自転車に乗っていてる多くの人が体感する「お尻が痛い」悩み。
サドルを変えてみてもポジションを変えてみてもどうも改善しないという事も。長時間座っているから仕方ないのかと諦めていると、
「ASSOSのビブショーツはいいよ」
と自転車仲間や、自転車系インフルエンサーがよく言っている。
でも
他のビブショーツとは何が違って
実際何がいいの?
と疑問を感じられた方に向けてASSOSショーツの特徴と選び方をご説明します。
自転車に乗っていてる多くの人が体感する「お尻が痛い」悩み。
サドルを変えてみてもポジションを変えてみてもどうも改善しないという事も。長時間座っているから仕方ないのかと諦めていると、
と自転車仲間や、自転車系インフルエンサーがよく言っている。
でも
と疑問を感じられた方に向けてASSOSショーツの特徴と選び方をご説明します。
ビブショーツの紹介の前にアソスというブランドについてちょっと紹介します。
ASSOS(アソス)はスイスに拠点を置く、サイクリングウェアブランドです。
1976年に世界初のエアロカーボンフレームを製作し風洞実験を行ってから、空気抵抗を引き起こす原因はウェアにあると追求し、当時スキーで使われていたスキンスーツを自転車に合わせて改良し、世界初のライクラを使用したショーツとスキンスーツを生みだしたのがASSOSの始まりです。
今では当たり前の、ライクラ生地を使用したパッド入りサイクリングショーツですが、以前はウール生地に動物の革をパッドとして使っていました。
ASSOSは生地をウールからライクラへ、ビブストラップの採用、シャモア革からエラスティックパッドへ変更、レッググリッパーの搭載などサイクリングウェアに革命を起こし続けています。
そんな現代のサイクリングショーツの元を生みだしたASSOSは、今現在でもサイクリングウェアの最先端を生みだし続け、日々サイクリストの快適を支え続けています。
現在ASSOSのビブショーツはメンズモデルで「約8種類」存在していますが、全てのベースとなるモデルが
というモデルです。
他のモデルもこのビブショーツをベースにそれぞれに適した調整が行われています。
はじめて、ASSOSビブショーツを選ぶならおすすめのモデルです。
ある程度ビブショーツを探されている方であればご存知かもしれませんが、ASSOSのショーツに使用されるパッドは、イタリアのパッド専門ブランドサイテックなどで有名な「ERASTIC INTERFACE社」のASSOSオリジナルパッドを使用しています。
モデルにより厚みや、通気性などが異なります。
ミレGT ビブショーツ C2では11mmのパッドが採用されています。
ASSOSビブショーツに使用されているパッドの特徴的な点に、ゴールデンゲートと呼ばれる、パッドが体に密着する構造があります。
一般的なパッドと異なり、サイドが縫い付けられずゴールデンゲートと呼ばれる空間が開き、ショーツから浮いたような状態になっています。
この構造のおかげで肌と生地が擦れずにパッドと生地が擦れるため股ズレなどの痛みや肌トラブルが解消されます。
パッドは11mmフォームで出来ており、左右にそれぞれ入っています。
ペダリング時の左右バラバラの動きに対して、それぞれがお尻の動きに合わせて動きパッドのズレを防ぎます。
パッドを裏返してみてみると、左右でパッドが分かれているため穴あきサドルのような構造で尿道の圧迫を防いでくれます。
一般的なビブショーツのパッドはペダリングをしていると上死点では密着し、下死点では離れようとします。
ASSOSビブショーツ独自のX型のビブストラップがパッドを持ちあげ、密着しズレを防いてくれます。
Xの下部分は伸縮性の少ない生地を使用しているため、生地が伸びパッドが離れようとしても元に戻ろうとするためペダリング中も密着し続けてくれます。
ASSOSでは各モデルで想定しているライドに適した生地を開発し、ウェアに使用しています。
ミレ GT ビブショーツでは、Type.429という生地を使用しています。
この生地は柔らかく動きを邪魔せず、筋肉をサポートするコンプレッション性を持ち、暑い時期でも快適な通気性。長く履き続けられる耐久性を兼ね備える生地です。
一般的なビブショーツでは立体成型にするために5,6パネルを縫い合わせ、形を整えていますが、ASSOSのビブショーツは1枚の大きな生地を巻き込むバタフライパターンとパッドを安定させるためのエルゴボックスの2パネルから構成され、縫い目を減らすことで肌ストレスを軽減しパッドの追従性を高めてくれる効果があります。
ASSOSのウェアは、
1/3
夏モデル(22℃~)
2/3
春・秋モデル(12℃~22℃)
3/3
冬モデル(-6℃~12℃)
