MTBフレーム洗車でやりがちなNGと正しい方法

マウンテンバイクは泥や砂、ホコリを浴びてこそ楽しい!
でも、その分フレームやパーツはすぐに汚れます。
実は「間違った洗車」をしている人も多く、知らず知らずのうちに傷やサビ、劣化の原因を作ってしまっていることも…。

今回はMTBの「フレーム洗車」でやりがちなミスと、正しい洗車のポイントを紹介します。


■よくある洗車の間違い3つ

よくある洗車の間違い3つ それは、
・汚れがたくさんついたままクリーナー
・スプレーした瞬間にブラッシング
・すすいだ後そのまま放置

洗剤の特性を理解して、効率よく綺麗に洗車しましょう!!


❌1. 汚れがたくさんついたままクリーナーをスプレー

泥や砂がこびりついたままクリーナーを吹きかけると、
ブラシでこすった時に塗装面を傷つける原因になります。

また、汚れがたくさん付着していると、クリーナーが汚れを分解するのに時間がかかってしまい、汚れがしっかり落としきれません。

⭕️正しい方法
まずはシャワーでざっくりと泥を落とす

水で落ちる汚れはある程度落としておくことで、クリーナーの使用量を最小限に抑えられるのと同時に、フレームの傷を防ぎます。


❌2. スプレーした瞬間にブラッシング

すぐにブラシでこすり始めるのはNG。
クリーナーが汚れを分解する前にこすると、摩擦で傷が入りやすくなります

また、クリーナーが汚れを分解しきれていないので、汚れが落ちにくいです。

⭕️正しい方法
スプレーしたら30秒〜1分ほど放置

その間にクリーナーが汚れを浮かせてくれるので、
やさしくブラッシングするだけでピカピカになります。

ナノテックバイククリーナーは洗浄成分が細かいので、汚れの内側に入り込みやすく、
汚れの裏表から同時に分解できます。

ナノテックバイククリーナーがよく落ちる理由!!

ナノテックバイククリーナーはその名の通りナノレベルで汚れを分解する最強の自転車用クリーナー。

ナノテックバイククリーナーは汚れよりも分子が小さいので、
汚れの中に浸透し、内側から浮かすので素早く汚れが落ちます!

また、攻撃性の強い酸性のクリーナーではなく、弱アルカリ性のクリーナー。

パーツや塗装にも優しく、汚れを素早くしっかり落とせるのが特徴です。

◎ポイント
ブラシは2〜3本使い分けるのがおすすめ!!

MTBでおすすめのブラシはこちら

SOFT WASHING BRUSHでフレーム全体をざっくりとブラシ

TYRE&CASSETTE BURSHでタイヤのトレッド面をガシガシと

TWO PRONG BRUSHでチェーンステーなどの隙間やハブ周りをブラッシング

1つのブラシではブラシが届かないこともあり、洗い残しが発生します。
複数を使い分けることで、より簡単に綺麗にできます。


❌3. すすいだ後そのまま放置(MTBあるある)

ライド後の洗車でありがちなのが、「洗ったあとそのまま乾燥」
実はこれがサビ・劣化・ベアリングの痛みの原因に。

水気を拭き取るだけでもフレームやパーツの寿命が格段とアップします。

⭕️正しい方法
水でしっかりすすいだあとは、
マイクロファイバークロスで水気を拭き取るのが大事。

チェーンやプーリーなどは水分が入り込んで拭き取りだけでは取れないので、
MO-94を使って水分を一気に排出。そのまま防錆と潤滑まで一気に済ませましょう。
(チェーンは別途ルブをしましょう)


ポイント3つだけで愛車が長持ち&コンディションがよくなる

  1. 泥汚れを軽く水で落とす
  2. フレームクリーナーをスプレー → 1分~3分放置
  3. やさしくブラッシング
  4. 水ですすぐ
  5. マイクロファイバーで水分を拭き取り
  6. MO-94で残った水分を排出&防錆&潤滑

この流れを守るだけで、効率よく汚れを落とせるため時間を短縮できるだけでなく、
自転車やパーツの寿命が長くなります。


洗車は一番手軽で最も重要なメンテナンス

洗車は「ただ汚れを落とす作業」ではなく、
バイクを長く、美しく保つためのメンテナンス

「汚れていた方がかっこいい」ではなく、
しっかり整備されている本当のかっこよさを見せつけましょう!!

正しい洗車で、次のライドも気持ちよく楽しみましょう!