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使い方ガイド / ディスクブレーキのトラブル対処
SRAMのロード・グラベル用
油圧ディスクブレーキ
SRAMの油圧ディスクブレーキは、適切なセットアップと定期的なメンテナンスによって、ロードやグラベルで優れた制動力と操作感を発揮します。ブレーキが本来の性能を発揮できるよう、よくある症状と対処方法を確認しましょう。
必要な工具と用具
2.5mm 六角レンチ/ビットソケット
T25 トルクスレンチ/ビットソケット
トルクレンチ
ラジオペンチ
保護メガネ
ニトリル手袋
ピストンマッサージ用スペーサー、または適切なスペーサー
- フレームからホイールを取り外します。
- キャリパーからブレーキパッドを取り外します。
- お使いのキャリパーに適合するパッドスペーサーを取り付けます。
- ブレーキレバーをゆっくり数回握り、ピストンを前進させてスペーサーに接触させます。片側のピストンが少し先に動くのは正常です。両方のピストンがスペーサーに触れるまで操作します。
- スペーサーを取り外し、樹脂製のタイヤレバーでピストンをキャリパー内へゆっくり押し戻します。
- ピストンが滑らかで均等に動くまで、スペーサーを使った操作を繰り返します。数回繰り返す場合があります。
- ブレーキパッドを取り付け直します。
- ホイールを取り付け直します。
- キャリパーの固定ボルトを緩めます。
- レバーを軽く数回握ってパッドの位置を整えます。キャリパーを中央に合わせ、固定ボルトを締めます。
新品のバイクの場合
まず、上記のピストンマッサージを試してください。新品のピストンを動かし、ブレーキが働く状態に整える必要があるだけかもしれません。
取り付け状態も確認します。組み付け時にブレーキホースを切断して長さを調整した場合は、ブリーディングが必要です。ホースの切断とブリーディングは、サービスマニュアルの正しい手順に従ってください。
本国掲載のeTap AXS HRDマニュアルでは、Pad Contactを完全に外側の位置にすること、指定箇所にDOT対応グリスを使うこと、オリーブの向きを間違えないことが示されています。コンプレッションナットはトルクレンチを使い、8 N·mで締め付けます。手順が不適切だと、システム内に空気が入りやすくなります。
しばらく使用している場合
パッドが交換時期を迎えていないか確認してください。摩擦材とバックプレートを合わせた厚さが3mm未満なら、交換が必要です。
キャリパーに適合するパッドをスペアパーツカタログで確認し、お近くのSRAM販売店へご注文ください。標準的なロード用パッドは、スチール製バックプレートのオーガニックパッドです。
パッドに十分な厚さが残っている場合は、ピストンマッサージでピストンの動きを確認します。ブレーキホースが折れ曲がっていないかも点検してください。
1年以上使用している場合
ブリーディングを行う時期です。ブレーキフルード内の空気や水分を取り除くことで、沸点を高め、ブレーキの働きを整えます。ご自身で作業しない場合は、SRAM販売店のメカニックへご相談ください。
安全に適切な効果を得るため、ベッドイン中は常にサドルに座った状態で行ってください。作業中は、どの段階でもホイールをロックさせないでください。
- 中程度の速度まで加速し、歩くくらいの速さになるまで、しっかりとブレーキをかけます。約20回繰り返します。
- 次に、より速い速度まで加速し、歩くくらいの速さになるまで、さらに強くブレーキをかけます。約10回繰り返します。
- その後の走行を始める前に、ブレーキを冷ましてください。
- ベッドイン後は、キャリパーのセンター位置を再調整する必要がある場合があります。
音が長く続く場合は、パッドが汚染されているか、ベッドインが不適切でローター表面の摩擦材の層が不均一になっている可能性があります。
いずれの場合も、パッドとローターを交換し、再び走る前にベッドインの手順を丁寧に行ってください。

