UA 33rpm でダウンヒルレース‥激しくクラッシュ!顛末やいかに?!

※重要:ライド中の転倒での破損は保証対象となります。最後までご覧ください。 それと、よほどの事がなければこんなことにはなりません。

お気に入りの場所

上に池があり、陽が出ていると休憩時間も暖かく気持ちいい、コースはトレイルっぽい雰囲気で大好きな会場です。

場所は兵庫県龍野市にある菖蒲谷森林公園。
菖蒲谷マウンテンバイク協会の方たちがフィールドの整備を行なっており、11月から3月までは毎月(12月はダウンヒルシリーズ)ショートダウンヒルを開催されています。

クロスカントリーライダーが中心となっているのですが、下りのコースも素晴らしく気持ちいい!
レース開催時には、受付横で常時お菓子と温かい飲み物も提供いただけて、ホッとできる感じ。
気軽に出られる雰囲気があるので、初めてダウンヒルレース出たいなって方は是非。

しかもこのフィールドを最大限活かして毎月コースが違うのがまた良いですね。
詳細はこちらから→http://tatunomtb.blog74.fc2.com/blog-entry-230.html#more

(3月の最終戦ではハードテールチャンピオン決定戦的なのをやるかもという情報をキャッチしています。)

さて、コトの経緯‥

12/9-10ダウンヒルシリーズの最終戦が兵庫県菖蒲谷森林公園で開催されました。
UA 33rpmで走って、土曜は予選で8位というリザルト。
納得のリザルトです。

日曜は決勝、「2.5秒縮めて表彰台乗る」という目標を持ちながら今できるベストを出してみたのですが、気持ちが先走ってしまいターンで早めに切り返してしまい、その先の木に激突して気を失い救急車で運ばれてしまいました。

(現地で助けてくださった方々、本当にありがとうございました!)

翌日バイクを見てびっくり‥
なんとしっかり曲がっていました。

全く覚えていないのですが、手前の木に空中でペダルを引っ掛けて、次の木にフロントタイヤから真っ直ぐ突っ込んだ状況。
フレームで吸収したとほぼ同時に肩から木に激突‥という感じ。

ポイントは
『破断せず(折れず)に、曲がって吸収してくれた』のが非常に良い

これはクロモリの粘りがしっかり出て、フレーム全体で衝撃を“吸収”してくれたのは明らか。
もし、これがアルミだったかと思うと少し怖いですね。

正直あのクラッシュで身体の方は脳震盪とムチウチで済んでよかったと思っています。

良いテストになりました

結果論ですが、良いテストができました。

フレームは販売するにあたり、工場で機械による破壊試験を行います。
もちろんそれをクリアしないと販売はできません。
そのテストをクリアしたフレームをしばらく乗って問題なければ、販売が開始されます。

33rpm(6th)に関しては、パイプを薄くしたり工夫を重ねています(→UA 33rpm詳細はこちら。)

ダウンチューブは内側にバテッドをかけていて、22年10月の試作フレームが上がってきてから以降色々な所を走って、負荷がかかるような走り方も散々してきましたが全く問題なし。

今回は曲がってくれたおかげで衝撃を吸収してくれて本当に助かりました。

BB下の大きめの穴

バラしたついでに覗いてみました。
マッドコンディションや洗車でフレーム内部に入った水や汚れが抜けるようにするため(通気も兼ねている)、BB真下に大きめの穴が開いています。

確認すると狙い通りに機能していて嬉しいです。

UAフレームは購入から2年保証がついてる

最初にも書いていますが、ライド中のクラッシュでのフレームの曲がりは保証対象です。

数点ご注意いただきたい事もありますので、以下ご確認を。
・正規販売店でご購入のフレームのみ対象
・ファーストオーナーのみ対象
・リプレイスエンドの破損は対象外
・基本的には現行モデルでのご対応となります
・色はご希望に添えられない場合があります

UA 33rpm、特にトレイルライドの相棒に、そして存分にライド楽しんでください!