ブランド一覧(アイウエオ順)
SRAM互換性ガイド
自分のバイクには、どのパーツが使える?
まずは「取り付け方式」と「操作方式」の2つを確認。
自分のバイクに合うSRAM製品を、順番に探しましょう。
MTBのEagle / Transmissionを中心に、グラベルのXPLRも解説します。
互換性を決める2つのポイント
難しい型番を調べる前に、まずは下の2つから始めてください。
ディレーラー取り付け方式
UDHに対応か、従来型ハンガーかフレームの後ろ側を確認します。
操作方式
AXSワイヤレス電子変速かケーブル式か変速の操作方法を確認します。
取り付け方式でシステムを見分ける
リアディレーラーは、フレームへの取り付け方法によって大きく2つに分かれます。
Eagle Transmission
T-Type
UDH規格に対応したフレームに、ハンガーを外して直接取り付ける方式です。
・XX SL・XX・X0・GX・S1000(AXS)
・Eagle 90・Eagle 70(機械式)
・チェーン・カセットはT-Type専用規格
Eagle Drivetrain
従来型
リアディレーラーをハンガーに取り付ける方式です。従来のXX1・X01・GXなどもこちらの系統です。
・旧XX1・X01・GX・NX・SXなど
・新型S-Series:S500・S200・S100
・チェーン・カセットはEagle系の指定品
UDH対応フレームには、UDHハンガーを付けた従来型Drivetrainも取り付けられます。T-TypeのFull Mountは、UDHハンガーを取り外して装着する仕組みです。
電動か、機械式か。
同じEagleでも「操作方式」は別のポイントです。
AXS ワイヤレス電子変速
ボタン操作を無線でリヤディレーラーに伝える方式です。Transmission AXSにも従来型Eagle AXS / S500 AXSにも採用されています。
機械式(ケーブル変速)
ワイヤーを引いて変速する方式です。T-TypeのEagle 90 / 70と、従来型DrivetrainのS200 / S100では必要なシフターが異なります。
AXSは「電子制御・通信」の仕組み。
T-Typeは「駆動部品と取り付け方式」の系統です。
AXS同士で電子的に操作できても、チェーンやカセットを共用できるとは限りません。
あなたのSRAMはどの組み合わせ?
取り付け方式と操作方式を組み合わせると、モデルの位置づけがわかります。
| 取り付け方式 | AXS / 電子変速 | 機械式 / ケーブル変速 |
|---|---|---|
| UDH対応フレームFull Mount / T-Type | Eagle Transmission AXSXX SL / XX / X0 / GX / S1000製品を確認 → | Mechanical TransmissionEagle 90 / Eagle 70製品を確認 → |
| ハンガー式Eagle Drivetrain | Eagle AXS / S500S500 AXS・従来XX1 / X01 / GX AXSなど旧モデルとの関係 → | Eagle 機械式 / S-SeriesS200 / S100・従来XX1 / X01 / GX / NX / SXなど旧モデルとの関係 → |
※ 表はMTBのEagle 1×12速を理解するための概要です。フレーム適合、カセット歯数、チェーンリング、シフター等は型番ごとに確認します。
旧XX1・X01・GXを使っている方へ
従来Eagleの系統は、現在のEagle S-Seriesへと整理されています。
XX1 / X01 / GX / NX / SX
12速Eagle・Eagle AXSなど
S500 AXS (電動)/ S200 / S100
AXS電動変速を使いたい→S500
Eagle Drivetrain系統のワイヤレスモデル。旧Eagle AXSからの更新候補。
ケーブル式で幅広いギアに対応→S200
従来Eagleの機械式シフターに対応。10–50T / 10–52T系統。
最大50T。Half Mount対応だが、T-TypeのFull Mountではありません。
旧Eagle ⇄ S-Series
同じEagle Drivetrainの系統です。チェーン・カセットなどは、品番・歯数・変速方式の条件を満たす範囲で組み合わせを検討できます。
旧Eagle ⇄ T-Type
従来型EagleとEagle Transmissionでは、リアディレーラー・チェーン・カセットの互換性はありません。
T-Typeには電子式と機械式があります
どちらもFull Mount方式ですが、操作するシフターは別です。
T-Type / AXS電子変速 XXSL/XX/X0/GX
T-Type / ケーブル変速 90/70
T-Typeの名称が付く部品は、基本的にTransmission内で組み合わせます。
ただしDH専用やe-MTB向けなど型式別の例外があるため、購入前に確認してください。
グラベルのXPLRは
12速と13速に注意
同じRED・Force・Rivalでも、年式や世代でシステムが異なります。
現行13速 XPLR
RED / Force / Rival の13速モデルはFull Mountを使用。13速専用10–46Tカセット、Road Flattopチェーンを使用します。
重要:13速XPLRもFull Mountですが、MTBのT-Typeとは別の規格です。「Full MountだからT-Typeチェーンを使う」とは判断しないでください。
購入前に、ここまで確認
このページで系統がわかったら、最後は製品の型式で適合を確認します。
フレームと取付方式
UDH対応の有無、Full Mountかハンガー式かを確認。UDHか迷ったらフレームメーカーへ。
AXSか機械式か
現在のシフターとディレーラーの操作方式を確認。AXSは公式の電子互換表で組み合わせを確認。
駆動部品の規格
チェーン・カセット・歯数・段数・チェーンリング・フリーボディー・モデルコードを確認。
正確な型番は、SRAM公式サービスで確認できます。
製品のモデルコードやシリアル番号から、対応マニュアルと互換表を確認できます。
よくある質問
間違えやすいポイントを簡単に整理します。
Q. UDH対応フレームなら、T-Typeにしなければいけませんか?
A. いいえ。UDH対応フレームは、UDHハンガーを付ければ従来型のハンガー式ディレーラーも使えます。T-Typeを使う場合はUDHハンガーを外してFull Mountで取り付けます。
Q. 旧GX Eagleのディレーラーを、GX Transmissionへ交換できますか?
A. リアディレーラーだけの単純交換はできません。システムと指定チェーン・カセット等が異なります。フレームがUDH対応であっても、Transmission化には必要部品全体の適合確認が必要です。
Q. XX1 / X01 / GXの交換部品を探すなら、どこを見ればよいですか?
A. まずEagle DrivetrainのS-Seriesを確認します。ただしS500はAXS、S200/S100は機械式であり、元の部品と一対一で置き換えられるとは限りません。
Q. AXSのロード用レバーでMTBのディレーラーを動かせますか?
A. 公式互換表に掲載されるAXS同士なら可能な組み合わせがあります。ただしチェーン・カセットなどの駆動部品はディレーラー側の指定規格で確認してください。
Q. Eagle 90 / 70はAXSで操作できますか?
A. いいえ。Eagle 90 / 70はT-Typeの機械式であり、AXSとの無線ペアリングには対応しません。
迷ったら、品番で確認。
このページはSRAMの製品体系を理解するためのガイドです。最終的な組み合わせは、フレームの仕様・パーツ型式と最新のSRAM公式互換表をもとに判断してください。

