ロードバイクに最適なチェーンロックの選び方

ロード用のカギは軽量でコンパクトなものがいい

ロードバイク用の鍵を選ぶ際、多くの方が求めるのは 「軽量でコンパクト」 というポイント。

一般的にはワイヤーケーブルタイプを選ぶ人が多いものの、細いワイヤーは小型工具でも切断されてしまうケースがあります。
特殊構造で強度を高めたタイプもありますが、どうしても細いタイプは弱点が生まれがちです。

そこで候補に入ってくるのが 細身のチェーンロック
ここでは、軽量性と携帯性を両立しつつ、日常使用に必要な防犯性を確保できる「4mmチェーン」を中心に紹介します。


4mmチェーンとは?

細身チェーンの代表的な太さが 4mm(3.5mm の製品もあり)。
4mmチェーンの特徴は次の通りです:

  • チェーンでありながら 非常に軽量
  • 携帯しやすく、ポケットやサドルバッグ、ツール缶にも収まりやすい
  • 細いワイヤーロックよりも 小型工具での切断が困難

チェーンは“くしゃっ”とまとめられるため、コンパクトに塊として収納しやすいという意外なメリットもあります。


4mmチェーンは各社のボリュームゾーン

実は、ほとんどのメーカーが 4mm 前後のチェーンをラインナップとして多く展開しています。
これは 4mmが最も売れている“ボリュームゾーン”だから
強度そのものは、4mmクラスで大きな差が出にくいのですが、長く使い続けたときの信頼性には違いが出ます。


ABUS の強みは 「長期間、確実に使える安心感」

4mmチェーン自体は各社で大きな違いが出にくい一方、ロックの心臓部である シリンダー構造の耐久性 はメーカーによって差があります。
ABUS が評価されている理由は、まさにこの シリンダーの信頼性

  • 錆びにくい
  • 壊れにくい
  • 長期間、スムーズに動作し続ける

同じ塩水を吹きかけた実験でもABUSはシリンダーカバーが働き錆をブロック。

鍵は精密部品の集合体であり、屋外使用・高温多湿の日本環境では特に故障リスクが高いパーツです。
そうした状況下でも長く正常に動くという点で、ABUS は非常に高い評価を受けています。

松竹梅があるブランドは信頼できる

さらに ABUS は、4mm だけでなく 5mm、6mm、7mm…と細かく太さを刻み、4万円弱の10mmハイエンドチェーンロックまで幅広く製品を展開しています。

つまり、
「大量に売れる太さだけを作っているメーカー」ではなく、
「プロ向け・高強度モデルまで一貫した高い技術で作り込むメーカー」
この違いは、選ぶ側にとって大きな安心材料になります。
松竹梅があるブランドなのかを信頼性チェックの目安に。


もう少し強度が欲しいなら ― 角形4mmチェーンという選択肢
約2倍の強さに

丸形4mmよりもう一段強度を求める方には、角形4mmチェーンもおすすめです。
左が丸形、右が角形の断面。右の角形チェーンの切断強度は約2倍


参考:詳しい解説はこちら

重量と強度の比較

  • 1500/110(丸形4mm):360g
  • 4804/110(角形4mm):520g(+160gで強度約2倍)

160g の重量増で強度がぐっと上がるのと、他社にはこの選択肢がないので、携帯性と、防犯性としては一つ上の良い選択です。


まとめ

  • ロードバイクで携帯性と防犯性を両立したいなら、
    4mmチェーン(1500,1200シリーズ)が最適。
  • 小型工具による切断を避けたい人に特におすすめ。
  • 収納しやすく軽量で、日常使用に便利。
  • より安心感を求めるなら、
    4mm角形チェーン(4804シリーズ)という選択肢も◎
  • 長期間使うなら、シリンダー耐久性に優れた ABUS の信頼性が強み。

価格帯: 2,508円 – 2,992円 (税込)
この商品には複数のバリエーションがあります。 オプションは商品ページから選択できます
価格帯: 2,486円 – 2,992円 (税込)
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4,510 (税込)
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