使い方を知る / Eagle Powertrain 使い方ガイド

SRAM Eagle Powertrainへようこそ

Eagle Powertrainは、ライド中のわずらわしさを減らし、楽しさを高めるために、システム全体を一体として設計されています。シンプルな操作こそ、快適なライドへの近道です。

このガイドでは、トレイルで役立つヒントから、自分に合った設定まで、動画と記事で基本を紹介します。10のステップで、新しいバイクをもっと楽しみましょう。

ライド前の基本

Auto Shiftはライダーの操作や走行状況を捉え、自然な変速を行います。Coast Shiftはクランクから独立してチェーンリングを動かすことで、惰性走行中の変速を可能にします。

ライドモードは2つだけ。Eagle Transmissionとの統合、シンプルな操作、AXSによるカスタマイズが、より快適なライドを支えます。

STEP 1:電源を入れる

トップチューブにあるEagle Powertrain AXS Bridge Displayは、システムの情報を表示する防水のフルカラーディスプレイです。システムの電源も、ここから操作します。電源ボタンを長押しして、バイクを起動してください。

STEP 2:コントローラーの操作を覚える

2ボタンのAXS Pod Controllerで、4つの基本操作と3つの追加操作を行えます。ハンドル上にリモコンやディスプレイを増やす必要はありません。

ボタンを押してすぐ離す「短押し」と、押し続ける「長押し」を使い分けます。それぞれのボタンに割り当てられた操作を、動画で確認しましょう。

短押しの操作

長押しの操作

STEP 3:AXS Bridge Displayの機能

AXS Bridge Displayには2つのボタンがあり、短押しと長押しで4つの操作を行えます。システムの電源オン・オフ、コンポーネントのペアリング開始、RangeとRallyのモード切り替え、Service Modeへの移行を操作できます。

STEP 4:システムバッテリーの基本

Eagle Powertrainのメインバッテリーは、モーター、AXS Bridge Display、Eagle Transmissionディレイラーへ電力を供給します。初めて乗る前と、ライドを終えたあとに充電し、次のライドに備えましょう。

バッテリー残量を確認する

走行中や充電中の残量は、AXS Bridge Displayのメイン画面で確認できます。SRAM AXS Appからも確認できます。

走行可能距離について

走行可能距離は、走り方、地形、ライダーと装備の総重量、ライドモード、アシスト量によって変わります。実際に何度か走り、自分の使い方での目安を把握しましょう。

さらに容量が必要なときは、250WhのRange Extenderを追加できます。本国ガイドでは、容量を最大40%増やせると案内されています。

電動自転車の黄色いフレームにある、開いた充電ポートのそばで、充電ケーブルを握っている手。.

バッテリーを充電する

最初に充電器をコンセントへ接続します。次にバイクの充電ポートのカバーを外し、充電器のプラグを差し込みます。AXS Bridge Displayに充電中の表示と進行状況が表示されます。

Eagle Powertrain Chargerで残量0%から100%まで充電する場合の目安は、次のとおりです。

  • 720Whバッテリー:約5時間
  • 630Whバッテリー:約4.5時間
  • 250Wh Range Extender:約2時間

TECH TIP

充電が100%になると、バッテリーは自動でスリープします。再び使うときは充電器をバイクから外し、システムの電源を入れてください。

RockShox Reverbのドロッパーシートポストの横で、小さな黒いSRAMのバッテリーを手に持っている様子。.

STEP 5:AXSコンポーネントのバッテリー

AXS Pod ControllerにはCR2032電池を使用します。Reverb AXSドロッパーポストを装着している場合は、SRAM AXSバッテリーを使用します。

残量を確認する

各コンポーネントのAXSボタンを押すと、LEDが残量を知らせます。

  • 緑:残量25%以上
  • 赤:残量10〜25%
  • 赤の点滅:残量10%未満

充電と電池の寿命

AXSバッテリーは約1時間で充電でき、約60時間のライドに対応します。CR2032電池の寿命は最大約2年です。バイクが静止するとAXSコンポーネントはスリープし、動かすと起動します。

TECH TIP

Eagle Transmissionディレイラーは、Powertrainのシステムバッテリーから給電されます。モーター用の電力を使い切った場合でも、変速を続けられるよう、ディレイラー用の電力が確保されています。

AXSバッテリー残量の確認

AXSバッテリーの充電

STEP 6:2つのライドモードを知る

Eagle Powertrainのライドモードは、RangeとRallyの2つです。左Pod Controllerの上ボタンを短押しして切り替えます。

Range Mode

長いルート、比較的穏やかな地形、バッテリーを節約したい場面に適したモードです。

Rally Mode

短いライドや、フルパワーの能力を使いたい場面に適したモードです。

TECH TIP:Service Mode

Bridge Displayの電源ボタンを短押しすると、Service Modeになります。システムを起動したままモーターのアシストを停止でき、作業台でペダルを回して変速するときや、アシストなしで走るときに使用します。

SRAMのライドモード設定が表示されたデジタルディスプレイの横で、自転車のハンドルバーに装着されたリモコンを操作する手のスプリットビュー。.

