GIROは1985年にアメリカ、カリフォルニア サンタクルズで創業し現代の自転車用ヘルメットの形を最初に世に出したブランドです。
現在、アメリカで自転車競技用ヘルメットを(累積で)一番販売しています。
そんなGIROが通勤でも使えるヘルメットの選ぶポイントを簡単にガイドします。
当たり前ではありますが、まずいちばん重要なのは安全性。
そして自転車には様々な乗車姿勢があり、ロードなど前傾姿勢で乗る場合に適したモデル。
マウンテンバイクのようなアップライトな姿勢で乗る場合に向けたヘルメット。
通勤などで乗られる方も多いクロスバイクなどにはコミューター向けヘルメットなど。
何を基準にして選べばいいのか?
常に安全は意識したいところですが、様々なスタイルのヘルメットの中でも「街」「通勤」という目的ではなにがベストなのでしょうか。
どこをチェックすれば良いのか?
スポーツバイク用ヘルメットを最初に開発したGIROの視点でそれぞれ知っておいてほしいポイントを含めご紹介していきます。
『ロード・スポーツスタイル』
『アーバン・コミュータースタイル』
『アーバン・マウンテンバイクスタイル』
それぞれの特徴は?
ロード・スポーツ | アーバン・コミューター | MTB・アウトドア | |
風通し 涼しさ | ◎ 大型の風抜き穴が多く装備され 冷却効果はスタイル中No1 | ◯ 風抜き穴の装備数は モデルによって様々 | ◯ 風抜き穴の装備数は モデルによって様々 |
軽さ | ◯ 構造的に重量面で優位性のあるモデルが多い | ◯ 帽体の素材でモデルごとの差は幅広い シンプルな構造で最軽量モデルも有り | ◯ バイザーなど付属品を含めると 他のスタイルよりは重量増になりがち |
日差し | △ 日除けになる構造はなし サングラスと合わせるのもおすすめ | ◯ 小型バイザー付きで、ちょっとした日除けにも | ◯ 大型バイザーが日除け、雨避けの役割に |
携行性 | ◯ 鍵をかけるような構造はなし あご紐部分に鍵を通すことは可能 | ◎ 駐輪時に施錠ができるロックポート付きも 大型の風抜き穴がロックポート代わりにもなる | ◯ 鍵をかけるような構造はなし あご紐部分に鍵を通すことは可能 |
価格帯 | 1万円から上位モデルは5万円くらいまで | アンダー1万円から2万円くらいまで | アンダー1万円から2万円くらいまで |
★ロード/スポーツスタイル (左)
・長時間乗ることの多いスポーツ走行でも苦になりにくいアーバンに比べると軽いヘルメットが多くあります。
・大型の風ぬき穴と、内部の空気の通り道が多数設置され、激しい運動でも効果的に頭部を冷やします。
・走行時の快適性→通気性や空気の抜けを重視
・より高いフィット感を求められるよう細かなサイズ展開あり
・ハイスピードでのアクシデントにも対応できるより高い安全性を考慮(スフェリカル、ミップス構造)
★アーバン/コミュータースタイル (中)
・小型バイザーつきのモデルも多く、目に入る日差し、雨粒を排除、日焼け防止に役立ちます。
・フレキシブルなサイジング設定(中にキャップを被ったり、ヘアスタイルの変化にも対応)
・ロックポートになる大型のベンチレーションホール(風抜き穴)つきのモデルもあり
・安全性を重視しMIPSを採用しながら価格を抑えたモデルもあり、価格的にも魅力です。
★MTB/アウトドアスタイル (右)
・大型バイザーが付属。ワンタッチで脱着ができるので、普段は外してアーバンスタイル、週末は付けてマウンテンスタイルが可能。
・大型の風抜き穴が装備されている
・前傾の強いポジションでの走行では、大型バイザーが視界を遮る場合も
例えば正しいヘルメットを被らずにアクシデントに遭った場合
・怪我や後遺症のリスクが高い
・保険会社の補償対象外となる場合がある(詳しくはご加入の保険会社へお問い合わせください)
自治体によってはヘルメット購入に対して補助金(助成金)が出る場合があります
・安全基準をクリアしているヘルメットを入手することが申請の条件に入っている自治体が多いです。
