
UAが掲げるテーマ
“日本における究極のトレイルバイク”の追求
世界各地のトレイルを走るなかで私たちが感じたのは、バイクの「乗り味」や「ジオメトリ」は、それぞれのブランドが生まれた文化や風土に深く根ざしているということ。
ここ日本は、急峻でタイトな山が多く、湿度も高い独自の環境。
ライダーの体格やパワーも欧米とは異なります。
そして29インチ全盛の今、「バイクに乗せられている感覚」が気になったことはありませんか?
マウンテンバイクの醍醐味は、自分の意思で操る楽しさ。
だからこそ私たちは、日本人が日本のトレイルで“本当に楽しい”と感じられるよう、ローカライズされた設計を追求してきました。
【NEW】
下りを楽しむ「33rpm (7th)」が登場
このフレームはどんな人におすすめ?
・下りのライドを楽しみたい人
・バームやジャンプも攻め込みたい人
・29″のメリットを受けつつも自分でバイクをコントロールしたい人
・ハードテールはやっぱり”クロモリ”だよねって人
・いわゆる海外の下り系ハードテールではしっくりこない人



33rpmのコンセプト:下りでバイクコントロールが楽しくなる
33rpmがメッキで出たのか〜、特に変更点はなく色が変わっただけかな??
いえいえ、全く違います。
モデル名がずっと33rpmなので、今回は「33rpm (7th)」としています。
実は22年以上前から続いているモデルで、当時も33rpmはトレイルを楽しみ尽くすフレームでした。
今回で言うと45rpm的な立ち位置でしょうか。
今回の33rpm(7th)は「下りメインでゲレンデからトレイルまで味わい尽くす」ための全く新しい1台に生まれ変わりました。
乗ってみたイメージは‥
・全体的にしなやかな方向。
・ガシガシ攻めると、バネ感のあって(戻りが気持ちいい)それを利用おして走るのが気持ちいい。
・より後輪に荷重がかけやすい。
・33rpm(6th)よりはより中速寄りに→ハイスピード対応度:5th >6th >7th、というイメージ。
そう感じる理由を画像と共に見ていきます。
◆オリジナル クロモリチューブ
33rpm用として独自に開発したダブルバテッドクロモリチューブ。
それぞれのバテッドの位置にこだわり、ライドした時にフレーム全体でのしなやかさにこだわりました。

トップチューブは扁平、途中で曲げを入れることで、よりしなやかさを出しています。

パイプの直径、バテッドの位置、各パイプの厚み、溶接位置、これらによって乗り味は大きく変わります。
33rpmと45rpmでは、使っているパイプはほぼ全て違います。
錆
メッキを採用する理由
それは錆対策が一番の理由
クロムメッキは不動態皮膜(酸化クロム)というのが表面に形成されるため、錆に対して非常に強くなります。
日本の高温多湿。
登りで垂れる汗。
錆は大敵。
それを乗り越えて長く乗ってもらいたい!
海外では、比較的湿度が少ない場所が多いので、防錆に関しての意識は低いのです。
しかし、日本では高温多湿にフレームがさらされることが多い中で、僕らの好きな鉄のフレームを長く乗ってもらう工夫が必要でした。
2015年発売の33rpm(27.5)でメッキをベースにしてリリースしていました。
塗装が剥がれても、メッキの剥がれはゼロ!
10年経っても錆びてないのを見て今回もクロムメッキの採用を継続しました。

フレームの内部に風を通す
表面処理だけではありません。
チューブの継ぎ目の穴を大きくしています、軽量化と通風しをよくする狙い!


水が最もたまる場所へ、大きな水抜き穴を配置。
33rpm(6th)でも効果は実証済み(下画像左)です


斜めのシートステーブリッジ

目的は左右の剛性アンバランスの解消
自転車のフレームのリアバック、右半分と左半分でかかる力が違うと思いませんか?
ブレーキサイドはディスクの補強があるとはいえ、ブレーキングの際に力が下向きにかかる。
ドライブサイドは踏み込んだ際チェーンで引っ張る力がエンド先端が前方少し上向きにかかる。
左右でかかる力も違えば、かかる方向も違ってくる。
29”33rpmを開発段階に「29インチ」になってそれぞれの場所で負担が変わることに気づきました。
29インチで走破性があがりましたが、乗るのは繊細な方であることをイメージして、さまざまな角度でバランス良く乗ってもらえるように斜めのSSブリッジにたどりつきました。
また、斜めにすることでタイヤクリアランスも確保できました。
今回の33rpm(7th)は全体的にしなやかさを出しており、このSSブリッジも活きてきます。
“ヨーク”の工夫について

