GIROは1985年にアメリカ、カリフォルニア サンタクルズで創業し現代の自転車用ヘルメットの形を最初に世に出したブランドです。
現在、アメリカで自転車競技用ヘルメットを(累積で)一番販売しています。
そんなGIROがロードバイクに使えるヘルメットの選ぶポイントを簡単にガイドします。
ロードバイクに乗っている。
レースに出ない人、レースに出る人。
ロングライドやツーリング、健康のためにも自転車と長く付き合いたい。
今まで被っていたのが古くなってきた。
ロードバイク用のヘルメットそろそろ買い換えようかな。
そう考えている方へ‥
さて、上は5万円弱まで様々なヘルメットがある中でどんな理由で何を選べばいいの?
1
エアロ
2
ロード
3
MTB
4
アーバン
1.エアロタイプ
2.ロードタイプ
3.MTBタイプ
4.アーバンタイプ
大きく分けて4つのカテゴリー
ロードヘルメットとしての選び方で考えると、まず1と2に絞ることができます。
メリット
空気抵抗の低減
自転車の一番の抵抗は空気抵抗
同強度で走った場合の走行タイムに影響を及ぼすほどの効果がある
デメリット
冷却効果を望むベンチレーションホールの設置が少ない
一秒たりとも無駄にできないレースにチャレンジする場合にはエアロモデルがおすすめ
特にトライアスロン、タイムトライアルなどに特化したモデルが多数
ECLIPSE SPHERICAL AF
「軽量で、涼しく、快適」+「速さ」
世界で活躍するロードチームVISMA使用
時速40kmで160kmの距離を走行した際にかかるタイムを計測したところ、HELIOSと比較して124秒短縮!
エアロヘルメットにもかかわらず、ロードヘルメットに迫る最高の冷却効果を持ちます。
メリット
高強度でのライドにも効率的な冷却効果を与える
軽量かつハイスピードに対応する安全性
デメリット
特化した性能を求めると高価なモデルも
冬場は寒すぎるほどの通気性(キャップがあると良い)
高性能な様々な機能は大は小を兼ねる、決してシリアスなレーサーだけでなく万人に向けておすすめ。
最初のスポーツヘルメットはまずこのカテゴリーから
ARIES SPHERICAL AF
「何も身につけていないような」がコンセプト
世界で活躍するロードチームVISMA使用
半透明の「AURA II 飛散防止補強アーチ」は、ツインブリッジとなり強度を落とすことなく軽量化に貢献
前作AETHERに比べ5%の軽量化と2.3%の冷却効果アップ
HELIOS SPHERICAL AF
「最軽量 SPHERICAL搭載GIROヘルメット」
15個のウィンドトンネルが軽量化に貢献、さらなる効果として最大の冷却効果も同時に実現
高速域だけでなく低速域にまで確実な冷却効果を発揮
アジアンフィット
日本人向けて作られた形状
横幅が1cm程度広くなり、前後には詰まっています。
丸頭のアジア人へ向けた独自のフィットになり、GIROのロードヘルメットはすべてアジアンフィットになります。
グローバル(ユーロ)フィット
欧米の人のために作られた形状
前後に長く、こめかみの辺りは幅が狭くなっています。
海外で販売されるモデルはすべてこちら
良く言われる丸頭と楕円頭の違いが一目瞭然
日本人はこめかみ辺りから側頭部まで幅が広く、さらに前後にも詰まっていることから丸形になる人が大半を占めます。
変わって欧米人の頭は側頭部はかなり狭めで、前後に出ている形状の方が大半を占めます。
ピーナッツ形状と形容されるように前後に楕円形になります。
ただ幅が広いヘルメットではありません、アジア人の頭形状をデータ化し頭頂部までしっかり深く被れる形状に作られています。
日本自転車競技連盟(JAPAN CYCLING FEDERATION)の安全基準に合格したヘルメットであることを示します。
ロードレースやサイクリングイベントに出る際は、このマークが無いと走らせてもらえないケースがある。
