ロードレース用ヘルメットに求められるものは、単純な空力性能だけではありません。
高速域でのエアロ性能と、暑い条件でも集中を削られにくいクーリング性能。
これらを併せ持ちレースの中で無理なく使い続けられること。
ABUS GAMECHANGER 2.0は、そのすべてを高い次元で磨き上げたモデルです。
GAMECHANGER 2.0は、風洞の数値だけでは語れない、実戦での強さを備えたエアロヘルメットとして存在感を高めています。

高速域で伸びる、実戦的な空力
GAMECHANGER 2.0は、46〜52km/hの高速域を見据えて最適化されています。

前作比で約2〜5%の空力向上を実現し、後部カムテールは11%長く、後端は8度低く再設計されています。
風洞実験ではヘルメットを固定計測されることが多いですが、
スプリントや高速巡航時のように頭を下げた場面でも空気の流れを乱しにくくし、実際の走行を意識したエアロ形状となっています。


エアロなのに、熱をためにくい冷却性能
GAMECHANGER 2.0の大きな進化は、空力だけでなく冷却性能にもあります。
前面の横長ベンチホールによって空気流入量は前作比32%向上。
さらに内部エアフローも20%増加し、走行中の熱を効率よく逃がしやすくしています。


エアロヘルメットは暑い。そうした先入観を持つ方も少なくありません。
しかし、このモデルが狙っているのは、空力で得たメリットを熱だれで失わないことです。暑い日でも頭部の熱をためにくくすることで、後半まで集中とリズムを保ちやすくしています。
どの角度でも崩れにくいAeroBlade
上部に設けられたAeroBladeも、GAMECHANGER 2.0を特徴づける要素です。

速度、横風角、ヘルメットの傾きに応じてエアフローを整えることで、低速では通気に寄与し、高速時にはよりエアロな表面として働きます。
ここで重要なのは、実走では頭の位置が常に変わるということです。
正面から風を受ける理想姿勢だけでなく、下を向いた時やフォームがわずかに変化した時まで含めて空力を整えることで、レース全体を通して速さを保ちやすくしています。



見えない内側まで、妥協を許さない作り込み
GAMECHANGER 2.0の価値は、外から見える形だけではありません。
インナーシェルのEPSにも配合の工夫を施し、隙間の少ないなめらかな造形へと仕上げることで、ヘルメット全体の完成度を高めています。
見えにくい部分は、コストを削りやすいところでもあります。
それでも内側まで手を抜かず、空力、冷却、安全性を支える土台まで丁寧に作り込むことが、このモデルの信頼につながっています。数値以上に、被った瞬間の安心感を高める要素です。
標準モデルの美しさと、RFという最適化
GAMECHANGER 2.0は見た目だけでは分かりにくい内側の作り込みです。
インナーシェルには大小のEPS粒子を組み合わて作られます。
通常70%を大きな粒。30%を小さな粒で作られますが、ABUSのヘルメットはその逆。小さな粒を70%使うことで、フォームの密度を均一かつ高く保ち、隙間の少ないなめらかな造形へつなげています。

さらにABUSは、EPSの内側に構造補強を組み込む考え方でも知られており、REINFORCEMENT CAGEは、大きなベンチレーションを確保しながらもヘルメット全体の剛性と安定性を支える重要な要素です。

軽さや通気性だけに振るのではなく、土台となる強さまで両立させようとする思想が、ABUSらしさにつながっています。
アジアンフィットが合う人合わない人みんなが被れる2種類のフィット感
ヘルメットはフィットしてこそ性能を引き出せます。
普段からアジアンフィットを気に入って被っている方には横幅の広いRF(ラウンドフィット)。アジアンフィットでは広いなと感じる方には通常のモデルから選択が可能。

フィットの最適化は、快適性だけでなく、速さを支える重要な要素です。
無理に大きなサイズを選ぶのではなく、自分の頭型に合った形で被りやすサイズラインナップです。
まとめ
ABUS GAMECHANGER 2.0の魅力は、空力だけを優先したヘルメットではないことです。

高速域への最適化、前作比約2〜5%の空力向上、32%の空気流入改善、20%の内部エアフロー向上。
これらの数値は、エアロヘルメットのメリットであるエアロ性能とデメリットだったクーリング性能その両方の高さを示します。
トッププロチームも3チームをサポートし、プロからも安全性、性能を認められています。
Gamechanger 2.0は速さ、冷却、信頼を妥協なく積み上げることで、最後まで集中して踏み続けたいライダーの走りを支えます。





