UA の特徴の一つでもあるヨーク部分
フレームの乗り味を大きく変えてしまうパーツなので、私たちは誰か一人だけの意見ではなく、社内のMTB好きが集まり乗り倒して今回の33rpmに対しての”最高”を見つけ出しました!
ヨークを考えるにあたり、気にかけていたことは「前に走るフレーム」になるかどうか?
しなやかさだけではなく、しなやかでかつ前に進むフレームが乗って気持ちいいと感じられると思うからです。
フレームの持つバネ感はここの役割も非常に大きいのです。

1.形状
縦方向にはバイクの伸びを感じられるよう
3D方向へは踏ん張りつつ、フレックスを感じられるようこの形状を採用
合わせてタイヤクリアランス確保とチェーンリング干渉解消
2.内側の切削ザグリと高さの調整
徹底した剛性確保と軽量化
乗り味への味付けに重要な要素
BB周りのフレックスの腰砕け感減 &しなやかさアップ
3.切削ザグリ-その2
C面加工しています。
それは徹底的に軽量へのこだわり
そして泥が残りにくするためささやかな工夫
4.左右ヨーク間のガセット
短くなったこと対するクリアランス確保と クラック防止
5. BBシェルに対してヨーク(チェーンステー)の溶接
BBシェルに対して中心から少し下側に溶接することで、より剛性感の高いBB周りを実現。
シェル径の大きいT47にする理由は、フレームへの負担を考え、溶接面のアールを大きくとるため。そして、ペダリング時の剛性感とフレックス感の両立を図っています。
オリジナルエンド
イメージするチェーンステーとシートステーの溶接をするためにエンドもオリジナルで作成しています。
今回からUDHにも対応。
(フルマウントの設定条件は下に進んでください)

インナールーティング
33rpmはダウンチューブからドロッパーのみインナールーティングを採用。

付属品


まとめ↓
- これだけ攻められるのにしなやかさがより感じられる!
- 特に下りでリアタイヤにトラクションのかけやすさが気持ちいい!
- ゲレンデからトレイルまで、下りメインで楽しみたい方に最適。
- 普段はゲレンデメインだけど、トレイルも行く、という方に。
- 意外と登れる。

参考パーツアッセンブル
<推奨パーツスペックについて>
33rpmの開発にあたり、使用しているパーツ構成は以下となっております。
33rpmの最大のポテンシャルを引き出すために、ご参考にしていただければと思います。
Fork: Ohlins RXF36 m.3 AIR 150-160mm / Ohlins RXF38 m.3 AIR 160mm
Headset: ケーンクリーク110 もしくは70シリーズ 上ZS44short /下 EC44
*高い硬度のチューブを使っています。ヘッドセットは、ケーンクリーク110 70 , Chris King等以上のグレードを推奨いたします。
BB: ケーンクリーク HELLBENDER70 BB (30/29BUD/24mm設定あり)
*BBは、ケーンクリーク,Chris King,セラミックスピード以上のグレードを推奨いたします。
クランク:eeWINGS MTB CRANK TITAN / ROTOR KAPIC CRANK
ホイール:ENVE M6 / M8
ステム:ENVE M6、M7
ハンドルバー:ENVE M6、M7、M9

フレームスペック概要

- 仕様:T47BB(エクスターナル 73mm) / ZS44ヘッド(上下) / UDH対応 / マレット対応 / 30.9mmシートポスト / 対応チェーンリングサイズ34Tまでは確認 / オリジナルクロモリダブルバテッド / CP+ロゴ(初回のみ)
- チェーンライン: 55mm
- 付属品:シートクランプ、リアアクスル(USA製)
- サイズ:XS, S, M, L (XS/ Lサイズは極少)
- デカールカラー:マットホワイト
★SRAM AXS フルマウント 設定条件

※33rpm(7th)はSRAM社フルマウント動作確認の定める規定値より短いRCのため、社内で動作確認を行なった数値となります。





