
前回のニュースで登場した「普段はマウンテンバイクライドを楽しむ スタッフ」です。
週末ライドのほとんどはマウンテンバイクですが。
ロードバイクも持っており、eeSilkステムを付けてから特に通勤でロードに乗るようになってきました。
いつも思っていたのですが‥
ロードバイクに乗っているとき
”路面のガタガタ”怖くないですか?!
怖いけどロードバイクだし仕方ないよね‥こんなもんだよね‥
とか諦めていませんか?
いや、乗り慣れていないだけと言われればそれまでなのかもしれませんが、でもガタガタ怖いですよね‥
正直、ロードバイクへの思いが強い方ほどこの手のパーツは邪道だとか思われる傾向があるかもしれません‥
が、
怖い思いをされている方へサスペンションステム『eeStem』は救世主になれます!
前回インプレ後、本当に気に入ったのでずっと使用継続中。
装着しているのはロードバイク。
eeSilkステム装着前、実は本当にストレスだったのは、平地でも下りでもスピードが出てきた時にやってくる急でキツめのガタガタ。
あとは突然何か踏んで弾かれそうになるやつ。
油断すると手が離れそうになって、遭遇したら耐えるしかない恐怖。
このキツいガタガタの「角」が取れる感じが最高です。
↑これが最大の気に入ってるポイント。
これによって
・目線がブレない
・自転車を操る余裕が生まれる
もう一つのお気に入りポイントは”シッカリ感”
前回も書きましたが、ダンシング時は左右に振るのでストロークはほぼしません。
ハンドルクランプ幅42mm
ピボット部分もステム幅目一杯
なので、捻れる感覚がほぼありません。
普通のステムと変わらない感覚。

軽量=223g/90mm
内側もしっかり削られています。


本当にシンプル。
正直、快適なライドを約束してくれるパーツです。
自分からゴリゴリ漕いで積極的にスピードを出していくような方にはもしかすると合わないかもしれません。
ただ、自転車への悩みがeeStemで解決する方は本当に多いと思う。
グラベルバイクにつけるのは良いに決まっている。
けど、あえてのロードバイクへの提案。
付けてみて思ったけど、こんなところに悩みを解決できるパーツがあったなんて!
是非お店にの方に相談してみてください。
〜 ここからは前回と同じ内容です。おさらいに。 〜
ee silkステムの特徴
・オンロードでもオフロードでも小さな振動は0になり上半身が楽
(と言っていたが、本当は大きなギャップの角がとれてマイルドに感じることの方が大きなメリットかもしれません。6/23追記)
・サスペンションフォークなどで感じるパワーロスをほとんど感じない
・ストローク時にハンドルのリーチ・ポジションなどで動きが変わる
20mmのストロークが疲れを大幅低減
シンプルでトラブルの心配無用 硬さ調整も可能
シンプルなので、インストールしてGO! 硬さ変更のエラストマー交換は、4mmアーレンキー1本のみで可能!


テストインプレッション
今回 普段から自転車を楽しむ社内スタッフ3人がee silkステムをテスト。レベルや好きなジャンルが違う3人がどう感じたか….

