Technical Data
メンテンナンス of CeramicSpeed OSPW Systems
スタッフ製品チェック
ビックプーリーは抵抗を減らす
ディレイラー純正のプリー（例シマノR9200では11T）に対し、OSPWは上側13T下側19T（SHIMANOモデル）と 歯数が大きくなり、チェーンの曲がる角度が少なくなることで2.4ワット減少したと実証されています。
高精度のセラミックベアリング
OSPWシステムで使用されているプーリーのベアリングは全て高精度のセラミックボールが使用され、ベアリングの寿命や性能が決まるとされています。
素材は最高級のグレード3の窒化ケイ素から作られ、最高の表面仕上げ、真円度を誇っています。
レースは2種類あり、スタンダードモデルと3ミクロン厚さで均一なコーティングが施されたコーテッドモデルがあります。
コーテッドモデルはより高寿命、低抵抗です。
リヤディレーラーの最大歯数まで使用できる
OSPWを装着する事で通常のプーリーケージよりも長くなり、リヤディレーラーの最大歯数まで使用するとができます。
一部のモデルではSSモデルとGSモデルがあり、最大ギアが異なりますが、OSPWは全て最大ギアまで対応させることが出来ます。
ほとんど同じギア比でチェーンのゆがみもない場合
53-28→ ギア比1.89（損失約5.7）
39-21→ ギア比1.86（損失約6.7）
で走行した場合フロントのチェーンリングはインナーよりもアウターの方が0.47w摩擦損失が少ないというテスト結果が出ています。
さらにギア比が大きくなるにつれ、節約できるワット数も大きくなります。39-11(ギア比3.55)に比べ同じくらいのギア比の53-15(ギア比3.53)を使用することで2.86ワットもの節約が可能です。
対応モデルの広さ
主要コンポーネントメーカー（シマノ / スラム / カンパニョーロ）のほとんどの上位モデルディレーラーに対応しています。
快適なシフト
OSPWは基本的にシフトは悪くなりません。
シフトが悪い時は、リヤエンドの曲りや、ディレーラーの歪み。チェーンの長さの設定ミスなどが原因であることがほとんどです。
上手くいかない場合はチェーン抵抗は増えますが、テンションスプリングの調整もでき(シマノモデル3段階)、シフト性能と抵抗の調整が可能です。
簡単メンテナンス
洗車後や雨など走行後には付属のオイルを一滴プーリーの裏側からベアリングに塗布することでメンテナンスが可能！
3000km―5000kmに一回ベアリングのシールを外して洗浄メンテナンスを行うことで安定したパフォーマンスを発揮します。