チューブレスタイヤを運用する上で、大切なのがシーラントの定期チェックです。
「一度入れておけばずっと安心」というわけではなく、シーラントは時間が経つと徐々に乾燥していきます。
完全にシーラントが乾ききるとこのような状態に。↓

Muc-Off(マックオフ)のシーラントの場合、推奨される補充・交換サイクルは2ヶ月〜6ヶ月です。
では、もしシーラントが完全に乾いた「カラカラ」の状態でパンクしてしまった場合、後からシーラントを継ぎ足せば穴は塞がるのか? 実際に検証してみました。
【検証】カラカラ状態でパンク!シーラントの継ぎ足しで復活するのか?
今回は、実際のライド中に起きた以下のシチュエーションで検証を行います。

【パンクの状況と環境】
- シチュエーション:峠の下り坂を走行中、小石を踏んでスローパンク
- タイヤ:コンチネンタル GP5000 30c
- 使用シーラント:Muc-Off ROAD&GRAVEL SEALANT(半年間補充なし)
- 穴の状況:トレッド面に約2mmの外傷

完全にシーラントが乾ききり、空気が抜け出てしまう状態から作業を開始します。
1. シーラントの注入

半年以上補充しておらず内部が乾いているため、30cタイヤの規定量である70mlをそのままバルブから注入します。
2. 空気圧調整とホイールの回転

規定量のシーラントを注入後、フロアポンプで空気を入れ、シーラントがタイヤ全体に行き渡るようホイールを回転させます。
3. 結果
空気を入れて回し始めると、パンク穴から一瞬だけシーラントがじわっと滲み出ましたが、瞬時に穴が塞がり空気漏れが止まりました。

その後、実際に外を走行してみましたが、穴が走行中に開いてしまうこともなく、問題なく走行を継続できました。
検証結果:完全に乾いた状態でのパンクであっても、シーラントを適量継ぎ足すことで穴を塞ぎ、正常な状態へ復活させることが可能。
出先でのトラブルを防ぐ!ライド前「1分」でできる残量チェック法
今回の検証では無事に塞がりましたが、出先で「いざという時にシーラントが乾いていて穴が塞がらない…」という事態は避けたいところです。
ライド前に1分でできる簡単な残量確認手順を紹介します。

用意するもの
- HEY DIP STICK(シーラント残量チェッカー)
- または 2〜3mm程度の細い棒(アーレンキー/六角レンチでも代用可)
チェック手順
- ホイールのバルブを一番下に移動させる。
- バルブコアツールを使ってバルブコアを外す。
- バルブの穴から奥まで棒を差し込み、引き抜く。
- 棒の先端に液状のシーラントが付着しているか確認する。

棒に液体のシーラントがついてこない場合は、内部が完全に乾燥しているサインです。すぐに規定量の補充を行いましょう。
まとめ:定期的な管理がトラブルフリーなライドを作る
チューブレスの防パンク性能を100%発揮させるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。


- 3ヶ月〜6ヶ月に1回はシーラントをチェック・補充する
- 前回の注入日や走行距離をメモに残しておく(スマホのメモやシールで貼付け)
「最後にシーラントを入れたのがいつか思い出せない…」という方は、ぜひ今週末のライド前に1分間のシーラントチェックを試してみてください。
購入はこちら
あわせて読みたい記事