普段はマウンテンバイクを楽しむスタッフ
ロードバイクも持っており、メインは約1時間の通勤ライド、たまに週末に乗るくらい。
スピードは確かに早くて満足しているが、ちょっと荒れた路面のハンドル周りのガタガタがストレスで疎遠になっていた。やはり自転車は速さと快適さのバランスだと思う。
動きすぎるのでは…と心配される声を聞きます。
早速装着して使ってみました。
このステムはあくまでも走行中の路面からのショックに対して動くものなので違和感は全くないと言っていいと思います。
⚫︎ハンドルが上下にぶれない
⚫︎視線が安定する
装着したらスタンディングしてブラケットの先を持って真下に押さえると動きをしたくなりますが、実際の走行中はそういう状況にはならないです。
もう一つ心配だったのが、ダンシング。
登り坂でダンシングをしてみましたが、その時の動きはステム部分に上下の動きではなく、斜めに捻る動きになり、意外と動かず自然なフィーリング。
正直、極端にスピードを求めたりしない限り、快適なライドを約束してくれるし、コンプライアンス スイッチの有無はそれぞれの乗り手の使い方に合わせてチョイスが良さそう。(ちなみに私はCS無しでよかったと思っている。)
今回のステムを装着で、快適になったので、ロードライドも楽しんでいこうと思う。
グラベルの大会にここ数年で頻繁に出場する スタッフ
グラベルの大会にここ数年で頻繁に出場するようになり、手の疲労軽減やバイクコントロール向上のため、EE SILK STEMを導入しました。
グラベルの走行区間が20キロを超えるようなライドになると、腕や肩、首へのダメージが大きくなるが、EE SILK STEMを導入したことで体へのダメージは格段に軽減されました。
先日のグラベルレースでも、グラベルの走行区間が40km、大きい砂利が混じった道でしたが、100%EE SILK STEMのおかげといっても過言ではないほど、楽に感じました。
普段が使用している、通常のEE SILK STEMはダンパー切り替えレバー付きモデルで、オンロードでの区間は[FIRM]グラベルセクションでは[SOFT]と切り替えができるので、オンロードでのもがく際などでは重宝するな。と感じていました。
ただ、100キロを超えるようなレースとなると、もがくようなシチュエーションも少なくなり、長距離になるとハンドル周りにバッグやGPSをつけるため、手狭になってくることがあります。今回のようなレバー無しのモデルであれば、サイクルコンピュータをステムの上に取り付けることができ、ハンドル周りの拡張性が向上するかと思います。
オンロード、グラベルを繰り返すようなシチュエーションではレバーあり、長距離であればレバー無しという選択もありだと感じました。


ロードバイクメイン たまにグラベル(初心者) スタッフ
今回ロック構造ありのステムとロック構造無しのステムを同じエラストマー(ソフト)同じステム長で乗り比べ。
乗り始める前はハンドル周りという事もあり、不必要に動きすぎることを心配していましたが走り始めると意外と動かないが路面の凹凸などには対応して動きます。動き方は路面からの衝撃にはハンドルが下に動くというよりか、ハンドルの高さを一定に保つような動きをするため乗っていてサスペンションのような違和感を感じない。違和感どころか路面からの衝撃を吸い取るので荒れたアスファルトも綺麗に舗装されたアスファルトのような走り心地に変換してくれるような感覚です。
上りでのダンシングもさほど動ず、加速のためのダンシングでなければ気にならないほどの動きです。
ロック構造がある場合、完全にロックされるわけではないですが、動きは最小限に抑えられるので舗装路などあまり吸収しなくていい場面ではロックさせることによりスピードを出しやすい。しかし、慣れていないこともありダートに入った場面や道が荒れている時など、今ロックされているのかフリーなのかがとっさに分からず少し考えてしまったり、フリーにし忘れてしまうなど考えることが増える気が….。
逆にロック構造がない場合、ブラケットを持ったエアロポジションで前乗りをした場合、少し体重がかかり動いてしまいました。
しかし、切替を考える必要がないのでどんな場面でも走りに集中しやすいです。
また普段グラベルバイクでフォークコラムにサスペンションが内蔵されている物を使用していますがトラベル量を超える衝撃がある場合サスペンションの底を着く感覚がありましたが、このステムは衝撃をエラストマーが吸収する構造のため強い衝撃でも底に当たる感覚がありません。
同じサイズ同じエラストマーでもハンドルのリーチが長くなればソフトに動く感覚。短ければハードな感覚となる印象です。
ポジションとして動きが分かりやすいのは可動部から前方に離れているブラケット。その次に上ハン。下ハンを持つ場合ステムの動きを抑え込む方向に力がかかるのであまり動きませんが路面の振動はやはり吸収してくれています。
レースに出るや、スピードを求めている方には合わないかも知れませんが、「長距離やダートを楽に乗りたい」と思っている方には気に入ってもらえるステムです。

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EESILK STEM WITHOUT CS¥34,760 (税込)
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EESILK STEM WITHOUT CS¥34,760 (税込)
CANE CREEK eeSILK STEM C/S無し SPEC
長さ | 80mm / 90mm / 100mm |
ストローク | +20mm |
重量 | 219-235g |
ステムクランプ径 | φ31.8mm |
スタックハイト | 49mm |
アングル | -6deg |
プライス | 34,760円(税込) |

交換用エラストマー
EXTRA SOFT / SOFT / MEDIUM / MEDIUM-FIRM / FIRM
2,970円(税込)