ブランド一覧(アイウエオ順)
■ 製品概要
BRAKE FORCE(ブレーキフォース)は、過酷なMTBやE-Bikeシーンで圧倒的な支持を得るフラッグシップモデル「EPTA STAGE 0」の2ピース・セミフローティング構造とEPTER機構をそのまま継承し、ロード・グラベル専用に開発されたディスクローターです。
1.9mm厚というBRAKING独自の圧倒的な剛性メリットを維持しつつ、ロードバイクのスピード域とフレーム特性に合わせて軽量化。
過酷な下り坂でも指先の力だけで完璧にスピードをコントロールできる、カチッとした硬質なブレーキタッチを提供します。
スペック
| 仕様 | |
| ローター厚 | 1.9 mm (摩耗限界:1.6 mm) |
| 構造 | 2ピース・セミフローティング構造 (アルミスパイダー × ステンレスアウター) |
| テクノロジー | EPTER機構 (CNC段差加工による剛性向上&セルフクリーニング) |
| 取付規格 | センターロック |
| 実測重量 |
・140mm:122.0g ・160mm:145.4g |
■ 3つのコアテクノロジー
01. 進化した「EPTER機構」
制動面に刻まれた、独自のCNC精密段差(エッジ)形状。
通常のWAVEローターよりも遥かに手間と時間をかけ、1枚ずつ精密に削り出されるBRAKINGの最高峰テクノロジーです。
-
構造剛性の向上: 大量生産のフラットなローターとは異なり、この立体的な段差構造が「梁(はり)」の役割を果たすため、ハードブレーキング時にもローターのねじれを防ぎます。
-
セルフクリーニング性能: 独特のエッジ形状が、走行中にパッド表面の汚れやダストを常に掻き出し、あらゆる天候でも100%の摩擦力を維持します。
02. 熱歪みを抑え込む「セミフローティング構造」
軽量な「アルミ製インナーキャリア」と、最高峰のマルテンサイト系ステンレスを採用した「アウターローター」を別体とした2ピース構造です。
-
熱歪みの最小限化: ハードなブレーキングで発生した強大な熱が中央ハブへ伝わるのを遮断。熱膨張によるローターの横方向への歪み(波打ち)を物理的に防ぎ、長い下りの後半でも完全に一定のブレーキタッチを提供し続けます。
03. ロード・グラベルに特化した軽量設計
MotoGPをはじめ、モーターサイクルの世界選手権を幾度も制してきたBRAKING。その過酷なモータースポーツの現場で培われたテクノロジーをベースに持つ「EPTA」の堅牢な基本構造はそのままに、アウターローターの肉抜きパターンをロードバイク向けに徹底的にリファインしました。
1.9mm厚(剛性約17.6%アップ)の絶対的なメリットを享受しながら、ヒルクライムや加減速の足を引っ張らない優秀な重量比剛性を実現しています。
■ よくある質問(FAQ)
Q. 手で触れてもローターに可動性がありませんが、フローティング構造でしょうか。
A. 本製品は仕様通り、高精度なセミフローティング構造を採用しています。
ロードバイクにおける通常走行時の振動ノイズ(ガタつき)の発生や、ブレーキタッチの微細な変化を抑制するため、インナーとアウターを連結するピン結合部にはあらかじめ強固なプリロード(テンション)をかけて製造されています。そのため、手動による力では遊び(ガタ)を感じられない設計となっています。
一方で、長距離のダウンヒルなどハードブレーキングによってアウターローター(パッドが接する面)が超高温に達した際、熱膨張によって発生する強大な熱応力をこのピン結合部が吸収・緩和し、ローターの横方向への歪み(波打ち)を物理的に防ぎます。
常温・通常走行時は一体型ローターと同等の高い剛性と静粛性を維持し、熱負荷がかかる状態においてのみフローティング効果を発揮する、ロードバイクの要求特性に最適化された独自のレーシングテクノロジーです。


