みなさん、こんにちは!
Giro Studio Tokyo 内田です。
今回は、朝晩などの寒暖差もある、ちょうど今の時期など季節の変わり目くらいの時期(春秋シーズン)にオススメのフルフィンガーグローブ、3種(TRIXTER、DND 2、XNETIC TRAIL)を用途や目的、趣向に合わせて選びやすいようにそれぞれの特徴をご紹介します!
前回ブログ「GIROグローブの選び方」もあわせてご覧ください。
GIROトリクスターグローブは、主にMTB、ダートジャンプなどのライダーたちの大半が、ハンドルバーとのフィーリングやグリップ感を重視するがために、素手を好むライダーが多い実情。
それによって怪我をしてしまうリスクも高くなっていることをGIROは懸念し、その防止策として素手感覚に可能な限り近い薄手のフルフィンガーグローブを開発!
(このカラーは、グラベルレースイベント「GRINDURO!」の限定デザイン:Grinduro Grey)
手のひらは、パッドを排除し、さらには可能な限りシンプルに、そしてグリップ良く耐久性の高いマイクロファイバー生地をつなぐ縫い目のないワンピースで仕上げていることも特徴の一つ。
手のひらから指先まで余分なものを一切排除し、シンプルな構造によって、グリップ良くハンドリングに集中でき、指先までの柔軟性が良いので、ギア・ブレーキなどの操作性もスムーズに。
アッパーにはメッシュ素材と、指の股部分にも AX Bolt素材が、運動強度が上がった時の”蒸れ”を抑えつつ冷却する効果を備えています。
さらに、この素材はとても柔らかく、指の動きにも細かく追従してくれるのでストレスフリー。
温度調節機能の高い通気性の良い素材なので、どちらかというと夏を中心とした春秋の3シーズンに最適です。
MTBやシクロクロス、最近ではグラベルなどのトレイルライドに最適なダートグローブのGIRO DND。
優れた耐久性をそのままに、グローブ全体を構成する素材をリサイクル素材に置き換え、柔らかく着用感・操作性をアップデートしています。
アッパーには、4方向へ伸びることで優れた伸縮性を持つ、丈夫なメッシュ素材。
手のひらはマイクロファイバー素材によって、擦れや傷にも強く、要所に動きやすいように切り返しと補強を行い、厚さ2mmのクラッシュパッドも配備。
まさしく、転倒リスクを考慮されたデザイン・設計によって、GIROの最高にタフなつくりの、トレイルを楽しみ尽くすためのグローブです。
DND 2 へと前世代のものからアップデートしたことで、特にアッパーのメッシュ素材が強く、そして柔らかくなっており、着用感に圧迫感やストレスがほぼ皆無に!
これによりグリップの握りや、レバー操作がリラックスして行えるようになりました。
特に、シクロクロスやグラベルなど、ドロップハンドルにおけるレバー操作などは、個々の手の大きさにもよりますが、握りにくかったり、レバー操作がしにくかったりと、ストレスになることもしばしばあると思いますが、そういった悩みからも解放してくれます。
手のひらのマイクロファイバー素材の強さにも定評があり、例え、泥まみれの中であっても手をしっかりと守ってくれる、擦れや傷、汚れにも強く、何度でも洗って使える安心の耐久性も備えており、素材の厚み・強さからも、適度な保温力も有しているので、これからの秋冬、シクロクロスシーズンに最も頼れるグローブです。
とにかく快適なグローブがいい!
と望む方に一番オススメなのが、このXNETICニットのグローブ。
ニット素材は、一本の糸繊維を輪を作りながら丁寧に編み込まれた生地から作られているもの。
そしてXNETIC KNITの主原料に使われているのは、耐久性、そして通気、抗菌性にも特に優れる化学繊維を採用しており、肌に優しく馴染むように作られた完全なGIROオリジナルの素材が、手全体を快適に包みます。
手のひらの素材には丈夫なマイクロファイバー素材により、擦れや傷にも強く、要所にGELパッドを配備。
これによって、長時間に及ぶロングライドなどにおいても路面からくる振動の吸収はもちろん、痛みや痺れなどのストレス緩和にも役立ちますし、転倒時などにも手をしっかりと保護してくれます。
指先の股部分にはメッシュを使っているので、通気性が良く蒸れにくいことから、夏のトレイルでの使用にも最適。
きめ細かく編み込まれたニット素材は適度な温度調節も可能で、12度前後くらいまでの温度帯域でも使用できるので、春夏から秋頃のシーズンに最適なフルフィンガーグローブです。