週末などの休日に、街中、そして家の付近の公園や、カフェ、お店めぐりなどへの軽めのものから、
日常的な自転車通勤。
そして、少し距離を伸ばして、川沿いや、小高い丘、景色の良い場所などまで行って、
古民家カフェなど、美味しいもののお店を目指してみたり、
さらには、車や輪行などの移動手段も使い、山などへの遠征ライドは、
秋の紅葉から、冬山の雪景色?などの絶景も。

今回は そんな中でも、週末などの休日に、のんびり気楽にロードバイクを楽しむ。
そんな、比較的軽めのサイクリングを想定し、オススメのシューズをピックアップしてみました。

モーニング・ランチライド

時間のできた休日に、近くの公園や川沿いへモーニングやランチを目的にしたサイクリングを楽しむ。
(10km〜30km程)
休憩は近くのカフェのテラス席でバイクと一緒に日向ぼっこ。
家の近所や都心などを含めた、シティサイクリングには、信号で止まることもしばしば。
気になるお店を覗いたり、カフェにも立ち寄ってみる。
カジュアルな装いで、気楽に乗りたい。
それなら、歩きやすいスニーカー感覚のシューズがオススメ!

RUMBLE VR

見た目も、ビンディングシューズらしくなく、ちょっとトレッキングシューズっぽさもありますね。
そう、ソールが vibram® というイタリアのアウトソールブランドのパイオニア。
主に登山靴やブーツ、ハイキングシューズなどに採用され、過酷なコンディションでも
グリップや耐久性に定評あるアウトソール。
その vibramソールを採用した、SPD対応のシューズです。
カラーバリエーションも、日本限定カラーを含め、豊富に展開。
詳細はこちらより👉 Urban Shoes 

ソールは上写真のように、踏み面が広く安定し、SPD対応のビンディングペダルのクリート金具は、
ロードペダルと異なり小さく、ソールから飛び出ることもないので、
歩くのも、まるで”スニーカー感覚”

ビンディングシューズは、ペダリングすることを重視(レース向き)すればするものほど、
力を伝えやすくするために硬くなりますが(カーボンソールなど)、
このシューズは、ペダリングはもちろんですが、自転車を降りた際の歩行もしやすいように、
歩きやすさ、グリップも重視したマルチアドベンチャーシューズなのです。
男性モデルだけでなく、女性用の PETRA VR 👈 もあります。
このシューズ、実は都心を縦横無尽に走り続けるメッセンジャーさんたちにも愛用されるほど、
走行にも歩行にも、使い勝手の良いシューズ。

 

そして、
せっかくロードバイクに乗るなら、もう少しシュッとしたスマートなデザインで、ロードシューズっぽい、
でも、歩きやすい!
さらには、もう少し距離を伸ばしてしっかり乗ってみたり、河川敷とか走っていてもたまに、
ダート(未舗装路)もでてくるよね、そんなところもガッツリ楽しめちゃう!
そんなのないかなぁ。🤔 
なんていう欲張りな方には、こちらがオススメ!

PRIVATEER LACE

このシューズの元々のコンセプトは、ダート、オフロード用で、
シクロクロスや、MTBなどの激しい土・泥・岩山などのトレイルなどを走行できるように、
タフにつくられたダートシューズ。 カラーは、好みにより全3色。
Black
Bright Red / Dark Red
Olive / Gum

EMPIRE VR90 というダート用シューズのトップモデルをベースに、
アウトソールをレース用の「カーボン+ラバー」ではなく、
上写真のように「ナイロン+ラバーソール」を採用することで、柔らかく歩行もしやすくなっています。
(ナイロンになったことでお財布にも優しく😉)

このシューズは、アッパー素材に丈夫なマイクロファイバーを使っており、
元々がトレイル走行を想定しているということもあり、強度・耐久性もさることながら、
雨や泥にも強く、街での日常的な使用においても、防水ではありませんが、
突然の雨や、汚れなどにも強く、ついた汚れも落としやすいのです。

