BRAKINGの制動力が高い理由【ブレーキパッド編】

ディスクブレーキはディスクローターとブレーキパッドで制動します。
以前にBRAKINGのディスクローターがなぜ制動力が高いのかをご説明しましたが、今回はブレーキパッドについてご紹介します。

ブレーキングのパッドテクノロジー

BRAKINGのパッドは自転車よりも速いスピードをコントロールするモーターサイクルで培われた高い技術力により、

・スピードコントロール性
・制動力
・雨の日ノイズ低減

に優れます。

ブレーキングのウェーブ ローターシリーズとの併用がベストですが、
現在、自転車についているブレーキパッドをBrakingに変更するだけでも、アップデートされたブレーキ制動を得る事が可能です。

ブレーキングのブレーキパッドについて

ブレーキングのブレーキパッドは大きく「オンロード向け」と「オフロード」向けの2つに分かれています。

オンロード向けパッドの特徴

ハイスピード域でブレーキをかけた際、高温になるオンロードモーターサイクルのテクノロジーを踏襲したブレーキパッド。

オフロード向けパッドの特徴

激しい泥・泥水・汚れの中でも安定したブレーキ求められるオフロードモーターサイクルのテクノロジーを踏襲したブレーキパッド。

ブレーキング社のノウハウが詰め込められている

・ロードのディスクブレーキでは、10秒のブレーキで300度近くまでローターは熱を持つため、通常のパッドでは高熱になった時に制動力が落ちる。
・握った分だけブレーキがリニアに効く事を理想とし開発。「熱だれ」や「汚れ」、「水分」による制動低下を極限まで抑える。

モーターサイクルよりコンパクトで軽量を求められる自転車では、これらのノウハウを自転車の世界にフィードバックしています。

オンロード向け/オフロード向けどちらもイタリア製となっておりライド環境に合わせた特殊な配合がされています。

ブレーキパッドの種類

ブレーキングのブレーキパッドはレジンやメタルなど素材だけでなくライド環境に合わせた配合でモデルが分かれています。

もう少し詳しくそれぞれのモデルの特徴をご紹介します。

「すぐに使える」コンパウンドを使用しパッドの温度に関係なく性能を発揮しますが、金属成分が少なく高温になるような環境では適しません。

他社のレジンパッドとの違い 

  • コントロール性 →ガツンと効くのではなく柔らかいタッチ
  • 長い耐久性   →オリジナル配合(レジンだけでは消耗が激しいので寿命が短い)
  • ノイズ       →少ない

ロードバイク向けのブレーキパッドでプロのライダーと共同で開発されました。

オーガニックベースになっており高温を含むあらゆる温度で優れたブレーキ性能を発揮します。
ノイズが少なく濡れた路面でも安定したブレーキ性能が得られます。
 

名前の通りカーボンとメタル化合物で作られたパッドです。
ブレーキを積極的に使用できるように設計されています。

高温への耐性が高く、長い下りなどでの長時間ブレーキをかけていても制動力が安定します。
冷間時の噛みつきはオーガニックパッドに劣りますが、温度が上昇しやすいためすぐに良好なブレーキ感覚を得られます。

他社との大きな違い

指一本でもブレーキが効く
 ・コントルール性  →高トルクになっている時の効きが良い
 ・長い耐久性    →オリジナル配合(メタルだけでは熱で効かなくなりやすい)
 ・ノイズ      →少しでる

レジンとメタルの良いとこどりのようなパッド。
E-バイクや、MTBダウンヒルなど過酷な使用環境で優れたブレーキ性能を発揮するために開発されたコンパウンドです。

放熱性に優れあらゆる温度帯、重量、速度域。雨や泥などの過酷なコンディションでも制動力を発揮します。

ディスクローターについてはこちらから