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自分のブレーキに合う
SRAMパッドは?
パッドの交換時期だけれど、どの形状が合うのか、どのコンパウンドを選べばよいのか分からない。そんなときのために、適合するパッドのサイズ、用途に合う素材、正しい交換方法を確認できるガイドをご用意しました。
確認したい項目へ進む
パッドの形状を確認する
SRAMのキャリパーには、それぞれに適合する形状のパッドが必要です。正しく取り付け、安全に性能を発揮するために、適合するパッドを選びましょう。SRAMパッドには、Small Asymmetric、Small、Medium、Large、Extra-Largeのサイズがあります。
適合するパッドは、Disc Brake Pad Identification Chartで確認できます。形状が分かったら、次の「コンパウンドを選ぶ」へ進んでください。
使い方のヒント キャリパーから古いパッドを取り外し、適合表の形状と比較してください。
上側から装着するパッドを取り外す
下側から装着するパッドを取り外す
シリアル番号で
キャリパーを確認する
古いパッドがなく形状を確認できない場合は、キャリパーのシリアル番号からブレーキのモデルを調べ、パッド適合表に記載されたモデルと照合できます。番号の位置は、Serial Number Locator Documentで確認してください。
シリアル番号は11桁で、キャリパーの底面にレーザー刻印されています。バイクの非ドライブ側から、リアキャリパーを下から見て確認します。汚れに隠れている場合は、乾いた布でキャリパーを拭いてください。
番号が分かったら、SRAM Serviceの検索欄へ入力します。モデルを特定し、そのコンポーネントに対応するサービスマニュアルを確認できます。
使い方のヒント
パッドやローターの制動面には触れないでください。手の油分がパッドに付着すると、制動性能が低下することがあります。
キャリパーを外して
シリアル番号を確認する
フレームやキャリパー、取り付け金具の組み合わせによっては、シリアル番号が見えず、キャリパーを取り外す必要があります。
使い方のヒント
ブレーキのサービスページをブラウザーでブックマークしておくと、次回の確認に便利です。
Avidブレーキの場合は?
Avidの旧モデル用パッドは、現在のSRAMのサイズ分類とは別になっています。基本的にはモデル専用ですが、JuicyとBB7は同じ形状のパッドを使用します。
Avidキャリパーに対応する旧モデル用パッドの品番は、次のとおりです。
Avid Juicy/BB7
- Quiet:11.5012.949.000
- Heavy Duty:11.5369.207.700
- Quiet Light:00.5315.001.020
Avid BB5
- Quiet:11.5369.300.500
2007–2010 Avid Code
- Quiet:00.5315.001.000
- Heavy Duty:00.5315.007.000
パッドのコンパウンドを選ぶ
コンパウンドは、金属製バックプレートに接合された摩擦材です。ローターと接触して摩擦を生み、バイクを減速・停止させます。
用意されているコンパウンド
SRAMのブレーキパッドは、大きくSinteredとOrganicの2種類に分かれます。それぞれに特徴があり、トレイルやロードでのブレーキの効き方に影響します。
バックプレートの色はコンパウンドによって異なります。Sinteredは銅色、Organicは黒・グレー・アルミ色です。古いパッドのバックプレートの色を、下の一覧と比較してください。
交換時は、現在と同じコンパウンドを選ぶことをおすすめします。異なるコンパウンドへ変更する場合は、ローターも交換する必要があります。詳しくは下の説明をご確認ください。
Sinteredパッドの特徴
メタリックパッドとも呼ばれるSinteredパッドは、コンパウンドに細かな金属繊維を含みます。急勾配が続く下りなど、耐熱性が求められる高負荷の用途に適しています。
幅広い条件で性能を発揮し、特に濡れた路面や泥の多い環境を得意とします。ベッドインにはより丁寧な作業が必要で、作動音が大きくなりやすく、効き始めの食いつきがOrganicほど強く感じられない場合があります。一方、温まった後は安定した性能を発揮します。
Organicパッドの特徴
Organicパッドは、有機素材と樹脂を混ぜた摩擦材を使うため、レジンパッドとも呼ばれます。濡れた路面や泥の多い条件を得意とせず、特にウェット時にはSinteredより摩耗が早くなる傾向があります。
一方、温まる前から安定した初期制動力を得やすく、作動音が小さく、ベッドインにかかる時間も短いという特徴があります。SRAMの多くのブレーキには、出荷時にOrganicパッドが装着されています。
コンパウンドを変更する場合
同じコンパウンドを使う場合は、取り付けの説明へ進んでください。異なるコンパウンドへ変更する場合は、ローターも同時に交換します。
ベッドインによって、ローター表面にはパッド摩擦材の薄い層が形成されます。この接触によって強い制動力を生むため、使用済みローターに異なる摩擦材のパッドを組み合わせると、異音や制動性能の低下につながる場合があります。
一般的に、Organicから同じOrganicへ、Sinteredから同じSinteredへの交換は可能です。ただし、同じOrganicでも組み合わせによっては、ローター交換が必要になります。
Quiet/Organic(黒いバックプレート)は、同じパッド、またはQuiet/Lightweight Organic(アルミ製バックプレート)へ交換できます。
Quiet/OrganicとPowerful/Organic(グレーのバックプレート)を切り替える場合は、どちらの方向でもローターを交換してください。
6ボルトローターを交換する
Center Lockローターを交換する
新品パッドの慣らし
新品のブレーキシステム、パッド、ローターには、慣らしが欠かせません。一定の手順で減速して制動面を徐々に温め、パッドの摩擦材をローターへ均一になじませる作業です。安定した効きと、異音の少ないブレーキングにつながります。
適切な制動力と一貫した操作感、静かな作動を得るために、SRAMが指定する手順で行ってください。所要時間の目安は約10分です。

