1994年生まれのMuc-Off
2014年にチームSKYが使用し始め、目にすることも増えてきたケミカルブランドMuc-Off。比較的新しいブランドかと思いきや実は1994年創業で今年30周年!
7月にドイツで開催されたユーロバイクでは30周年を祝い記念のビールもふるまわれました!
30周年を記念してMuc-Offの歴史と共に歩んできたピンクの洗剤「ナノテックバイククリーナー」の歴史について振り返りましょう!
Muc-Offが生まれる前
Muc-Offが生まれる3年前。1991年に創業者であるレックスとマリリン トリムネルが「X-Lite UK」という世界初のダブルクラウンのフォークと、世界最軽量のバーエンドを設計し製造するブランドを立ち上げました。
レックスは自転車の細部にまでこだわるため洗車をしっかりと行なっていましたが、質のよいクリーナーがなく洗車に時間がかかりストレスを感じていました。
洗車に時間を取られることにストレスを感じていたレックスは界面活性剤について学び、短い時間でも自分のバイクを綺麗に洗車できる現在のナノテックバイククリーナーの元となるピンクのクリーナーを開発しました。
この当時ほとんどのライダーが塩分を含む食器用洗剤で洗車しており、自転車やパーツなどが水分と塩分により腐食してしまっていました。
Muc-Off Bike Cleaner誕生
1994年ついにMuc-Offが誕生します。
塩分を含まず、すぐに汚れが落ちるレックスのクリーナーこと「Muc-Offバイククリーナー」は自転車の洗車において最高の洗剤でありこの評判はすぐに広まることとなります。
自転車だけで止まらないMuc-Off
1994年以降人気を伸ばし続け2000年にはモトクロスへ。2003年には4輪向け。へと拡大し続け、2014年にはイギリスの当時最強チーム「チームSKY」のスポンサーとなり水色のチェーンルブ「Hydrodynamic Chain Lube」など共同で開発しました。
Muc-Offの進化は続く
誕生から30年。現在はイネオス・グレナディアーズやEFエデュケーション・イージーポストなどワールドチームのサポートを行いながら製品開発を進めています。
Muc-Offの派手な見た目の裏側にはR&D(研究開発部門)で日々真面目に真剣にテストと開発を続けられています。
研究開発がどのように行われているのかについては↓の記事をチェック!