雨上がりにベストな泥除けとは?

梅雨に入り、突然のゲリラ豪雨など不安定な天気が続きます。

雨が止んだ瞬間を見計らってなんとか自転車を乗りにいく!!
というライダーもいるかと思います。
(ダイアテックスタッフはそんな人が多いです)

そんなストイックなライダーが少しでも不快にならないためのアイテム。
それが泥除けです。

ただ、ロードバイクにそんなゴツいの付けたくない!!
という方もいると思います。

そんな泥除けについて少し考えてみました。


水しぶきの飛ぶ方向について

「タイヤは回転しているから、その遠心力で放物線を描いて飛んでいく」

これは正解なのですが、走行しているとそれだけではありません。

水しぶきは回転していると上記のように飛びますが、
飛び散った水滴は空気抵抗を受け、前に向かう力が弱まります。

後ろはそこまで深く考えなくてもいいですが、

前輪はその後、自転車(ライダー)が迫ってくるので、水しぶきをもろに受けてしまうことになります。

なので、極力前に飛ぶ水しぶきをカットする必要があります。


どこにフェンダーがあると有効か

製品としてすでに存在しているので答えは出てしまっていますが、
守りたい場所によって異なります。

例えば顔を確実に守りたい場合は、前に飛ぶ水しぶきをカットしたいので、
フォークの後ろから前方まで伸びていると、顔をしっかりガードすることができます。

また、タイヤとフェンダーのクリアランスをできる限り近づけることで、
小さいフェンダーでも十分に水しぶきを防ぐことができます。

そこで、オススメなのが新しくなったFACE FENDER

新しくなったFACE FENDERはタイヤとのクリアランスをできるだけ近づけるために、
シズルシールドという機構がついています。

このパーツを折り曲げることで、前方へ飛ぶ水しぶきを大幅にカット
顔へ飛ぶのを防いでくれます。

詳細はこちら↓

リムブレーキモデルには装着は難しいですが、
ディスクブレーキのロードバイクにも装着できますので、雨通勤の際に役立つと思います!


後ろはどうなの?

後ろの動きはこのような感じです。

リアは自分の背中で空気の抵抗は受けないので、
フロントと比べて素直に水が飛んでいきます。

マッキーナッツには後ろを守るフェンダーが主に2つあります。

長さがそれぞれこれだけ違い、長ければ長いほど泥ハネがしにくいのは理解できますが、
どれほどの違いがあるのか。

水たまりに突っ込んで実際に実験しました。

が、あまりうまく撮影できなかったため、
ホイールに水をかけながら回して、どの方向に水が飛ぶのか検証。

フェンダーが付いていない時、BUTT FENDER装着時、REAR FENDER装着時で、
それぞれどこまで泥ハネを防いでくれるのかを検証します。

①泥除けなし

②BUTT FENDER装着時

③REAR FENDER装着時

BUTT FENDERでもある程度は防いでいますが、
フェンダーよりも後ろから飛んでいる水は通過していきます。

それに対してREAR FENDERは背中へ向か水をほぼ100%水を防いでいます。
この絶妙な長さと角度でしっかりと泥はねを防いでいます。

通勤、通学でカバンを背負っている時はREAR FENDER
サイクリングなどで、あまり大きなフェンダーは取り付けたくない時、
最低限だけ守りたい時はBUTT FENDERを選ぶのが良いでしょう。


雨対策。ベストなセッティングは?

・フロントはFACE FENDER必須
・後ろは、サイクリング、週末ライドならBUTT FENDER
通勤通学ならREAR FRNDERを選びましょう!!

しっか雨対策をして、雨の中でもガンガン自転車乗りましょう!!
(風邪は引かないように)

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