タッチポイント(バイクとライダーとの接点)は、バイクの中で最も重要です。バイクに乗るライダーの快適さや安心感を左右するからです。バーテープ選びでは見た目が最も重視されるという事実を受け入れる一方、機能性にも優れていなければならないと、ENVEは考えます。バーテープを作る上で、ハンドルバーの開発に取り入れられた意図と合致するものを作ることが優先事項となりました。自社のパーツのデザイン精神と合致するバーテープを開発することにしたのです。
これはENVEの製品全てに言えることですが、私たちはまず目標を定め、一つひとつの項目を確実に達成できるようにします。そこで定めた目標は、次の通りです。
- 耐久性が高く、磨耗しにくい
- 濡れても滑らず、グリップする
- 機能性と見た目の融合
- まず、長持ちするバーテープを作ることから始めました。誰もが、あっという間に破れたりすり減ったりしてしまうバーテープを使ったことがあるでしょう。大きなレースやトレーニング中に解けようがすり減ろうが、いずれにせよ好ましいことではありません。ライドはすぐに台無しになり、自信を一気に失ってしまいます。ENVEでは、ライダーのほぼ全員がこのバーテープを使って来る日も来る日もライドに勤しみ、耐久性が高く、すぐには磨耗しないことを確かめました。裏地にシリコンを使い、強度と伸縮性の比率を適切に設けたこのバーテープは、簡単に巻くことができ、その際に解けたり破れたりすることがありません。
構造と素材を幾度となく変えてテストを重ね、この目的を達成しました。

2. バーテープが水や汗を弾き過ぎると、滑りやすくなり、しっかりと握れなくなります。反対に、水分を吸収し過ぎると、ふやけて重たくなり、より早く磨耗してしまいます。そこで耐水性と吸水性のバランスが求められました。多くの素材や厚さと、濡れた手で握った感覚を確かめる作業は、ENVEの基準を満たしたバーテープを評価する上で欠かせませんでした。最終的に、厚さを3mmとし、グリップ力を保ちつつ、耐水性と吸水性を見事なバランスで実現する素材と構造を選びました。

3. 耐久性や耐水性と吸水性のバランスが決まってからも、バーテープがロードとグラベルで適切な感覚を手に伝えるよう、設計する必要がありました。快適過ぎると、バイクと路面の様子があなたにしっかり伝わりません。路面変化を手で感じられなくなると、その変化に合わせて走ることができなくなります。これが結果的には自信の喪失に繋がります。ENVE バーテープは、2つの方向に巻くことができ、大きいロゴと小さいロゴが別々の方向で異なる握り心地を生み出します。このデザインを厚さ3mm、全長250cmで50cm幅のハンドルバーに巻けるよう作り、ライダー一人ひとりに適した握り心地と、ドロップバー搭載のバイクに似合う外観を実現しました。
まとめると、バイクとの接点は、ライドの体験を大きく左右します。ENVEのハンドルバーテープは、高い耐久性と巻きやすさを実現しつつ、天候や路面を問わず、バイクを安心して操作できるようにします。ひいき目に見ても、ロゴの向きを変えられるデザインは、とてもオシャレではないでしょうか?



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