RXC34 CARBON120mm
昨年、ワールドカップでも活躍のTeam BMCが採用していたことでも話題になった、オーリンズのクロスカントリーフォーク。
ついに今日入荷しました。
初回の入荷は4本
RXC34 CARBON
価格:¥249,000-(税抜)
トラベル:120mm
重量:1,524g
ハブ:ブースト(110x15mm)
※入荷はリモート非対応(パーツで対応可能)
RXF34から、エア側、ダンパー側ともに軽量化のため、内部パーツがコンパクトになっています。
特にダンパー側はRXF34のツインチューブの相当のシステムOTX18(ツインチューブ部分をスプリング制御でおいるを逃す機構)から、OTX14(OTX18はスプリングでオイル逃すが、軽量化のためラバーの部屋(ブラッダー的な働き)に代替え)という新しいシステムにアップデート。オーリンズ特有ツインチューブと同等のダンパー性能を新たに開発しています。
XCワールドカップにも対応できるよう動きを邪魔しない剛性を確保しながら(コラムとクラウンがカーボン)軽量化→1,524g
F1 と MotoGPなど、トップモータースポーツの現場で活躍
実はこちらF1用のサスペンションユニットです。(スクーデリア・フェラーリ)
F1では軽量化をとことん求められるということ。
ハイパワーで大きな乗り物なのに、ここまで大きさが違うのは面白いですね。
下の画像の右はMOTO GP
確認できている限りでヤマハファクトリー・ドゥカティファクトリー・ホンダファクトリーがサスペンションやステアリングダンパーを採用しています。
OHLINSは世界最高峰のレースの現場で戦っています。
路面からの情報をタイヤ→サスペンション→フレーム→ライダーへ伝えるための重要な役割を果たします。
時速300km/hを超える状況で的確に情報を伝えるために独自のテクノロジーがあり、その最たるモノが
ツインチューブテクノロジーです。
それらを研究開発しているメンバーが大のMTB好き!
そんなメンバーが自転車用に落とし込んだ、正真正銘THE OHLINSなサスペンション。
ストロークの動きの良さと、シビアな場面で問われる減衰の立ち上がりの自然さ。
本当に1mm未満の単位で体感できる減衰です。
MTBプロジェクトマネージャーThomasに質問
Q:オーリンズのフォークと他社のフォークは何が大きく違うの?
A(Thomas):
1 . 剛性が格段に高いので、フォークの捩れが少なくサスペンションがスムースに入る。
剛性の高さから、荒れたロックセクションに高速で突っ込んでいっても安定性が抜群です。
2. ダンパー性能が格段に良い
モーターサイクルの世界でもタイトルを席巻しているツインチューブ構造を採用。
ダンピングの性能がどんな荒れた路面でも安定して狙ったダンパー性能を発揮できる。
オーリンズは、初期の動きの良さと後半の踏ん張りを自由に調整できる。
他社のであると、初期を動かそうとすると後半の踏ん張りを出せない。
逆に後半を踏ん張らせようとすると初期が固くなってしまうという特性になってしまうのです。
3. 開発スピードが圧倒的に速い。
レースに行って常に新型をテスト。よかったらすぐに量産に反映していく。
他社だとモデルイヤーなどあるが、そんなことは関係なしに開発を進めていく。
スウェーデン本社では、週末レースから帰ってきたF1、ラリー、マウンテンバイク、モトクロス、motoGPなど同じ部屋でオーバーホールを行い、こんなセッティングが良かったなど積極的に情報交換できる環境にあるから、他ジャンルの情報も含めさらに面白いものができてくるということ。
これからのオーリンズますます楽しみになってきました!