ロードバイクのパフォーマンスを最大限に引き出すために、最もシンプルで効果的なメンテナンス。
それが「チェーンの注油」です。
ルブには「ドライ」「ウェット」「ワックス」など、数多くの種類が並んでおり、
正直どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
EFプロサイクリングのパフォーマンスコーチであるジェイコブ・ティッパーが、プロの現場で行われている「ルブの使い分け」について解説しています。

EF Pro CyclingとMuc-Offは2021年からクリーニングやケミカル用品のスポンサー契約を結び、
製品供給だけでなく、プロの過酷なレース現場からのフィードバックを製品開発に活かす協力体制が築かれました。
今回新登場した「DARK ENERGY Chain WAX」も、
EF Pro Cyclingが実際のレースなどの結果やライダー個人のフィードバックが反映されています。
プロが教える「ルブ選び」の基準
「ハイパフォーマンスなルブ選びの本質は、摩擦を減らすこと、そして汚れを寄せ付けないことにあります」
とジェイコブは語っています。

基本的には、サラサラした軽いルブほど抵抗が少なく高速ですが、流れ落ちやすいというリスクがあります。

一方で、粘度の高いルブは抵抗がわずかに増え、汚れも拾いやすくなりますが、過酷な条件下でもチェーンに残り続ける強さを持っています。
1. 最高速を求めるなら「ワックス」:DARK ENERGY


乾燥したコンディションで、圧倒的なスピードを求めるなら「ダークエナジー」のようなワックス系がベストです。
ワックスは金属表面に乾いた皮膜を作るため、砂や埃が付着しにくいのが最大のメリット。
プロチームのメカニックは、レース毎に徹底洗浄したチェーンにワックスを塗布し、一晩かけて定着(硬化)させることで、翌日のレースで最高の効率を発揮させています。
2. 時間がない時のスピード解決策「オイル」:LUDICROUS LUBE
「明日は晴天。でも今すぐ注油して走り出したい!」
という時は、オイルベースの「Ludicrous Lube(ルディクラス・ルブ)」がおすすめです。


ワックスのような乾燥時間は不要で、塗布した瞬間からすべての接触面に浸透し、スムーズで静かな走りを約束してくれます。
3. 過酷な雨や泥には「ウェットルブ」:C3 CERAMIC WET
雨の日のライドや、長時間のウェットレースでは、ワックスや軽いオイルは洗い流されてしまう恐れがあります。
そんな時は「C3 セラミック ウェットルブ」がお勧めです。


粘り強いコーティングが水を弾き、泥だらけの状況でも最後までスムーズな駆動を維持します。
結論:どちらを選ぶべき?
ジェイコブのアドバイスをまとめると、選び方は非常にシンプルです。
・天候が良く、事前にしっかり洗浄・乾燥させる時間がある場合
→ 最高効率の「Dark Energy(ダークエナジー)」。
・天候は良いが、すぐに走り出したい場合
→最速のレーシングオイルLudicrous Lube
・雨や泥が予想される過酷な環境の場合
→耐久性重視のC3 Ceramic Wet
「プロにとって大切なのは、スタート地点で速いだけでなく、フィニッシュまでその性能が続くルブを選ぶことです」

駆動系の摩擦を減らすことは単なるスピードアップだけでなく、
機材の寿命を延ばし、ライドをより一層楽しいものにしてくれます。
皆さんも自分のライディングスタイルやメンテナンスのルーティンに合わせて、Muc-Offのルブを使い分けてみてはいかがでしょうか?
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