使い方を知る / ブレーキ / チューニングガイド

SRAM MTBブレーキを、自分の好みに。

必要な制動力、操作感、チューニングは、ライダーによって異なります。ライドに合わせてパッドの材質やローターのサイズを選び、好みの性能へ調整しましょう。まずは用途に合ったブレーキを選ぶことから始めます。

ブレーキを選ぶ | パッドの材質 | パッドを交換する | ローターの種類とサイズ | ローターを交換する

シルバー色のSRAM Level油圧式ディスクブレーキキャリパー。.

Light duty

Levelは2ピストンと4ピストンから選べます。XCレースで実証された、コントロールしやすい制動力を備えています。

Motiveのロゴが入ったグレーの自転車用ディスクブレーキキャリパー。.

Heavy duty

Motive、DBシリーズ、Codeは、十分な制動力と扱いやすさを備えた4ピストンブレーキです。Motiveは、ワールドカップDHで実証されたパワーを、XCOにも対応する軽さにまとめています。

ブラックとシルバーのSRAM Maven自転車用ディスクブレーキキャリパー。.

Extreme duty

重い制動負荷がかかるグラビティライドにはMaven。大型ピストンと優れた熱管理により、さらに大きな制動力を発揮します。

STEP 2:パッドの材質を選ぶ

自転車用ディスクブレーキパッド2枚。1枚は黒い金属製の裏地、もう1枚は銅色の金属製の裏地が付いています。.

ブレーキパッドは、摩擦材とバックプレートの組み合わせによって特性が変わります。バックプレートの色で、黒はオーガニック、銅色はシンタードと判別できます。ドライコンディションではオーガニック、雨や泥の多い状況ではシンタードが適しています。

  • オーガニック:しっかりした初期制動と静かな動作を重視する場合に。
  • シンタード:天候を問わず、強いブレーキングが続く走行に。
ブレーキパッドを詳しく見る
ブレーキパッドが外れたBlack Maven製の自転車用ディスクブレーキキャリパー。.

STEP 3:ブレーキパッドを交換する

材質を選んだら、パッドを取り付けます。異なる材質へ切り替える場合は、ローターも新品にしてください。ベッドインと使用中に、パッドの材料がローターへ薄く移るため、使用済みローターに別の材質を組み合わせると、ノイズや性能低下につながる場合があります。

Motive / DBのパッド交換

Mavenのパッド交換

TECH TIP

新品パッドの取り付け時には、ピストンを戻す作業が必要になる場合があります。パッドスペーサーを使用する、マニュアル記載のパッド前進調整手順を確認してください。

サイズが異なるSRAM HS2自転車用ディスクブレーキローター3個。.

STEP 4:ローターの種類とサイズを選ぶ

ローターの種類とサイズは、ブレーキの特性を決める重要な要素です。パッドとローターの間に発生する熱を適切に保つことで、十分な制動力と安定した操作感が得られます。熱は、適切な組み合わせで管理することが大切です。

ローターの種類

  • HS2:大きな制動力と優れた熱管理を重視したモデル。
  • CenterLine:静かで安定した性能を備え、コストも抑えやすいモデル。
  • CenterLine-X:CenterLineの信頼性を保ちながら、軽量化を図ったモデル。
ローターの種類を詳しく見る

ローターのサイズ

推奨サイズは、フレームとフォークが対応するサイズ、ライダーとバイクの重量、ライディングスタイルなどで変わります。一般的な目安は次のとおりです。

  • 160mm:クロスカントリー
  • 180mm:急な地形やオールマウンテン
  • 200mm以上:ダウンヒルやフリーライド
サイズの推奨を確認する

同径のCenterLineからHS2へ変更すると、制動力は約7%増加します。逆の変更で抑えることもできます。同じモデルでローター径を1サイズ変更すると、制動力に最大約14%の差が生じます。

TECH TIP:Mavenのチューニング

Mavenでは、フレームとフォークが対応する最小ローター径を、調整の出発点とすることが推奨されています。RockShoxフォークは、TrailHeadにシリアル番号を入力して、対応する最小・最大ローター径を確認してください。

TrailHeadを開く
濃い青からグレーへと変化するグラデーションの背景に、SCORCHED、OPTIMAL、BRAND NEWと書かれた3本の横線が描かれている。.

ローターの色を確認する

ローターのスポーク部分の色は、サイズを判断する目安になります。

  • 紫色・虹色の焼け:温度が高すぎるため、サイズアップを検討します。
  • 茶色・ブロンズ色:適切な温度で使用できている目安です。
  • 目立った変色がない:十分に温まっていない可能性があるため、サイズダウンを検討します。

STEP 5:新しいローターを取り付ける

サイズ変更や摩耗による交換では、取り付け方式に合った工具を使います。6ボルト式はT25 Torxレンチで6本のボルトを外し、ローターを交換します。取り付け時は星形の順番で締め、ローターに記載された指定トルクで固定してください。

Centerlockは専用工具で取り外し、交換後に指定トルクで締め付けます。どちらの方式でも、最後にベッドインを行い、安定した制動力と操作感を整えましょう。

Centerlockの交換動画を見る

TECH TIP

取り付け時に手袋を着用すると、ローターの制動面にグリスなどの汚れが付くのを防ぎやすくなります。制動面をきれいに保ち、均一なベッドインにつなげましょう。

もっと詳しく

使い方を動画で見る

SRAM製のディスクブレーキキャリパーの横に、自転車のブレーキパッドを2枚持った手。.

上から取り外すパッドの交換

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ある人が、六角レンチを使って自転車のフォークに取り付けられたMaven製のディスクブレーキキャリパーを調整している。.

下から取り外すパッドの交換

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ある手が、自転車のブレーキレバーにあるリーチ調整ダイヤルを回している。.

工具不要のリーチ調整

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ある人の指が、銀色のマウンテンバイクのブレーキレバーにあるリーチ調整ダイヤルを指し示している。.

コンタクトポイント調整

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SRAM製のマウンテンバイク用ブレーキレバーのボルトを調整している六角レンチ。.

工具を使うリーチ調整

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ブレーキキャリパーのそばで、SRAM製の自転車用ディスクブレーキパッドを手に持っている手。.

パッドスペーサーの取り付け

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黒い手袋をはめた人物が、工具を使って、車輪のハブに取り付けられた自転車のディスクブレーキローターのボルトを締め付けている。.

6ボルトローターの交換

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薄紫色のフォークに取り付けられた自転車のディスクブレーキローターを拭いている布。.

ローターの基本ケア

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