ブレーキのパッドに種類があるのを知っていますか?
実はパッドの種類によって「止まり方」や「コントロールのしやすさ」などの特性が大きく異なり、自分のライドシーンに合ったものを選ぶことで、走りの快適性や安心感がガラリと変わります。
今回は、パッドの基本構造からBRAKING(ブレーキング)が誇るコンパウンドの違いと選び方を詳しく解説します。
■ブレーキパッドの構造と仕組み
パッドは一見すると1つのパーツに見えますが、大きく2つの部分で構成されています。
ブレーキを握ったとき、ローターを挟み込んで車体を止めるのがこの「ライニング」です。ライニングに含まれる素材(コンパウンド)の配合の違いによって、ブレーキの効き味や耐熱性、静音性が決まります。
■BRAKINGは走りに合わせて4つのコンパウンドを展開
BRAKINGでは、レジンとメタルの長所を融合させたり、プロのレース環境に特化させたりすることで、4つのコンパウンドをラインナップしています。
実はBRAKINGのパッドは、ロード/グラベル用(フラットマウント形状)とMTB用(ポストマウント形状)で設定されているコンパウンドの種類が異なります。
ロードバイク・グラベルロード向け
ロードやグラベルでは、タイヤのグリップ力とスピードコントロール性、静音性に優れたオーガニックベースの2種類が用意されています。
【特性】
樹脂ベースでローターへの攻撃性が低く、低温時から滑らかに効きます。最も静音性に優れています。
【おすすめシーン】
・街乗り、平坦メインのロングライド、ツーリング
・ブレーキのキリキリとした音鳴りを抑えたい方
【特性】
オーガニックの「滑らかなフィーリング・静音性」をベースに、プロレースのハイスピードや長時間の制動に耐えられるよう高耐熱化されたモデル。
【おすすめシーン】
・ロードレース、ヒルクライムからの長い下り坂
・Shimano GRXやSRAM RED等のグラベルロード全般
・雨天での走行や、高速域からの安定感を求める方
MTB(マウンテンバイク)向け
過酷な熱負荷、激しい高低差、泥や砂利が牙をむくMTBには、タフで強力なストッピングパワーを持つハード系コンパウンドが用意されています。
【特性】
金属粉末(メタル)にカーボン繊維を配合。強烈な制動力と高い耐熱性を持ち、長時間のハードブレーキングでも熱ダレ(フェード)しません。
【おすすめシーン】
・トレイルライド、マッド(泥)コンディションの走行
・車重があるバイクや、急な下りをアグレッシブに攻めるライダー
【特性】
オーガニックのコントロール性とカーボメタリックの超高耐久・耐熱性を高次元で融合させたフラッグシップ。極限状態でも初期性能が変化しません。
【おすすめシーン】
・DH(ダウンヒル)、エンデューロ競技、E-MTB
・どんな過酷な環境でも最高のストッピングパワーと扱いやすさを両立したい方
まとめ:自分のキャリパーと用途に合わせて最適解を選ぼう!
装着規格とライディングスタイルに合わせたおすすめのコンパウンド一覧です。
| 装着規格・ジャンル | パッドコンパウンド | 特徴・こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| ロード / グラベル (フラットマウント) |
Organic | 街乗り・静音性重視 |
| ロード / グラベル (フラットマウント) |
Race Pro Tour |
ロードレース&グラベル |
| MTB/グラベル (ポストマウント) |
Carbo-Metallic | トレイル・マッドコンディション |
| MTB (ポストマウント) |
Race World Cup | MTB・DH・E-MTB (極限下での最高峰) |
ブレーキパッドそれぞれの特性と自身のキャリパー規格を理解して選ぶことで、レバーを握った時のフィーリングが格段に良くなり、レースや過酷な下り坂での大きな安心感に繋がります。
愛車のブレーキをアップグレードしたいときは、ぜひ自分にぴったりのコンパウンドを選んでみてください!