「一生を変える1000分の2秒」
自転車に乗る時に起こりえる転倒の特徴は、進行方向へ動きながら頭部を打ち付けること。
その際に発生する脳のねじれの発生を抑え、後遺症の発生率を圧倒的に下げる効果を持つのがこのMIPS機構です。
GIRO MIPS搭載ヘルメット
【SYNTHE MIPS AF】 【SYNTAX MIPS AF】
インナーライナーとアウターライナーのそれぞれの材質と密度を最適化することで、様々な種類の衝撃力を吸収してくれます。
さらに回転運動の衝撃を和らげるMIPS®システムを組み合わせると、より多様な衝撃に対する脳の保護が得ることができるのです。
GIRO SPHERICAL搭載ヘルメット
【ARIES SPHERICAL AF】【HELIOS SPHERICAL AF】【ECLIPSE SPHERICAL AF】
1986 PROLIGHT
創業者のジムは軽量で高性能なヘルメットの試作品をロング ビーチの自転車ショーに持ち込み高い評価をえることに成功します、発泡スチロールをベースとした軽量ヘルメットの誕生です。
1989 AEROHEAD
ツール・ド・フランスでは、グレッグ・レモンが新しいエアロ機材 (Aerohead™ ヘルメットを含む) を使用し、3 週間に渡るレースを わずか8 秒差で制し優勝したことが語り継がれることとなります。
その後、発泡スチロール製の帽体に、ポリカーボネイト製のシェルの組み合わせは自転車用ヘルメットの標準的な構造となっています。
2018 AETHER MIPS
時は経ち2018年、Aether MIPS は、エアベンチレーション機能に長けたデザインと MIPS Spherical テクノロジーを組み合わせて、サイクリストの頭部の保護レベルを圧倒的に向上させました。
これは、安全面をリードする Giro の考えの証となり現在ハイスピード化したレースの世界でも実績を残しています。
2024 Visma | Lease a Bike
2023年ステージレースの最高峰ジロ、ツール、ブエルタのグランツール全てで総合優勝した最強チーム・ユンボヴィスマ。
2024年1月1日からチーム名が『ヴィスマ リースアバイク』へと変更され、ヘルメットは新たにGIROとパートナーシップが組まれました。
GIROのフラッグシップヘルメットのアリーズ・スフェリカル(ARIES Spherical)は、ヘルメット安全評価第三者機関VERGINIA TECHテストレコードを叩き出しNo1ヘルメット(テストしたGIRO以外のヘルメットも含めて!)に選ばれています。
キーになるのはAetherより
さらに-5%軽量
-2.3%クーリング性能高く
-4%空力性能高い
快適なパッド
Auroにより、衝撃により粉砕することなく安全性を確保。
そして、Domeによる度重なるテストで
全GIROヘルメットの全ての数値を上回るヘルメットが出来上がっている。
軽量
+
第三者機関 安全評価
+
スフェリカルテクノロジーの凄さ
+
ベンチレーションが高く快適
安全は言うまでもなくコンパクト設計
通常よくあるMIPSにあるような、薄いプラスチックのライナーがないので、髪の毛を引っ張られたり、空気の流れが妨げられない!
コンパクトにできた理由はいくつかありますが、一番大きな理由は上で紹介した「AURO」 これで剛性が確保されるので、帽体自体をコンパクトにすることができました。
Aries は一見、愛されている Giro Synthe または Aether に似ていますが、Aries は以前のモデルよりもコンパクトです。
ARIES
ECLIPSE
HELIOS
SYNTHE
SYNTAX
実はここまで5つ星ヘルメット、そんな中で2024年評価でもARIESがNo.1継続中!
Giro でご紹介する製品「国内正規品」にはすべて「2年保証」「60日 サイズ交換保証」の安心サポートがあります。