の3つの季節(温度帯)に合わせて作られています。
夏用のビブショーツが定番にはなりますが、春・秋モデルは春と秋と1年を通して長く使え、1着持っていると快適な気温帯が増えます。
はじめてのビブショーツでは定番のサマーモデルか長く使える春・秋モデルがおすすめです。
現在ASSOSのビブショーツは8モデルあり、
大きく
サイクリング/ロングライド向けのGTシリーズ
レース/トレーニング向けのエキップシリーズ
があり、シリーズの中で4モデルずつラインナップしています。
ご自身のライドスタイルやポジションに合わせて選ぶことがおすすめです。
ASSOSの全モデルのベースとなる「ミレGTビブショーツC2」
基本的な構造を全て抑えているためはじめてのASSOSビブショーツに最適なモデルです。
パッドは1層の11mmパッドが使用されています。
ミレGTビブショーツの生地とパッドがアップグレードされた1番人気のある「ミレGTSビブショーツC2」
ロングライドの為に開発されたオシディアが採用されています。
オシディアはワープニットという特殊な編み方をした密度が濃い事が特徴の生地です。
密度が濃い為、肌触り、脚馴染みがよく適度にコンプレッション性もあり速乾性にも優れた万能な素材です。
パッドは2層からなる13mmパッド。
ベースモデルから1層増え2mmアップしており、路面からの振動吸収性やクッション性が向上しています。
ASSOS史上最高の快適性を誇る「ミレGTOビブショーツC2」
ミレGTOビブショーツもロングライドの為に開発された密度の濃いオシディアが採用され、肌触り、脚馴染みがよく適度にコンプレッション性もあり速乾性にも優れた万能な素材です。
さらにロサンガという特徴的なパターンで構成された生地を腹部に使用。
腹部から下腹部にかけて圧迫を減らします。
パッドは2層からなるASSOS史上最高厚の23mmパッド。
路面からの細かな振動を吸収しサドルからかかる圧力を分散。
クッション性も向上し長時間のライドを快適にします。
裾はスタンダードモデルと3cm長いロングモデルから選択可能です。
ASSOS初のグラベル向けモデルの「ミレGTCビブショーツC2」
グラベル向けのモデルですがロードでも使用可能です。
タイプ.429という生地を使用し、軽いコンプレッション性と通気性を兼ね備えた生地とマウンテン向けで使用されていた破れに強いバニーホップ生地のパネルが落車時の耐久性を高めています。
パッドはGTOに続く21mmパッドを使用しており振動吸収性も抜群です。
GTシリーズよりもタイト目なレーシングフィットのRSシリーズ。
そのベースモデルとなる「エキップRビブショーツ S9」
エキップRビブショーツS9はRSシリーズのベースとなり足にピッタリ沿うタイトなデザインに伸縮性のあるタイプ.443生地を使用したモデルです。
毎日のトレーニングにも耐えるため生地自体の耐久性が高いことが特徴的です。
パッドはRSシリーズで統一された1層の9mmパッドを採用。
強い前傾ポジションに対応したパッドになっておりパフォーマンスを求めるライダーをサポートします。
5年ぶりにRSシリーズがS9からモデルチェンジしS11にアップデートした「エキップ RS ビブショーツS11」
基本構造は同じながらワープニットを使用したタイプ.911生地を使用しよりパッドの追従性が高まりました。
パッドも同じ9mmながら形状が大幅アップデート。
現代的な前乗りポジションに対応した形状に変化しどんなポジションでも快適なライドを行うことが可能になりました。
エキップRSシリーズの最上級グレードの「エキップRSRビブショーツS9タルガ」
タイプ.701コンプレッサー生地が第二の肌のようにぴったりと密着し、名前の通りコンプレッションがしっかりと効いたレーシングビブショーツです。
フロントパネルにはオシディア使われ、かつパッドも9mmですが空気を取込みしっかりと冷やしてくれるため強度の高いレース中でも暑くならないクーリング性能も持ち合わせています。
ASSOS最軽量のインドア向けビブショーツ「エキップRSR スーバーレジェラビブショーツS9」
風のないインドアトレーニングでも涼しくトレーニングが出来るように開発されたこのビブショーツはメッシュ構造の薄い生地で通気性を高め、パッドの前後はオシディアを使用しパッドを安定させます。
さらに軽量のビブストラップを使用し、重量を抑えています。
パッドは積極的に通気性を高めるエキップRSRビブショーツS9タルガと同じ通気性に優れたパッドを使用しています。
サイクリングやロングライドが多く、ライディングポジションもそこまで深くない前傾の方で、とりあえず1度ASSOSのビブショーツを体感してみたい!
