自転車のチェーンを洗ってもすぐ黒くなる理由と、正しい洗浄法

「せっかくチェーンをキレイに掃除したのに、少し走っただけでまた黒くドロドロになってしまった…」

そんな経験はありませんか?

実は、チェーンがすぐに黒くなる一番の原因は、「表面しか洗えておらず、内側に古い汚れやオイルが残っているから」なのです。

今回は、スタッフも実践している
「チェーンの内側までしっかりキレイにする洗浄手順」と「おすすめの洗車アイテム」を詳しく解説します!


チェーンがすぐ黒くなる原因は「内側の残留汚れ」

ピカピカに磨いたつもりでも、走るとすぐに黒い汚れが浮き出てくるのは、チェーンプレートの隙間やコマ(ローラー)の奥深くに残った「古いオイルや砂埃・金属粉」が、走行時の振動や新しく注油したオイルによって外に押し出されてしまうためです。

チェーンをキレイに保つ最大のコツは、「内側の奥深くまで意識して洗浄すること」です。


ここだけは押さえたい!チェーン洗浄3つの重要ポイント

スプレー後は「1分放置」して化学の力で浮かせる
ケミカルを吹きかけてすぐゴシゴシ擦るのはNG。液剤が奥まで浸透し、頑固な油汚れが分解されるまで「1分間」待ちましょう。

ブラッシングは「表・裏・内側」の3方向から
目に見える表側だけでなく、裏側やチェーンプレートの間に溜まった汚れを残さずかき出します。

すすぎは「ヌメりが消えるまで」徹底的に
クリーナーの成分や分解された汚れが残っていると、新しいオイルの乗りが悪くなります。多めの水で、触ってヌルッとしなくなるまでしっかり洗い流しましょう。

スタッフが愛用するおすすめ洗車ブラシ
洗浄効果を格段にアップさせるには、適切な道具選びも欠かせません。

  • Detailing Brush(ディテーリングブラシ)
    細かな毛先がチェーンの隙間や内側、複雑な構造の奥までしっかり届く万能ブラシ。チェーン内側のピンポイント掃除に最適です。
  • TYRE & CASSETTE BRUSH(タイヤ&カセットブラシ)
    硬めの毛足で、カセットスプロケット(後ろのギア)にこびりついたドロドロの油汚れをガシガシ削り落とせる専用ブラシ。

失敗しない!チェーン洗浄の3ステップ

STEP 1:乾いた状態でクリーナーをスプレー&「1分放置」

水で濡らす前に、乾いた状態のチェーンにドライブトレイン用クリーナーをしっかりスプレーします。ここで焦ってすぐに磨かず、まずは1分間放置! クリーナーがチェーン内部まで浸透し、固まった油汚れを柔らかく分解してくれます。

STEP 2:表・裏・内側&カセットを徹底ブラッシング

1分経ったらブラッシング開始です。

チェーン: 表面だけでなく、裏側やプレートの内側まで意識して磨きます。
内側の細かなギャップには Detailing Brush を使うとスムーズです。

カセットスプロケット: チェーンだけを綺麗にしても、ギアが汚れていてはすぐに汚れが移ってしまいます。
TYRE & CASSETTE BRUSH を使って、ギアの隙間の汚れもガシガシ洗い落としましょう。

BICYCLE CHAIN BRUSHなら1つで全てをカバー

チェーンのコマを重点的に洗いたいときは、両サイドから包み込むようにブラシを当てる。
チェーンプレートを洗いたいときは、持ち手の向きを変えて、裏側までブラッシングできます。

STEP 3:多めの水でヌメりがなくなるまで「しっかりすすぐ」

仕上げのすすぎは非常に重要です。
できるだけ多めの水で、分解された汚れとクリーナー成分を完全に流し切ります。

指でチェーンを直接触り、「ヌルっとした感触」が消えてキュッとするまで丁寧に洗い流してください。


仕上げ:注油(オイル挿し)のポイント

しっかり乾かした後は、仕上げの注油を行います。

  1. コマ(ローラー)ひとつずつに丁寧にルブを垂らす
  2. クランクを回して全体になじませたら、軽く変速を行ってギア全体に行き渡らせる
  3. 表面に残った余分なルブを、乾いたクロスで軽く拭き取る

※表面に余分なオイルが残っていると、走行時に埃や砂を呼び寄せて黒ずみの原因になります。
「中のコマにだけオイルを残し、表面は軽く拭き取る」のが綺麗を長持ちさせる秘訣です!

しっかりと内側まで洗浄&正しく注油を行えば、次のライド後も驚くほどクリーンな状態が長持ちします。ぜひ次回の洗車から試してみてください!