ブランド一覧(アイウエオ順)
6-bolt
6本のボルトでローターをハブに固定する規格です。SRAMの6-boltローターには、新しい取り付けボルトが付属します。
Centerlock
ハブのスプラインにローターを取り付け、ロックリングで固定する規格です。SRAMのローターにはロックリングが付属します。
STEP 2:
ローターのサイズとモデルを確認
ローターサイズは、ローターの直径を表します。直径が大きいほど、てこの作用が大きくなり、制動力と熱管理性能が向上します。
反対に、制動力を抑えたい場合は、小径ローターへ変更して調整することもできます。特に非常に強力なMavenでは、こうした調整が有効です。
SRAMローターのサイズは、側面のスポーク部分に表示されています。各ローターの表示を見て、現在のモデルとサイズを確認してください。特にマウンテンバイクでは、前後で異なるサイズを使用している場合があります。
使い方のヒント
Mavenを調整するときは、フレームとフォークが対応する最小のローターサイズを出発点にします。RockShoxフォークでは、Trailheadにシリアル番号を入力すると、そのフォークが対応する最小・最大ローターサイズを確認できます。
ローターサイズの目安
一般的な目安は、次のとおりです。
- 140〜160mm:ロード、シクロクロス、グラベル
- 160〜180mm:XC
- 180〜200mm:トレイル
- 200〜220mm:ダウンヒル、フリーライド、E-MTB
使い方のヒント
ロード、シクロクロス、グラベルなど、多くのドロップバーバイクは140/160mmローターに対応します。使用できる最小・最大サイズは、フレームメーカーに確認してください。
ローターの色にも注目する
現在のローターサイズが適切か迷ったら、ローターのスポーク部分の色を確認してみましょう。熱くなりすぎていないか、十分な温度になっているかを考える手がかりになります。
ローターを選ぶときのポイント
サイズ変更を検討するときは、次の点を確認してください。
- フレームの仕様で、最小・最大ローターサイズを確認します。
- サスペンションフォークを使用している場合は、フォークメーカーの仕様も確認します。RockShoxフォークはTrailheadで、機種ごとの最小・最大ローターサイズなどを確認できます。
- 異なるサイズに対応することが分かったら、新しいローターサイズに必要なキャリパーアダプターを確認します。
ローターのラインアップ
SRAMが複数のローターを用意するのは、それぞれに狙いがあるためです。ブレーキトラックやスポーク形状の違いは、激しいトレイル走行に適した厚み、舗装路での空力を考えた形状など、用途に応じて設計されています。
幅広い用途で使えるモデルもあります。以下で、用途別のモデルとサイズを確認してください。
ロード・グラベル向け
Paceline
ブレーキトラックの通気孔形状を見直し、滑らかで静かなブレーキングを追求。SRAM Road AXSグループセットに合う設計です。140mm/160mmに、6-boltとCenterlockを用意。Centerlock仕様は、軽量な合金製キャリアを採用しています。
Paceline X
Pacelineのブレーキトラック設計と、軽量化のための合金製キャリアを組み合わせたモデルです。140mm/160mm、Centerlockのみ。厚さは1.85mmです。
Centerline XR
ロード用途に最適化した、流線形の軽量な合金製スポークデザインを採用。140mm/160mmに、6-boltとCenterlockを用意しています。厚さは1.85mmです。
マウンテン向け
HS2
2.00mmの厚いローターにより、優れた熱管理性能を実現。改良されたブレーキトラックにより、制動力を7%向上しています。160mm/180mm/200mm/220mmを用意し、全サイズで6-boltとCenterlockを選べます。
Centerlockローターを取り付ける
6-boltローターを取り付ける
使い方のヒント
パッドやローターの制動面には触れないでください。手の油分がパッドに付着すると、制動性能が低下する場合があります。
新品ローターのベッドイン
新品のブレーキシステム、パッド、ローターには、ベッドインが欠かせません。一定の手順で減速して制動面を徐々に温め、パッドの摩擦材をローターへ均一になじませる作業です。安定した制動力と、異音の少ないブレーキングにつながります。
適切な制動力と一貫した操作感、静かな作動を得るために、SRAMが指定する手順で行ってください。所要時間の目安は約10分です。
使い方のヒント
パッドのコンパウンドを変更するときは、ローターも交換する必要があります。使用済みローターに異なる摩擦材のパッドを組み合わせると、異音や制動性能の低下につながる場合があります。詳しくは、ブレーキパッドガイドをご覧ください。