そして、その素材の強さからも、寒い時期でも防寒性は他のモデルに比べ高く、
暖かいソックスなどと併用することで保温力も高まり、安心して使用できますね。
上写真の Dark Shadow カラー、MANTA LACE という女性モデルもあります。

 

そして、もう一つ。
やはりロードバイク。できるだけ軽く、軽快にペダリングしやすい、メインはオンロード。普段から日常的に、都心などを中心に通勤にも使えて、負担がなく疲れにくい。
もちろん、歩きやすい!
それと、自分の足は幅や甲が高く、なかなか合うシューズが見つからない。。
そんな方にもオススメのシューズがあります。

REPUBLIC R KNIT 、 REPUBLIC R KNIT HV

オンロードサイクリング(街乗り)から、グラベル(未舗装路)ツーリング、
グラベル エンデューロレースなどなど、
様々なフィールドで楽しみ方が自由に広げられるサイクリングシューズが、
この REPUBLIC R KNIT 👇です。(カラーは、全2色)
Black / Charcoal Heather
Midnight Blue / Heather

このシューズのアッパー素材には、GIRO 独自の製法による特殊なニット素材、
”Xnetic Knit” を採用し、その特性を活かした柔らかさにより、足の形状にあわせて馴染みやすく、
足を柔らかく包んでフィットします。
ニット素材は、何より見た目にもカジュアルで、スタイルも選ばず、街にも全く違和感なく
溶け込みやすいのも良いですよね。
Xnetic Knit についての詳細は、こちらのブログにも掲載していますので、あわせてご覧ください。
👉 「KNITシューズの進化!GIRO EMPIRE E70 KNIT シューズの真価は?」

さらに、
このシューズには、HV(ハイボリューム)という、足の形状が、幅広・甲高の方にも
フィットしやすいモデル(REPUBLIC R KNIT HV)がラインナップされています。
足幅が広くなかなか合うシューズが見つからない、という方にも、ぜひお試しいただきたいモデルです。

ソールは、耐久性が高くしなやかなナイロン+ラバー製。
そして、
アッパーが軽量なニット素材ということもあり、SPD対応のシューズとしては 310g(サイズ:42)という、
レース向けのダートシューズ:EMPIRE VR90 と遜色ないほどに、かなり軽量

しかも、サイズ展開は女性にも対応できる 37〜46 とラインナップしているので、
足の小さな小柄な女性から、足幅の広い方、そして足の大きい大柄な体格の方まで、
まさしくどんな方にも幅広く対応する、軽量・快適なニットシューズなんです。

 

いかがでしょうか。
今回のテーマは、「初めてのロードバイク」、「軽めのロードサイクリング」ということもあり、
ロード入門用や、普段からも、歩きやすさ使い勝手の良さ、という部分にフォーカスしたもので、
今回ご紹介したシューズは全て、SPD対応のシューズ
このSPD対応のサイクリングシューズは、「ペダルへの着脱のしやすさ」、「ある程度のルーズさ」、
そして、「ダートなどでのタフな使い勝手の良さ」という点が、
実は、街中でもグリップ良く歩きやすい、ということもあり、
とても使いやすくオススメできます。

また次回「週末サイクリング:ロングライド編」もお楽しみに。

みなさんのシューズ選びの参考になれば嬉しく思います。
店舗では、いつでもみなさんの用途に合わせて、より詳しくお話しさせていただきますので、
お気軽にご相談ください。

 

GIRO  Love the Ride!

#GIRO #LovetheRide 

#GiroRumbleVR #GiroPrivateerLace #GiroRepublicRknit 

#GiroStudioTokyo 

内田 雅樹
内田 雅樹
学生の頃よりMTB(当時はATB)に乗って長旅や、冬はスキーで山籠り… そんな日々を経て、自転車販売にも長く携わってきた経験も活かし、現在はGIROブランドとともにライドスタイルを提案。 休日には、好みのスタイルで、お気に入りのバイクを連れてご機嫌なライドへ出たり、アート鑑賞や読書にふける。 ロード、グラベル、MTB、CX、さらにキャンプへと、ますます多方面へ遊びフィールドを拡大中。