厳寒期に向けて寒さが厳しくなっていく年末年始。 強い北風や気温の低さから、ついライドをサボリがちになりますが、ASSOSのウェアを運動強度や走行環境に応じて組み合わせて着ると、寒い時期のライドも快適に楽しめます。

そこで、この企画では、ASSOSのウェアを愛用するアンバサダーやショップスタッフに、ASSOSの冬の着こなしのテクニックを教わります。

第4回は、子育てをしながらヒルクライムを中心に自転車を楽しむ自転車系YouTuber/インスタグラマーのバグかなさんにお話をうかがいます。

年末の予想気温

2〜12℃

走行環境

兵庫県の六甲山の麓に住んでおり、獲得票高1000m弱のヒルクライムを楽しんでいます。冬場の最高気温はだいたい7〜10℃ぐらいですが、標高が高いところに行くのと、下りではかなり冷えるので、防寒対策は必須です。

運動強度

子育て中なので、サクッと六甲山を1本登る走り方が中心です。上りでは汗をかくほど追い込みます。時間があるときはヒルクライムのないロングライドをすることもあります。

組み合わせ 1

【冬のノーマル、もしくは暖かい日のウェア選択(8〜15℃想定)】

カテゴリー 使用製品名 サイズ
トップス

UMA GTV SPRING FALL JACKET C2

XS
インナー WOMEN WINTER LS SKIN LAYER P1 0
ショーツ/タイツ UMA GT WINTER BIB TIGHTS C2 XS
ジレ EQUIPE RS SPRING FALL GILET TARGA XS
シェル UMA GT WIND VEST C2 XS
グローブ SPRING FALL GLOVES EVO XS
ブーティ GT ULTRAZ WINTER BOOTIES EVO 0
 
●アウター
上りで追い込むので、少し暖かい気温の場合はアウターは裏起毛のSPRING/FALLの長袖ジャージにします。ロングライドのときもこのジャージに冬用のベースレイヤーを組み合わせれば十分暖かく、1日を通して快適に走ることができます。

●ベースレイヤー
上りでの寒さには、たくさん着込んだり防寒性能の高いウェア1枚で対応するのではなく、ベースレイヤーの種類を変えることで対応します。暖かい日はインナーはWINTERを組み合わせます。

●ジレ
下りに備えて冬用のビブタイツをはきます。下半身は上りで追い込んでいるときもオーバーヒートするほど暑く感じないからです。 ●ジレ/ジャケット ダウンヒルでは重ね着で寒さを防ぐため、できるだけコンパクトになるジレやウインドジャケットを持っていき、下る前に着るようにしています。どちらも薄いですが、1枚着るだけでも温かさが違います。暖かい日には体幹を保温するジレを使います。

組み合わせ 2

【ハードコンディション のウェア選択(0〜8℃想定)】

カテゴリー 使用製品名 サイズ
トップス

UMA GT WINTER JACKET S11

XS

インナー

WOMEN ULTRAZ WINTER LS SKIN LAYER P1

0
ショーツ/タイツ

UMA GT WINTER BIB TIGHTS C2

XS
シェル

UMA GT WIND VEST C2

XS
グローブ

ULTRAZ WINTER GLOVES

XS
ブーティ GT WINTER BOOTIES EVO 0
 
●アウター
最高気温が10度を下回るような寒い日は、手持ちのウェアで一番暖かいUMA GT WINTER JACKETを着ます。
 
●ベースレイヤー
寒さが厳しい日は厳寒期向けのULTRAZを組み合わせます。上っているときはかなり追い込みますが、冬用ジャケットと組み合わせても熱気がこもりにくく、オーバーヒートをすることも汗冷えすることもありません。
 
●タイツ
自分の住んでいるエリアでは、1年で一番寒い時期でも冬用のビブタイツで十分です。
 
●ジレ/ジャケット
冬はたたむとコンパクトになる薄手のジレと薄手のウインドジャケットを両方必ずポケットに忍ばせています。ヒルクライムを終えてダウンヒルを始める前にジレやウインドジャケットを羽織りますが、寒い時期はジレとジャケットを重ね着することもあります。下りは運動強度が低く、スピードも出て体温が奪われるので、重ね着は重要です。
 
●その他
寒さが厳しい時期は、ブーティーだけでなくグローブもULTRAZのものを組み合わせます。
・高強度で走る上りは、オーバーヒートしないようにベースレイヤーで調整。それほど寒くない日は上をSPRING/FALLにすることもある。
・コンパクトになる薄手のジレやウインドジャケットを活用し、ダウンヒル開始前に着る。
 
バグかなさんは、比較的温暖な地域に住み、ヒルクライム中心に走るため、冬でも比較的アウターは軽めのものを着るのが特徴。
これに冬物や厳寒期のインナーを組み合わせることで、適度にウェア内の熱気を逃がし、寒さも防いでいるのが特徴です。
ベースレイヤーはジャケットなどに比べると価格が低目なので、複数枚を使い分けることでより細かい温度変化に対応しやすくなるのでおすすめです。

WOMEN WINTER LS SKIN LAYER P1

体温調節がより難しい冬のライドには欠かせないベースレイヤーです。 走り始める前でも寒さを感じないほど暖かく、ライド中に身体が温まってくると熱を上手く身体の外に逃がしてくれて、汗冷えもせず快適な体感温度をキープしてくれる優れものです。

初めて着てライドした時には、あまりの快適さに感動しました。 今までは複数のインナーを重ね着したりもしていましたが、ASSOSのベースレイヤーは1枚で十分なので、レイヤリングもシンプルに考えやすくて気に入っています。