(詳しくは該当する自治体の基準をご確認下さい。)
街なかでの移動が多くなる「通勤」だからこそ、車との接触事故などのリスクをきちんと見る必要があります。
安全性を伴っていないものをうっかり買ってしまわないためにも、ヘルメットは購入するブランドをしっかり調べることをおすすめします。
GIROは購入後ライドしてみて、どうしても距離を走るとこめかみが痛くなる、やはりもう1サイズ上にしておけばよかったかもなどの場合、着用してからでもサイズ交換保証がついています。
※国内正規品に限り、正規販売店からの購入に限ります。
※販売店リストに掲載のないオンラインストアについては、販売元の交換ポリシーを事前にご確認下さい。
一部交換に対応していないオンラインストアもございます。
※欠品や完売の際は、そのタイミングでできるご提案をさせていただきます。
【SYNTAX MIPS AF シンタックス ミップス アジアンフィット 19,800円(税込)】
MIPSを搭載し、サイクリングヘルメットのスタンダードとしてGIROが新たに提案する全く新しいロードサイクリングヘルメット。
日本人向けアジアンフィットで横幅の広い頭でもしっかりフィット!
S,M,Lの3サイズ展開で対応頭囲は51~63cm
【REGISTER Ⅱ レジスター 2 9,790円(税込)】
前作から安全性と快適性にフィーチャーしてさらなるアップデート。
一体成型のアウターシェルにより帽体そのものの密着度をアップデート、そしてウィンドトンネル(ヘルメット内部の風の通り道)が追加され効率的に熱気を外へと逃します。
工具要らずで取外し可能な小型バイザー(前傾の強いロードポジションでも視界の邪魔にならないサイズ)もセット。
頭部前面の風穴にはバグネット(虫の飛び込み防止ネット)までついており、冷却効果も上位モデル譲り、夏場のサイクリングでも快適に走ることができます。
ユニバーサルサイズ採用でひとつのヘルメットで54~61cmまで対応
【CADEN MIPS Ⅱ ケイデン 19,800円(税込)】
日差しや雨水から目を守る効果はそのままに、デザイン的にも引き締めてくれる控えめバイザーがとてもナイス。
アーバンだけでなく、幅広い用途で使えるジャンルレスヘルメット。
ヘルメット後部にはロックポート(鍵を通す穴)も有り。
【CORMICK STANDARD コーミック スタンダード 9,790円(税込)】
【CORMICK MIPS コーミック ミップス 13,200円(税込)】
スポーツ感を主張しすぎない、普段着感覚で被れるデザインが魅力。
涼しくかつMIPS搭載の『コーミック ミップス』と、GIROヘルメット最軽量かつ涼しさを備えた『コーミック スタンダード』があり、どちらもスポーツモデルの機能/必須条件も備えています。
純正のバイザー(黒)はもちろん、普段のキャップと合わせてもコーディネイトも楽しめます。
キャップスタイルは髪型も気にせず被れるので特におすすめ。
ユニバーサルサイズ採用でひとつのヘルメットで54~61cmまで対応
ユニバーサルXLサイズもラインナップ、こちらは58~65cmまで幅広く対応しています。
【FIXTURE2 フィクスチャー 9,790円(税込)】
木の枝や日差しから顔や目を守る取り外し可能なバイザーがセットで付いてくる。
後頭部までしっかりとカバーできる深めで安心のデザインが魅力。
丸っこくコンパクトなシルエットでクロスバイクやミニベロなどシティサイクルにもピッタリ。
画像のように好きなデザインのサイクルキャップを合わせるのもお勧めです。
※サイクルキャップは別売です。
ユニバーサルサイズ採用でひとつのヘルメットで54~61cmまで対応
ユニバーサルXLサイズもラインナップ、こちらは58~65cmまで幅広く対応しています。
さらにユニバーサルSサイズも、こちらは50~57cmまで頭囲の小さい女性やお子様まで対応できます。
製品の入荷状況、お問い合わせは下記取扱店リストより詳細をご確認ください。