ライド、トレイルをしている上でパンクはつきものです。
チューブレスシーラントを入れていたとしても、
「シーラントが乾いていたor量が少なかった」や
「穴があく場所が悪かった」などで、完全には塞ぎ切らない場合があります。

そのため、ライドやトレイルに行く際は、常に塞がり切らなかった時の対処方法を備えておく必要があります。
穴が空いてしまった時の対処方法
シーラントでは塞がらない穴が空いてしまった時、迷わずチューブを入れていませんか?
確かにチューブを入れた方が確実にパンク修理できますが、チューブを入れるとなると
シーラントで手がベタベタになりながら入れる必要があり、帰宅後にタイヤを交換する際もとても厄介です。

「できるならばチューブを入れず、手を汚さずに対処したい。」
そういった時に活躍するのが、パンクチャープラグツールです。
シーラントでは塞がり切らない時の次の手段
穴が空いた時の修理方法は主に3つ
・追いシーラント
・パンクチャープラグ
・チューブを入れる
山の中や人気のない場所ではパンクに限らず対処方法はできるだけ多く持っておいた方が良いです。
チューブは最終手段にとっておいて、まずは追いシーラントorパンクチャープラグで塞がるか試してみましょう。
Muc-Offパンクチャープラグツールラインナップ
チューブレス製品
パンクチャープラグの使い方
パンクチャープラグはニードル(左)を使って穴にタイヤワーム(右)を差し込んでパンク修理をします。


ニードルには2種類の機能があり、
タイヤワームを差し込むだけでなく、空いた穴の形を整えるリーマーの役割もあります。

1.ニードルを差し込みリーマーで穴の形状を整える

ニードルをローレット加工(ヤスリ状になっている部分)まで差し込み、回転させて穴を整形します。
穴を整えることで、タイヤワームとシーラントがしっかりとタイヤに密着し、抜けにくくなります。
2.タイヤワームをニードルにセット

ニードルの先端にタイヤワームを中央まで通してセットします。

タイヤワームは大中小あり、穴の大きさに合わせて使い分けます。

3.ニードルを奥まで差し込む

ニードルを突き刺す時、勢いよく差し込んで、リムテープを傷つけないように注意してください。

斜めから入れると、突き刺すリスクを減らせます。
タイヤワームは、奥まで差し切らず、5〜8mm程度残してください。

最後に穴を押さえながら慎重にニードルを抜きます。

ニードルを抜く時に先端からワームが抜け、ワームタイヤ側に残ったら成功です。
※一気に抜くとワームが先端から抜けずに戻ってしまいます。

差し込んだ後、穴の付近にシーラントが回るように回転させるとより機密性が保たれます。

パンクチャープラグはタイヤの中央〜ある程度のサイドカットまで対応します。
リム打ちパンクのビード付近の穴は、機密性が保持しづらくなるため、その場合はチューブをいれて対応しましょう。

タイヤワームにはあらかじめ接着剤が塗布されており、
穴に差し込むと、タイヤにくっつき、大部分の穴を埋めます。
その後、細かな隙間はシーラントが補強します。
新登場!! コンパクトに収納できるパンクチャープラグ
PRECISION TUBELESS REPAIR CAPSULE
プレシジョン チューブレス リペアカプセル
カプセルで必要な分だけプラグを格納でき、コンパクトに収納できるプラグツール。

組み合わせることでカプセルがグリップとなるため、力が入れやすく、使い勝手が良いのが特徴です。

ローレットとアルマイト処理が施されたボディにラバーグリップが装着され、よりグリップ力が高くなっています。

付属のポーチで持ち運ぶもよし、カプセルだけで最小限で忍ばせるもよし、使いやすい一品です。


ツールに何を求めるかによって選べる3タイプ
マックオフには3タイプのツールがあります。
Muc-Offパンクチャープラグツールラインナップ
チューブレス製品
出先で素早く対処したい場合は、T型のTUBELESS REPAIR KIT

3つの中では最も大型にはなりますが、組み立てる必要がないので、いち早く修理ができます。
コンパクト重視ならPRECISION TUBELESS REPAIR CAPSULE

最もコンパクトに収納でき、バックポケット、エッセンシャルケースなどに簡単に忍ばすことができます。
バーエンドに収納して見た目もおしゃれなSTEALTH TUBELESS PUNCTURE PLUG

バーエンドに収納ができるモデル。
カラーラインナップも多く、装飾としても◎

普段修理キットを持ち運ばないライダーにも、お守り替わりとしても有効です。
まとめ: チューブを入れる前にまずは試して!!
チューブは本当の最終手段に。
山の中では対処できる手数が多い方法が有利。
チューブ+パンクプラグを常にセットで常備し、なんとか帰ってこられるよう、備えましょう!!

穴が空いた時の対処する順番は、
1.追いシーラント
2.パンクチャープラグ
3.チューブ
対処できる数を増やしてライドを楽しみましょう!!
紹介したアイテム
チューブレス製品
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