あなたにピッタリの鍵は?ABUS BORDOの選び方

自転車の鍵につきまとう悩み

強ければ強いほど重たいかさばるということがあります。
チェーンロックやU字ロックなど、セキュリティレベルが上がるど、太くなり、嵩張り重たくなってしまいます。
「盗られたくないけど、持ち運びやすくしたい」という悩みには、過去多くの先人達が、多くの知恵を絞ってきています。

そして、ABUSの代表的存在とも言えるBORDOが生まれ、これは長く支持されているモデルとなっています。

フォールディングロック、ブレードロック、プレートロック等いろんな呼び方がありますが、プレートを連結させたロック。ABUSはBORDO(ボルドー)という名前です。

BORDOは、U字ロックのような強固なセキュリティを持ちつつも、コンパクトに持ち運びできるようにと考えられたのがフォールディングロックです。
鉄のプレートを連結させることで折り畳むことを可能にしたロック

Q. いつからこのタイプはあるの?
A. 2006年から

このBORDOが最初に生まれたのは2006年だそう。
プレートを連結するアイデア自体はすでに、その時にはあったそうですが、この形を製品として追求して、ラインナップまで展開していったのはABUSが初めてになります。
約20年経った今、モデルだけども12種類、カラーバリエーションまで入れると約30近いバリエーションにまでなっています。

今では、人気No.1に成長しつつあるロックです。

関節が弱い?

過去にこの形にチャレンジしたメーカーはたくさんありました。
ただ、この関節のリンク部分が弱点だったりするので、この形自体がネガティブに見られたこともありました。
ABUSには、その噂は当てはまらず関節部分も強くなっています。
もっと詳しく知りたい方は、下のリンクより。


BORDOシリーズについて

街でも見かけるあのロックはフォールディングロックで名前はBORDOというところまでは分かっても、その先、よくわからない番号が商品名に振られて、バリエーションも多数あるので分かりにくい!!

今回は、BORDOロックの選び方を今回ご紹介します!!
BORDOには多くのシリーズが存在し、そのモデル名に記載している英数字が呪文のように並んでいます。

例えば、

BORDO 6500KA/120 SH

さてこれはどんな鍵?

記号のような商品名ですが、まず抑えたいポイントはBORDO以降に続く4桁の数字。
この数字はBORDO全体で4種類あります。

この4種はプレートの種類の違いと思ってOK。

・6500シリーズ(LEVEL15)・6000シリーズ(LEVEL10)・5700シリーズ(LEVEL7)・6055シリーズ(LEVEL7)
・5.5mmスチールプレート(焼入れあり)
・ハイエンドでとにかく強い 耐切断15tとU字ロックと同じ水準
・5mmスチールプレート(焼入れあり)
・6500程ではないが、耐切断性が高い。
・切断リスクを下げたい場合はこれ以上がオススメ
・5mmスチールプレート(焼入れなし)
・BORDOシリーズの中では低価格。
・ただし、プレートに焼入れがないため耐切断性能は低くなる
・カラー展開あり。ABUSの通常ラインナップと異なる直線的なデザイン。
・5mmスチールフレームプレート
・BORDOシリーズで最軽量
・プレートではなくフレームなので軽いが耐切断性能は低くなる
※画像をクリックすると製品ページに移動します。

BORDO 6500KA/120 SH

ここの数字はロック(鍵かダイヤルか)が表記されています。
KがKEY(キータイプ)
ここがCだとCOMBO(ダイヤルタイプ)

BORDO 6500KA/120 SH

AはALARM(アラーム)機能付きの場合に付きます。

アラームのイメージ動画↓

BORDO 6500KA/120 SH

この番号はプレートの長さになります。
120cm、90cm、85cm、60cmのバリエーションがあります。
基本はプレート枚数が6枚。120cmモデルはプレートが8枚になります。

BORDO 6500KA/120 SH

最後のアルファベットは付属しているマウント。
SHはサイドホルダータイプで横から挟み込むタイプのマウントです。
STマウントはストレートタイプで上から差し込むタイプのマウント。

以上がざっくりとした選び方になります。


鍵を選ぶ判断材料

上でご紹介した、
・モデルナンバー
・ロックタイプ
・長さ
・アラームオプション

の4つでまずは自分のスタイルに合ったBORDOを選んでみてください。

また、その他の判断材料として、

■ディスクシリンダーとピンシリンダー

6500、6000シリーズはX-PLUSシリンダーと呼ばれる、ディスクシリンダーを採用していて鍵穴のパターンも億を超え、ピッキングが不可能と言われています。
その他のモデルは、一般的なピンシリンダーを使用していますが、それでもキーパターンは他社に比べて多くなっています。キーパターンは大量のロットを回せる

■重量

重量も持ち運ぶ上で重要な判断基準となります。

BORDOシリーズの中でも最高のセキュリティレベルを誇る6500シリーズですが、
頑丈が故に、重量は1kgを超えるため、普段の通勤・通学やよく移動する方には不向きかもしれません。

よく付け外しをする、移動頻度が高い場合は、もう少し軽量な6000シリーズや6055シリーズ等、
自身の使用頻度などに合わせてモデルを選んでいくと良いかと思います。


BORDOシリーズはスペアキー作成可能

BORDOのキータイプのモデルはすべてスペアキーが作成です。

そのため鍵をなくす心配がある方や、家族で共有したい方には、なおさらBORDOを選んで見てはいかがでしょうか?

スペアキーについては下記リンクをクリック↓

いかがでしょうか?
折りたたみができるBORDOでも様々なラインナップがあります。

自転車を新たに購入した方や既に鍵を持っている方も、
持ち運びやすさや、使用スタイルに合わせて、自分にピッタリのモデルを選んでみてはいかがでしょうか?

※リストをクリックすると拡大できます。

BORDO製品一覧

6500シリーズ

BORDO最強モデル。5.5mmの焼入れプレート&X-PLUSシリンダー

6000シリーズ

元祖BORDO。5mmの焼入れプレート。切断困難。

6055シリーズ(BORDO LITEシリーズ)

軽量、携帯性に優れる

5700シリーズ(U GRIP BORDOシリーズ)

モダンデザイン。カラバリも豊富