STEP 7:Auto Shiftとペダル回転数の調整

右Pod Controllerの上ボタンを長押しすると、Auto Shiftのオン・オフを切り替えられます。ライダーの入力や速度を捉え、自然なタイミングで変速します。

Auto Shiftをオンにすると、好みのペダル回転数を設定できます。まずはMID設定から始めましょう。高いケイデンスを好む場合は+1、+2、+3へ、低いケイデンスを好む場合は−1、−2、−3へ調整します。システムは、その好みに合わせて変速します。

TECH TIP

一時的に手動で変速したい場合は、AXS Pod Controllerで操作できます。Auto Shiftはオンのまま維持され、しばらくすると自動変速に戻ります。

STEP 8:Push Modeを使う

バイクを押して登るときに役立つのがPush Modeです。左Pod Controllerの上ボタンを長押しして選択します。Bridge Displayでモード選択を確認したら、バイクを前後に動かすとモーターのサポートが始まります。

マウンテンバイクのリアディスクブレーキとカセットのクローズアップ。.

STEP 9:ブレーキの当たりをつける

ブレーキのベッドイン(当たり出し)は、ノイズを抑え、安定した制動性能を得るための準備です。コントロールされた減速で制動面を徐々に温めながら、ブレーキパッドの材料をローターへ均一に移していきます。

ベッドインの動画を見る

STEP 10:最新の状態を保つ

SRAMは製品の改善を続けています。AXS Appからワイヤレスでファームウェアを更新することで、改善された機能を利用できます。ライドを最大限に楽しむために、バイクを最新のファームウェアに保ちましょう。

更新方法を見る
SRAM AXSアプリが表示されたスマートフォンを手に持ち、画面にはNukeproofのマウンテンバイクが表示されている。.

もっと詳しく

Powertrainを自分仕様に

統合されたAXSエコシステムを活用して、Eagle Powertrainの操作や設定を自分の好みに合わせましょう。

詳しく見る
手に持ったスマートフォンに、RDダウンシフト、RDアップシフト、ライドモード、未割り当てという4つの選択肢からなるアクション選択メニューが表示されている。.
ある人物の手が、マウンテンバイクのリアディレイラーの各部品を指し示している。.

トレイルで役立つヒント

目の前のライドに集中するために、トレイルで役立つ基本操作や知識を確認しましょう。

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メンテナンスの基本

ディレイラーの補修やチェーンリングの交換など、長く使うための基本を紹介します。

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木製の台の上に並べられた、分解された自転車のディレイラーの部品。.

使い方を動画で見る

最大出力やアシストレベルなどの設定を調整できる、電動自転車の走行モードアプリのインターフェースが表示されたスマートフォンの画面。.

ライドモードの調整

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SRAMの電動自転車用コントロールディスプレイには、ライドモードがRangeに設定され、オートシフトが+3でオンになっており、バッテリー残量が100%であることが表示されています。.

ペダル回転数の調整

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ある手が、黒いSRAMのバッテリーパックに充電ケーブルを差し込んでいる。.

バッテリーの基本

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指が、デジタルディスプレイにAXS Pairing Sessionと表示された黄色い自転車の部品のボタンを押している。.

システムのペアリング

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ある手が、サイクリングアプリのMicroAdjust RD画面が表示されたスマートフォンを持ち、ギア選択の操作ボタンと、リアディレイラーの調整手順を3つのステップで示した画面が表示されている。.

AXS Appで微調整

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SRAMの自転車ディスプレイのクローズアップ。バッテリー残量65%、ライドモードはRange、オートシフトはOnかつMIDに設定されている。.

Push Modeの使い方

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SRAM AXSアプリのConfigure Controls画面が表示されたスマートフォンを手に持つ手。この画面では、自転車用コントローラーのボタン割り当てをカスタマイズできます。.

コントローラーの設定

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