感度と快適性を両立し、究極のトラクションとコントロールを実現し、新シャーシと組み合わせることで、小さな衝撃に対して非常に敏感に反応し、オーリンズならではの精密なステアリング性能とコントロール可能な操作感を実現。
どれほど長時間、激しい使用にも対応します。
RXF36 m.3 のアップデートされたポイント
・クラウン、アウターケースのアップデートで軽量化
• 内部ブッシングの重なり部分を拡大
・トラベルの幅を狭め140~160mmトラベルで最適化 ※29インチ
• クラウンオフセット→38mm、44mm、51mmのラインナップ
• 摺動部分の摩擦をさらに低減し感度が向上→トラクションと快適性が強化され、どんなトレイルも制覇可能に
スペック
• Öhlins TTX テクノロジー
• トラベル:140~160mm(27.5インチでは最大170mm)
• 独立スプリングシステム
• 独立ダンパーシステム
• 再調整されたエアスプリングシステム
• 36mmスタンションチューブ
• オフセット:38mm、44mm、51mm
• ホイールサイズ:29インチ、27.5インチ
• レース実績に基づく設定バンク • コイルスプリング対応設計
• シャーシ摩擦低減
• 最小摩擦を実現するフローティングアクスル採用
・15x110mmアクスル
• 重量:2050g(ボルト+アクスル含む)
• eMTB対応
特筆すべきダンパーシステムのスムースさ。
RXF36 m.3は、次世代のトレイルライドに最適化されたサスペンション。
この新型フォークは、2024年UCIマウンテンバイクワールドカップダウンヒルチャンピオン、ロイック・ブルーニ選手が使用した「DH38レースフォーク」に搭載されたTTX18ダンピングテクノロジーを基にセッティングされています。
この技術をトレイル向けに適応させることで、非常にハードなトレイルでも最高のトラクションとコントロールを提供します。
TTX18ダンパー、独自の3チャンバー(メイン・ランプアップ・ネガティブ各チャンバー)システムやエアスプリングなど、ダブルクラウンであるDH38といくつかの重要なテクノロジーが共有されています。
ツインチューブシステムからくる路面へのファーストタッチのシルキーなフィーリングはどこのフォークにも真似はできません。
乗らなきゃわからないけど、乗れば必ず分かります。
RXF36 AIR m.3は特に厳しいトレイル向けにアップデートされており、次の調整機構&範囲を備えています
• ロースピードコンプレッション: 16クリック
・ハイスピードコンプレッション: 3クリック
• リバウンド調整: 16クリック
剛性≠硬さ
オーリンズはインナーチューブとアウターケースそしてクラウンなど、大きな役割を果たすパーツ部分でのたわみを減らしました。
ただし、剛性は単純に硬さを意味するものではありません。
オーリンズは、ブレーキング、コーナリング、インパクト時の完璧なフレックスパターンを見つけて、幅広いライディングや地形をより細かくコントロールできるように努力しました。
ÖHLINSは…
オーリンズは1976年から(約50年の歴史)モトクロス用のサスペンションから始まり、F1やMotoGP、フォーミュラカーなど超繊細な動きが求められる分野でも実績多数。
スウェーデンのストックホルムに本社を構え、世界有数のサーキット『ニュルブルクリンク』の近くにもオフィスやテクニカルセンターを構えています。
実はそれらの輝かしい実績を支えてきたエンジニア達が極度のMTB大好きな人達で、そのテクノロジーを惜しみなく注ぎ込んで、MTBのプロダクトを立ち上げたのです。
たまに「OHLINSって中身は他社の○O○Xなんでしょ〜」と言われますが全く違います。
F1用のサスペンションユニット(スクーデリア・フェラーリ)
MOTO GP用サスペンション&ステアリングダンパー
(確認できている限りでヤマハファクトリー・ドゥカティファクトリー・ホンダファクトリーがサスペンションを採用しています。)
このように日々OHLINSは世界最高峰のレースの現場で戦っており、路面からの情報をライダーへ伝えるための重要な役割をサスペンションは果たしているという思いで開発しています。
時速300km/hを超える状況で乗り手が的確な情報を感じるために独自のテクノロジーがあり、その最たるモノがツインチューブテクノロジーです。
そのテクノロジーをMTB用サスペンションにも採用しているのです!
そんなMTB好きメンバーが作った、正真正銘で自転車用に落とし込んだサスペンション。
ストロークの動きの良さと、シビアな場面で問われる減衰の立ち上がりの自然さ。
本当に1mm未満の単位で体感できる減衰です。