という方は、全てのベースとなる「ミレGTビブショーツC2」がおすすめです。
ベースとなるモデルのため、他のモデルに比べ性能が劣るというわけではないのASSOSの良さを気軽に体感可能です。
レースに出る方や、トレーニングがメインの方。
レースには出ないけどライディングポジションが深い前傾の方で、1度ASSOSのビブショーツを体感してみたい!
という方は、「エキップRビブショーツ」もおすすめです。
パッドは少し薄いですが、レーシングフィットのため深い前傾での快適性が高くなるよう設計されています。
ベースモデルがよいのはわかったけどせっかくなら最新の技術も体感してみたいな!
という方には「ミレGTSビブショーツC2」がおすすめです。
ロングライド向けに開発された生地「オシディア」に一度足を通すとわかる生地の良さ。パッドも少し厚く快適性もアップしているので最新のASSOSの技術力を体感できます。
とにかく1番新しいASSOSビブショーツを履きたい方は2024年にS11へと進化した「エキップRSビブショーツS11」がおすすめです。
生地のパターンやパッド、ビブストラップの構造などは同じながら形状や生地を変更することで今までにないレベルでパッドの追従性がアップしています。
400km以上のライドを行う長ロングライドが好みの方は「ミレGTOビブショーツC2」がおすすめです。
23mmの極厚パッドが路面からの振動やサドルにかかる体重からの痛みを軽減させます。
今使っているビブショーツがふとももにポケットついているので同じポケットが付いたモデルが欲しい!
という方は「ミレGTCビブショーツC2」がおすすめです。
21mmパッドなので振動吸収性も高く快適です。
サイズ選びは快適になビブショーツを選ぶうえで重要なポイントになります。
などの理由で間違ったサイズ選びをしてしまうと痛みの原因になってしまいます。
また、ASSOSウェアはライディングポジションに合わせて作られているため適正サイズでも直立の状態ではきつく感じれる可能性があります。
ASSOS取り扱い店にはASSOSプロフィッターが居りますので、一度お近くのASSOS取り扱い店で試着の上サイズをお選びください。
ASSOS生地は緻密に編みこまれているため、適切に洗濯をして頂ければ耐久性が高いことも特徴です。
使用年数例
週3回ほどのライドで3年ほど使用
毎日のライドで1年使用
ライド後すぐに裏返した状態でネットに入れ、漂白成分が含まれない洗剤で柔軟剤を使用せずに洗濯機での洗濯が正しい洗濯です。
より長持ちさせるためには、ASSOSのサイクリングウェア専用洗剤「アクティブウェアクレンザー」での洗濯をおすすめします。
基本的にはビブストラップ付のモデルの方ががペダリング中のパッドが安定し、より快適にライドを行っていただけます。
しかし、ライディングポジションに合わせてデザインされているため直立の状態では圧迫感や、窮屈感を感じてしまう可能性があるため自転車に乗って目的地に行き長時間の観光や、写真撮影がメインの方はビブストラップがない方が快適に感じられる可能性があります。
デザイン自体は大きく変わりませんが、ASSOSのビブショーツに使用される生地は伸縮性が高く、今まではいていた物よりも小さなサイズが適正である可能性があります。
はじめてASSOSビブショーツを選ぶ場合は、ネットでの購入ではなく、ASSOS取り扱い店でプロフィッターのもと適切なサイズを選ぶことをおすすめします。
ASSOSプロショップは東京と大阪にかく1店舗ずつあります。
〒105-0014 東京都港区芝2丁目1-23 升田ビル 1F COG TOKYO 内
TEL:03-6435-0818
営業時間:全日 12:00 – 19:30
定休日:火・水
HP: https://assos-pstokyo.com/
〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町1丁目2−1 AXIS本町ビル 1F TOKYO WHEELS 大阪店
TEL:06-4400-5070
営業時間:12:00-20:00
定休日:【月曜日・火曜日】
HP: https://www.tokyolife.co.jp/cs/visitus/index_05.html
プロショップ以外の取り扱い店については下記をご参照ください。
https://www.cog.inc/assos/support/assos-dealer
はい。ASSOS PRO SHOPでオンライン販売が行われております。
東京都港区芝2丁目1-23 COG TOKYO 内
TEL 03-6435-0818
OPEN 12:00~20:00 (定休日:火・水曜)
大阪府大阪市西区西本町1-2-1AXIS本町ビル 1F
TEL 06-4400-5070
OPEN 12:00~20:00 (定休日:月曜 / 火曜)