使い方を知る / Eagle Transmission トラブルシューティング

トラブル解決への道筋

Eagle Transmissionの変速トラブルを確認するための、主な手順を紹介します。順番にチェックして、スムーズで確実な動作を取り戻しましょう。

モーションブラー効果が施された森の中を走る2人のマウンテンバイカー。.

ファインチューニング

お使いのTransmissionに合わせて、AXSまたはMechanicalを選んでください。

カセットの前に配置された、小さな赤いステータスランプが点灯している自転車のリアディレイラーのクローズアップ。.

電源と接続を確認する

Eagle Transmissionが変速しなくなったときは、ディレイラーの充電不足、コントローラーの電池切れ、ペアリングの問題など、基本的な原因から確認しましょう。

ディレイラーとコントローラーのAXSボタンを押して、残量を確認します。LEDが点灯しない場合は、そのバッテリーの充電または電池交換が必要です。

TECH TIP

コントローラーの交換用CR2032電池は、苦味成分を使った誤飲防止コーティングのリングがないものを選ぶことをSRAMは推奨しています。コーティングが端子との接触に影響する場合があります。

電池に残量がある場合は、新しく追加したAXSコンポーネントも含めて、システム全体を再ペアリングしてください。

TECH TIP

トレイルでAXS Pod Controllerの電池が切れた場合は、ディレイラーのAXSボタンで変速できます。素早い1回押しで重いギアへ、2回押しで軽いギアへ変速し、走行しやすいギアを選びます。

Pod Controllerの電池交換

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AXSバッテリーの充電

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LEDによる残量確認

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MicroAdjust

変速性能をさらに整えたいときや、擦れるような音を抑えたいときは、MicroAdjustでリアディレイラーの位置を微調整します。ハブ側に生じるわずかな個体差を補正する機能です。

TECH TIP:一度に大きく動かさず、1クリックずつ調整して動作を確認してください。

Pod Controllerで調整

AXS Appで調整

バレルアジャスターで調整する

変速がうまく決まらない場合は、バレルアジャスターでケーブルの張りを増減し、上側プーリーが適切なスプロケットの真下にくるよう調整します。

  • 反時計回り:1クリックずつ回すとケーブルの張りが増え、プーリーが内側へ動きます。
  • 時計回り:ケーブルの張りが減り、ディレイラーが外側へ動きます。

インパクト リセット

微調整しても変速が改善しない場合は、次の順に確認します。

  1. ディレイラーのリセット:ディレイラーがローレットリングに対して回転している場合。
  2. ローレットリングのリセット:ディレイラーとリングが一緒にフレームに対して回転している場合。
  3. 再取り付け:解決しない場合は、ディレイラーと取り付け部品を外し、手順を確認して取り付け直します。

1.ディレイラーをリセットする

Eagle TransmissionのFull Mountは、正面から衝撃を受けると回転し、ディレイラーを危険から逃がす設計です。衝撃後に位置を戻すため、トレイル上でリセットが必要になる場合があります。手で戻す方法と、リアアクスルを使う方法があります。

ディレイラーをぶつけたら、ローレットリングのマークとFull Mountのマークが合っているか確認してください。ずれている場合はリセットが必要です。まず手で戻す方法を試し、それからアクスルを使う方法へ進みます。

TECH TIP

アクスルを使うリセットでは、8mmのディレイラー取り付けボルトを緩めないでください。特にアクスルにトルクがかかった状態では緩めないでください。このリセットで緩めるのはアクスルだけです。

手で行うリセット

リアアクスルを使うリセット

2.ローレットリングをリセットする

変速が急に悪くなり、ディレイラーとローレットリングのマークは合っている場合は、両方が一緒にフレームに対して回転していないか確認します。

確認方法

  1. チェーンを指定のSetup Cogへ変速します。
  2. ケージを少し伸ばし、Cage Modeボタンを押してA/Bキーの線の位置で保持し、Setup Modeにします。チェーンに大きなたるみがある場合は、リングとディレイラーがフレームに対してずれている可能性があります。
Setup Cogを調べる

リセット手順

  1. チェーンをSetup Cogにかけ、ディレイラーをSetup Modeにした状態で、スルーアクスルを1回転緩めます。
  2. ディレイラー取り付けボルトを1回転緩め、ローレットリングがフレームへ強く押し付けられていない状態にします。
  3. 下側プーリーをバイク後方へ引いてチェーンのたるみを取り、ディレイラー取り付けボルトを35 N·mで締めます。締める途中でリングが滑ったり回ったりする場合は、取り付けボルトを外してねじ部へグリスを塗り、この手順をやり直します。
  4. アクスルを指定トルクで締めます。
  5. 変速動作を確認します。

TECH TIP:カセットに対して正しい位置を保持し、適切な変速性能を得るため、ディレイラー取り付けボルトは35 N·mで締め付けます。

3.それでも変速がスムーズでないとき

カセットに対するディレイラーのセットアップ位置を確認してください。Eagle Transmissionの手順は従来のドライブトレインと大きく異なり、指定どおりにやり直すことで多くの変速症状を解決できます。

Full Mount Chain Length GuideまたはSRAM AXS Appで、バイクに必要なチェーン長、Setup Cog、Setup Keyの位置を確認します。アイドラープーリー付きのバイクは、計算ツールの代わりに、専用のセットアップ情報を参照してください。

チェーン長・Setup Keyを調べる アイドラープーリー付きフレームの情報

リアホイールを外し、ディレイラーとブッシングフレームインサートを取り外します。ユーザーマニュアルの「Install the Bushing Frame Insert」から、HangとTightenの手順を順に確認し、取り付けをやり直してください。

AXSユーザーマニュアル Mechanicalユーザーマニュアル
メインケージアセンブリ、取り付け金具、小さなボルトなど、分解されたSRAM製自転車ディレイラーの部品が、無地の背景の上に並べられている。.

リアディレイラーの補修

T-Typeディレイラーは、部品単位で補修しやすい設計です。大きな衝撃を受けた場合も、スキッドプレートやケージアセンブリーなど、モジュール式の交換キットを使って補修できます。

補修について詳しく見る

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