BRAKING 再始動!!

Made in Italy モーターサイクルの世界でも超一流の『BRAKING』が進化してついに日本上陸!
純正品では満足できていない方へ是非使ってほしい製品

前回のニュースでBRAKINGのヒストリーとウェーブローターについてご紹介しましたが、
今回はブレーキパッドとローターを実際に使用してみたインプレッションをお届け。

ブレーキの進化とお気に入り

最近のブレーキの進化は凄いです。過去には色々なブレーキを使ってきましたが、印象に残っているのはFORMULAとMAGURA。
最近はMTBでMAGURA MT-7を気に入って使っていました。
何と言ってもあのタッチ感とブレーキングパワーとコントロール性の高さ、最高ですね。

最近はロードバイクやグラベルバイク、E-MTBまでほぼ全てのバイクでディスクブレーキと言っても過言ではありません。
そんな中、満を持して登場したのしたのがBRAKINGです。

熱と汚れに強い!BRAKINGのローターとパッドが登場!!
安定したブレーキ性能。


STAGE 0 ローター

ステージゼロローターは熱膨張に対し非常に優れた特徴があります。
2ピース構造にすることで、ブレーキング時に高温になった際に熱膨張で起こる歪みを吸収できるのです。
取り付け部分はアルミで軽量化+放熱、外周部はステンレス。

STAGE 0のもう一つのとても大きな特徴として『セルフクリーニングシステム』があります。
これは劣悪なコンディションでのライド時にも安定したブレーキングパワーが得られます。

このシルバーの部分と黒い部分に段差が見えます。
これは表と裏で位置が重ならないようになっているのですが、走行時に付いてしまう汚れ(ブレーキダスト・ドロ・巻き上げるゴミ)をローターが勝手に排除してくれます。

特にリアブレーキには本当に有効なシステム。
走り終わった前後のホイルを見ると、リアホイルの汚れがひどいのが分かると思います。
前輪や走行風で巻き上げるのが大きな理由です。

ブレーキ部分はできるだけクリーンに保ちたいものです。

E-MTBはブレーキの負荷が高い
もちろんご用意あります

E-MTBでの使用も想定して開発しており、2.2mmも設定があります。
これは下り中心に遊ぶいわゆる『下り系』の方にもオススメ!
(2.2mm厚→下り遊び重視のMTBではこちらが有効。ラインナップは180mm/203mm/220mm)

前回作のセミフローティングローターでは煮詰め切れなかった「高剛性と軽量化」をSTAGE0では実現しました。


INCAS 2.0 ブレーキセット(発売予定)

冒頭でマグラ MT-7を気に入っていると言いましたが、そこから付け替えても満足できるブレーキ。

実際にギリギリまで使い込める現場としてはレースに出てみるのが一番だと思うので、早速試してきました。

MAGURA MT-7 → BRAKING INCAS2.0

ブレーキ本体・ローター(STAGE 0 180mm/2.2mm厚)・メタルパッドの組み合わせで、全てをBRAKING製で揃えました。
最初にパッドがローターに触れる瞬間はパツッと効くのですが、そこから小さい力でのレバーの握り込みでのコントロールがやりやすい!
パッドがローターに当たってから、タイヤがロックするまでの幅の広さがコントロール性の高さにつながっている感覚。

コントロール性と絶対的な制動力が超納得で、とても良いです。

制動力がいいということは…

  • ブレーキかける時間が短くなる

コントロールしやすいということは

  • 疲れにくくなる
  • タイヤをロックさせにくくなる
  • 安定したライドにつながる
  • 速く走ることにもつながる

あと、例えばローターで軽量化できればバネ下重量が軽くなるので、サスペンションの動きの良さにも繋がるので、良い事しかでてきません。

BRAKING STAGE 0ローター 180mm 2.2mm厚 →166g
MAGURA MDR-C CLローター →197g

さらに、これは人それぞれなので言うまいと思っていましたが、切削パーツで構成されているからこその圧倒的な存在感・高級感・ほんとかっこいい…
フィット面で優れていると感じたのが、手が小さい方でも、純正のままでかなりレバーをハンドルに近づけられるので、日本人にもとても合っています。

良いブレーキ=楽しいライドの準備

良いブレーキを付けると、バイク全体の雰囲気が変わります。
雰囲気というのは乗った時の感覚的な意味で。

乗っている感じも安心感というか、良い意味でブレーキを意識する必要がない感じというか。

良いものを付けるというのは、実は自転車を不安なく楽しむための準備なので、是非BRAKING、選んでみてください。